FLY ONプログラムでJAL上級会員!FLY ONプログラム完全ガイド

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※このコラムは最終更新日から6年以上が経過しています。掲載されている情報が最新ではない場合があります。

 

「JALの上級会員ってどうやったらなれるの?」

「FLY ONプログラムってなに?」

 

年間に一定以上のフライト実績を積むことで獲得することができる、航空会社の上級会員資格。

 

その中でも、やはり国内航空会社・JALの上級会員資格を取得したいと言う方は多いのではないでしょうか。

 

JALの上級会員資格は「FLY ONプログラム」によってサービスステイタスが設定され、VIPラウンジ利用などの様々な特典をうけることができます。

 

今回は、FLY ONプログラム完全ガイドとして、JALの上級会員資格の取得方法を解説していきましょう。

 

FLY ONプログラムとは?

JALの上級会員資格は、FLY ONプログラムでの年間のJAL航空便の搭乗実績によって付与されます。

 

FLY ONプログラムでは3種類のサービスステイタスがあります。

 

クリスタル
サファイア
ダイヤモンド

 

宝石のランク付けと同じく、サービスステイタスの中でもダイヤモンドが最も上位の会員ランクとなります。

 

ただし、下位ランクのクリスタルでも上級会員の取得のハードルは決して低くなく、それだけに特別な特典が用意されています。

 

JALの上級会員資格は、年間を通してJAL航空便をしっかりと利用した方だけに与えられる、特権としての資格となります。

 

上級会員と通常会員では、まったくと言って良いほどJAL航空便利用の際の快適度が変わってきますので、価値あるJALの上級会員資格を目指してみるのも良いのではないでしょうか。

サービスステイタスの特典

JALの上級会員の特典は、FLY ONプログラムで適用されるサービスステイタスのランクによって大きく変わってきます。

 

ここでは、それぞれのランクで受けることができる特典を一覧にしてご紹介していきましょう。

 

  ダイヤモンド サファイア クリスタル
専用予約デスク
優先キャンセル待ち
国内線前方座席指定サービス
国際線前方座席指定サービス
国内線先行予約サービス
国内特典航空券先行予約
専用カウンターチェックイン
JALファーストクラスラウンジ
ダイヤモンドプレミアラウンジ
サクララウンジの利用
国際線の優先搭乗
国内線の優先搭乗
ボーナスマイル 100%〜130% 50%〜105% 25%〜55%

 

ダイヤモンド会員の場合は上記の特典に加えて、

 

ダイヤモンド・プレミア専用保安検査場
ダイヤモンド特典航空券
マイル有効期限の廃止

 

など、様々な特典が用意されています。

 

特に、通常36か月のマイルの有効期限が廃止になるのは大きなメリットになりますよね。

 

ダイヤモンド会員のサービス期間中に取得したマイルは有効期限が無期限になり、ダイヤモンド会員資格を喪失した場合には資格喪失時点から36か月が有効期限となります。

 

また、ダイヤモンド特典航空券では、マイルを使った特典航空券の交換の際に特典席に空席がなくても、一般席に空きがあれば特典航空券を交換できる反則のようなサービスです。

 

ダイヤモンド特典航空券の交換の際には、通常の特典航空券の交換の2倍のマイルが必要となりますが、希望する日程・路線で特典航空券を利用できるのは大きいですよね。

 

このように、上位のステイタスになるほど、特別なサービスをうけることが可能となっているのですね。

JALのVIPラウンジ・サクララウンジとは?

