新ソラチカルート!LINEポイントルートはANA陸マイラー注目の交換率0.81倍!
※このコラムは最終更新日から6年以上が経過しています。掲載されている情報が最新ではない場合があります。
「ポイントサイトで貯めたポイントをANAマイルに交換したい」
「フライトをせずにお得にANAマイルを貯めたい」
「LINEポイントルートって使えるの?」
実際にANA便に搭乗することなくANAマイルを貯める「陸マイラー」の方にとって、ポイントサイト経由のANAマイル交換は必須のルートとなります。
ポイントサイト経由のANAマイル交換では、ANA Visaカードで貯めたボーナスポイントもより有利なレートで交換することができます。
ソラチカルートの改悪などもあり、厳しくなってきたポイントサイト経由でのANAマイル交換の中で、LINEポイントルートが注目を集めています。
ここでは、陸マイラーの最強のルートと成り得る、LINEポイントルートの方法やメリット・デメリットを解説します。
目次
ANA陸マイラーの新しいスタンダード!LINEポイントルート
ANA陸マイラーの新しいスタンダードと言える交換ルートが「LINEポイントルート」です。
陸マイラーにとって必須のアイテムとなるのが、各種ポイントサイトのポイントをANAマイルに交換する交換ルート。
LINEポイントルートでは、ポイントサイトのポイントを0.81%還元で交換することが可能となっており、有利な交換ルートとして注目されています。
2018年頭には、ANA陸マイラーにとって衝撃となる、ソラチカルートの終了のニュースが飛び込んできました。
そうした背景からも、LINEポイントルートはANA陸マイラーにとっての新しいスタンダードとなると言っても良いのではないでしょうか。
LINEポイントルートでのポイント交換方法
LINEポイントルートでは、各ポイントサイトで貯めたポイントを0.81%の還元率でANAマイルに移行することができます。
LINEポイントルートでANAマイルを交換する際には、
- LINEアカウント
- 各ポイントサイトのアカウント
- ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)
が必須となっています。
LINEポイントに交換できるポイントサイトの一例としては、
- ポイントタウン
- Gポイント
- モッピー
- お財布.com
- PeX
などを利用することができますが、手数料や交換レートを考えると「ポイントタウン」「Gポイント」を利用するのがおすすめです。
ポイントタウンのポイントは、LINEポイントに等価で交換することができます。
また、GポイントからLINEポイントへの交換には、5%の手数料が発生してしまいますが、交換完了月から4か月以内にGポイントの対象サービスでポイントを獲得すると、手数料分のポイントが還元されます。
対象サービスには、楽天市場なども含まれていますので、実質手数料無料で交換できると考えても良いでしょう。
具体的なLINEポイントルートでのポイント交換方法としては、
① ポイントタウン、またはGポイントからLINEポイントに交換
② LINEポイントをANA To Me CARD PASMO JCBのメトロポイントに交換
③ メトロポイントをANAマイルに交換
と言う3ステップとなります。
- LINEポイントからメトロポイントに0.9倍
- メトロポイントからANAマイルに0.9倍
と言う交換レートになりますので、最終的にポイントサイトのポイントを0.81%でANAマイルに交換することができるのですね。
ANAマイル交換ルートが閉ざされつつある、ポイントサイト経由でのポイント交換ルートとしては、8割の価値を残すことができるLINEポイントルートは優秀です。
ANA陸マイラーの方で、まだLINEポイントルートを活用していない方には、非常に有効なルートとして利用できるのではないでしょうか。
PeXなどのポイントも三井住友カード経由でお得にLINEポイントに交換可能
ポイント交換サイトとして大手の「PeX」のポイントは、LINEポイントへの交換率0.66倍と交換レートが低くなっています。
ただし、PeXなどのポイントも1度Gポイントを経由させることで、等価でLINEポイントに交換することが可能です。
PeXのポイントをGポイントに経由させる際には、三井住友カードが必要です。
PeXのポイントは、三井住友カードのVポイントに、1対1の等価で交換できます。
また、Vポイントは1対1のレートで、これも等価でGポイントに交換することが可能です。
① PeXのポイントを三井住友カードのVポイントに交換
② VポイントをGポイントに交換
③ LINEルートでANAマイルに交換
このように、ステップは増えてしまいますが、PeXで貯めたポイントも0.81%還元でANAマイルに交換することができるのですね。
ANA VisaのボーナスポイントもLINEポイントルートで高還元
LINEポイントルートでは、ポイントサイトを経由させることで、三井住友カードのボーナスポイントをお得なレートでANAマイルに交換することができます。
ANA Visaカードなどの三井住友カードでは、マイルの移行コースを2倍コースに選択することで、Vポイント1ポイントを2マイルに移行できます。
ただし、年間利用金額に対して付与されるボーナスポイントについては、5ポイント=3マイルとマイル交換レートが低くなってしまいます。
ANA Visaカードで獲得したボーナスポイントを、LINEポイントルートで交換することで、よりお得なレートでANAマイルを獲得することができます。
① ANA VisaのボーナスポイントをGポイントに交換
② LINEポイントルートでANAマイルに交換
LINEポイントルートを利用することで、1ポイント=4マイルのレートで、ボーナスポイントをANAマイルに交換することができます。
1ポイントあたり、1マイル多くマイル移行することができますので、大量のボーナスポイントを獲得している方には効果は絶大となっています。