JALの上級会員の中でも、サファイア/ダイヤモンド会員の方のみがJALのVIPラウンジ「サクララウンジ」を利用することができます。

 

空港ラウンジには、カードラウンジとVIPラウンジがあり、VIPラウンジではファーストクラスの利用者、または上級会員の方しか利用することができません。

 

また、空港VIPラウンジを含む、世界1,000か所以上のラウンジを利用できるプライオリティパスでも、サクララウンジは利用不可となっています。

 

サクララウンジを利用することができるのも、JAL上級会員の方の大きなメリットとなっているのですね。

サクララウンジの設備

サクララウンジはVIPラウンジと呼ぶにふさわしく、ラウンジ内も広く、インテリア・シートも上質な作りになっています。

 

サクララウンジでは、

 

フリードリンク
軽食
アルコール類
無線LAN
コピー・ファックス
新聞・雑誌

 

などのサービスが提供されており、航空機の到着までの上質な時間を過ごすことができます。

 

また、サクララウンジではバーカウンターやダイニングスペースも用意されており、成田・羽田のダイニングスペースでは名物の「JAL特製ビーフカレー」を食べることができます。

 

 

JAL特製ビーフカレーは、大ぶりな牛肉がふんだんに使われた本格派で、ラウンジでカレーを食べすぎたために豪華な機内食を残してしまう方もいるほど!

 

JALの上級会員資格を取得したら、一度味わってみてくださいね。

 

ここに注目!

サクララウンジは、前述のとおりファーストクラス利用客・または、サファイア/ダイヤモンドのサービスステイタスをお持ちの方だけが利用できるVIPラウンジです。

 

ただし、いずれの条件にも当てはまっていない方の場合でも、サクララウンジを利用できる方法があります。

 

20代の方はCLUB-ESTを取得
法人カードのJALオンラインを利用する

 

20代の方限定で利用できるCLUB-EST、またはJALオンラインを利用すると、特典としてサクララウンジの利用クーポンを獲得することができます。

 

プラチナカードを持っていても利用できないサクララウンジを利用できる方法となりますので、活用してみてはいかがでしょうか。

 

サクララウンジが利用できる空港

サクララウンジを利用することができるのは、

 

成田空港
羽田空港
中部国際空港
関西国際空港

 

4つの空港となっています。

 

また、サクララウンジは国内だけではなく、ホノルル・ニューヨーク・ロンドンなど、海外主要空港にも設置されています。

 

海外のサクララウンジでも、日本語を話せるスタッフが常駐しているほか、日本語の新聞・雑誌が閲覧可能となっており、海外であることを忘れてしまいそうです。

 

海外旅行・出張の際にも、旅先で日本語を聞くことができれば安心することができますよね。

 

日本の航空会社のラウンジならではのサービスと言えるのではないでしょうか。

サービスステイタス取得の条件

JALの上級会員のサービスステイタス取得のためには「FLY ONポイント」の獲得、またはJAL航空便の搭乗回数で判定されます。

 

FLY ONポイントとは、JAL航空便・提携航空会社のフライトでJALマイルとは別に貯まるポイントです。

 

特典航空券に交換できるマイルとは違い、FLY ONポイントはポイントとして利用することはできず、あくまでもサービスステイタス判定のためのポイントとなります。

 

サービスステイタスは、毎年1月〜12月までのFLY ONポイント・JAL航空便の搭乗回数で、翌年のランクが設定されます。

 

クリスタル

FLY ONポイント30,000ポイント獲得、
または、30回(うちJALグループ便15回以上)の搭乗、かつFLY ONポイントを10,000ポイント以上獲得

 

サファイア

FLY ONポイント50,000ポイント獲得、
または、50回(うちJALグループ便25回以上)の搭乗、かつFLY ONポイントを15,000ポイント以上獲得

 

ダイヤモンド

FLY ONポイント100,000ポイント獲得、
または、120回(うちJALグループ便60回以上)の搭乗、かつFLY ONポイントを35,000ポイント以上獲得

 

このように、FLY ONポイントの獲得、または搭乗回数とFLY ONポイントの獲得でサービスステイタスが判定されます。

 

FLY ONポイントはJAL便・または提携航空会社のフライトでしか貯めることができませんので、JALの上級会員になるためにはとにかく飛行機に乗りまくるしかないのですね。

FLY ONポイントの貯め方

FLY ONポイントは、JAL便・または提携航空会社のフライトで貯めることができます。

 

FLY ONポイントの計算方法は「フライトマイル×FLY ONポイント換算率+ボーナスポイント」となっており、フライトマイルが基準となっています。

 

ですので、区間マイル・利用クラスによって大量のマイルが貯まるフライトの場合の方が、より多くのFLY ONポイントを貯めることができます。

 

フライトマイルをFLY ONポイント換算率に乗じて計算されますので、換算率も重要となってきます。

 

日本国内線:2倍
JAL便のアジア・オセアニア線:1.5倍
上記以外の国際線:1倍

 

このように、日本国内線が換算率は2倍と、最も有利になっています。

 

さらに、フライトの運賃などによって加算されるボーナスポイントを加えて、1回のフライトで貯まるFLY ONポイントが計算されるのですね。

 

目安としては、東京-大阪間の普通運賃でのフライトで得られるFLY ONポイントは1,000ポイントとなっています。

 

路線ごとのFLY ONポイントの獲得シミュレーションは、JALのホームページで調べることができます。

JAL上級会員資格を取得したらワンワールドでも特典あり!

JALで上級会員のサービスステイタスを取得すると、JALの加盟する航空アライアンス「ワンワールド」のエリートステイタスの資格も取得することができます。

 

JALサービスステイタス ワンワールドエリートステイタス
クリスタル ルビー
サファイア サファイア
ダイヤモンド エメラルド

 

JALで取得したサービスステイタスに応じて、ワンワールドのエリートステイタスのランクも変わってくるのですね。

 

ワンワールドのエリートステイタスでは、サファイア以上のランクになると、ワンワールド加盟航空会社のVIPラウンジを利用可能となります。

 

国内でも、成田空港に設置されている、

 

キャセイパシフィック航空
アメリカン航空

 

のラウンジを利用することができるのですね。

 

ワンワールド加盟の航空会社が利用できると、特に海外旅行の際には非常に便利に利用することができます。

 

さらに、優先搭乗・優先チェックインなどのサービスを利用することが可能となりますので、JALの上級会員を取得したらワンワールド加盟の提携航空会社も活用したいですね。

JGCで上級会員ステイタスを保存しよう!

JALの上級会員の判定は1年間の搭乗実績となっていますが「JALグローバルクラブ(以下 JGC)」に登録することで、上級会員のステイタスを維持することができます。

 

上級会員のエリートステイタスを取得しても、1年間のFLY ONポイント・搭乗回数が基準に満たない場合、翌年にはステイタスを失ってしまいます。

 

上級会員であり続けるためには、毎年ステイタスの基準を満たす搭乗実績を積む必要があるのですね。

 

ただし、サファイアランク以上のサービスステイタスを取得した方は、JGCを取得することができます。

 

JALの特別なクレジットカードであるJGCでは、

 

優先搭乗
優先チェックイン
サクララウンジの利用
ワンワールドのサファイアランクの取得

 

など、JGCを持ち続けている限り、JALのサファイアランク相当の特典をうけることができます。

 

ですので、JALの上級会員を目指している方は、とにかくサファイアランクを目指し、JGCを獲得することが「JGC修行」とも言われ、ひとつの目標となっているのですね。

20代の人はCLUB-ESTでFLY ONポイントを貯めやすい?

20代の方であれば「CLUB-EST」に加入することで、FLY ONポイントを有利に貯めることが可能です。

 

CLUB-ESTは、20代の方限定で利用できる、上級会員のようなサービスをうけることができるサービスです。

 

CLUB-ESTでは、

 

年間5回のサクララウンジの利用特典
マイルの有効期限が5年間に延長
ビジネスクラス・チェックインカウンターの利用

 

などの様々な特典が用意されていますが、その中に「FLY ONポイントが優遇」される特典があります。

 

CLUB-ESTでは、毎年の初回のJALグループ便での搭乗の際に、ボーナスマイル1,000マイルに加えてFLY ONポイントが2,000ポイント加算される特典があります。

 

2,000ポイントと言うと、東京-大阪の往復分に相当するポイント数になりますので、上級会員を目指す方には嬉しい特典になりますよね。

 

20代の方は、JAL CLUB-ESTに登録して上級会員への近道を利用してはいかがでしょうか。

 

CLUB-ESTの8つの特典については、こちらでも詳しく解説しています。

JAL CLUB-EST

JAL CLUB EST

4.1

年会費初年度無料、CLUB EST年会費5,500円(税込)
2年目〜2,200円(税込)、CLUB EST年会費5,500円(税込)
家族カード初年度無料、CLUB EST年会費2,200円(税込)
2年目〜1,100円(税込)、CLUB EST年会費2,200円(税込)
ETCカード年会費無料
新規発行手数料1,100円(税込)
還元率1.0%
申込資格20歳〜29歳までの方

 

20代の方限定のJALの特典満載のクレジットカード
ショッピングマイルプレミアム自動付帯で1.0%のマイル還元
初回搭乗でFLY ONポイントが加算され上級会員を目指しやすい

 

JALカードの20代の方限定のサービスとして提供されているのが「JAL CLUB-EST」です。

 

毎年の初回搭乗の際にはFLY ONポイントが2,000ポイント加算される特典がありますので、上級会員のステイタスを取得しやすくなっているのも魅力です。

 

CLUB-EST会員の期間中に取得したマイルは有効期限が5年間に延長され、よりマイルを貯めやすくなっています。

 

さらに、サクララウンジの利用クーポン・ビジネスクラスチェックインカウンターなど、上級会員のようなサービスを受けられる特別なカードとなっているのですね。

 

FLY ONポイントを貯めるためのおすすめJALカード

FLY ONポイントを貯めるためには、JALマイレージカード、またはJALカードが必須となっています。

 

JALカードを利用すれば、FLY ONポイント獲得のためのフライトで、より効率的にJALマイルを貯めることが可能となっています。

 

ここでは、FLY ONポイントを貯めるために利用するJALカードとして、おすすめのカードをご紹介していきましょう。

JALカードSuica

JALカードSuica

4.5

年会費初年度無料
2年目〜2,200円(税込)
家族カード初年度無料
2年目〜1,100円(税込)
ETCカード年会費524円(税込)
還元率0.5〜1%
申込資格高校生を除く18歳以上の方

 

ショッピングマイルプレミアムで1.0%のマイル還元
搭乗ごとに10%のフライトボーナスマイル
SuicaチャージでJREポイントも貯まる

 

JALカードとビューカードが提携して発行するカードが「JALカードSuica」です。

 

JALカードSuicaでは、カードの利用で直接JALマイルを貯めることができるカードとなっており、4,950円(税込)のショッピングマイルプレミアム登録で1.0%の還元率でマイルを貯めることができます。

 

さらに、JAL便・提携航空会社のフライトでは、区間基本マイルの10%がフライトボーナスマイルとして加算されますので、FLY ONポイントとともにマイルを非常に効率よく貯めることができます。

 

JALカードSuicaにはビューカード機能も一体となっていますので、Suicaのチャージ・オートチャージで1.5%の還元率でJREポイントを貯めることができます。

 

JREポイントはJALマイルに交換することができますので、よりお得にJALマイルを貯めることができるカードとなっているのですね。

 

様々な特権が満載のJALの上級会員を目指そう!

今回は、FLY ONプログラムの完全ガイドとして、JALの上級会員の目指し方を特集してご紹介してきました。

 

FLY ONプログラムでは、クリスタル・サファイア・ダイヤモンドと言う3つのサービスステイタスで、JALの上級会員資格を取得することができます。

 

特にサファイア/ダイヤモンドでは、サクララウンジの利用や優先搭乗などの、特権とも言えるサービスを利用することが可能となっています。

 

JALの上級会員を目指すためには、FLY ONポイントの獲得とJAL便での搭乗回数がキモになってきます。

 

FLY ONポイントを貯めるためにはJALマイレージカード・JALカードが必要となりますので、よりお得なJALカードで上級会員を目指してみてはいかがでしょうか。