LINEポイントルートは、ANA Visaカードをお使いの方にも必須のテクニックとなっているのですね。
メトロポイントへの反映日数
LINEポイントからメトロポイントへの交換は、交換が反映されるまでにタイムラグが発生します。
LINEポイントからメトロポイントに交換をした場合、毎月15日締め翌月10日の付与となり、最短でも25日程度の日数が必要です。
この際に、16日に交換してしまった場合は、最長で2か月程度の待ち時間が発生してしまいます。
LINEポイントルートを利用する場合には、メトロポイントに交換するタイミングにも注意をしておきましょう。
LINEポイントの有効期限
LINEポイントは、実質有効期限無期限で利用することが可能となっています。
LINEポイントの有効期限は最後にポイントが変動した日から180日間となっており、半年の間に1回でもポイントが加算されれば、有効期限無期限で利用することができます。
メトロポイントの有効期限は最長で2年間となっており、ポイントの獲得月によって有効期限が変わります。
- 4月に付与されたポイントは翌翌年の3月末まで有効
- 1月に付与されたポイントは翌年の3月末まで有効
と、4月に交換したポイントの有効期限が最も長く、3月に交換したポイントは1年間の有効期限でしか利用することができません。
メトロポイントからANAマイルへの交換は月間20,000ポイントまでと上限が定められていますので、大量のポイントをお持ちの方は有効期限無期限で利用できるLINEポイントにストックしておいた方が無難です。
LINEポイントルート利用の際の注意点
LINEポイントルート利用の際には、2点ほど注意が必要なポイントがあります。
1点は、上記でも触れましたが、メトロポイントからANAマイルへの月間の交換上限が、最大で20,000ポイントまでに限定されている点です。
メトロポイントの有効期限は最長で24か月となっていますので、最大でも480,000ポイント分までしかANAマイルに交換することができませんので注意が必要です。
また、LINEポイントルートを利用する際には、
- ポイントタウン
- Gポイント
と言ったポイントサイトからの交換が有利となっています。
特に、GポイントはVポイントなどの各種ポイントとの相性も良く、LINEポイントルート利用の際のキモになってくるポイントと言えるでしょう。
ただし、GポイントからLINEポイントへの交換の際には、交換するポイント数の5%が手数料として必要になります。
この際に利用した手数料は、楽天市場でのお買い物などの対象サービスの利用で還元されます。
しかし、ポイント交換から4か月以内に対象サービスを利用しなかった場合には、5%の手数料分損をしてしまいますので注意をしておきましょう。
LINE Payカード利用で1.62%還元でANAマイルを貯めるのも吉
ANAマイルをお得に貯める方法のひとつとして、LINE Payカードを利用してLINEポイントを貯めるのもおすすめです。
LINE Payカード
LINEでは、国際ブランドにJCBを搭載したチャージ式のプリペイドカードとして、LINE Payカードを利用することができます。
LINE Payカードの最大のメリットとなっているのが、100円に2ポイント、2.0%と言う高還元率でLINEポイントを貯めることができる点でしょう。
LINE Payの利用で貯まったポイントを、メトロポイント→ANAマイルに交換するだけで、1.62%の超高還元率でANAマイルを貯めることができるのですね。
国際ブランドにJCBを搭載したLINE Payは、JCB加盟店でクレジットカード同様に利用することができます。
普段のお買い物にクレジットカード代わりに利用することで、ANAマイルをお得に貯めることができるのですね。
LINE Payは出金も可能!
LINE Payの大きな特徴となっているのが、カードにチャージした現金を出金することができる点です。
通常、チャージ式のプリペイドカードに入金した現金は出金することはできませんので、必要な金額分だけを入金して利用する必要があります。
しかし、LINE Payカードでは、出金手数料は税込210円必要となるものの、セブン-イレブンに設置されたセブン銀行で出金をすることが可能です。
毎月決まったお金をLINE Payにチャージして、万が一急にお金が必要になった際に出金する、と言った銀行口座感覚での利用も可能となっているのですね。
LINE Payのはじめ方
LINE Payは、人気のトークアプリ「LINE」のユーザーが利用することができる決済サービスです。
LINE Payは、LINEのアカウントをお持ちの方なら、誰でも簡単に始めることが可能です。
LINEのアプリからLINE Payのパスワードを登録するだけで、年会費・登録手数料無料でLINE Payを開始することができます。
また、LINE Payカードを利用することで、JCB加盟店でのLINE Pay決済が可能となります。
LINE Payカードは、
- 店舗での購入
- 郵送でのカードの発送
のいずれかの方法で手に入れることができます。
コンビニなどでもチャージ済のLINE Payカードを手に入れることが可能となっており、購入後すぐにLINE Payカードを利用することができます。
また、LINEアプリから簡単にLINE Payカードの郵送の手続きを行うことも可能となっており、郵送の場合には申込後1〜2週間程度でカードを受け取ることができます。
2.0%の高還元と、ANAマイル還元率1.62%と言う、超絶お得なLINE PayカードでANA陸マイラー生活を送ってみるのも良いのではないでしょうか。
LINEポイントでLINEスタンプも購入可能
LINE Payカードの利用では、100円に2ポイントのLINEポイントを貯めることが可能となっています。
LINEポイントはLINE Payのチャージに利用することができるほか、LINEスタンプの購入などに利用することもできます。
おき入りのスタンプなどを購入したい場合にも、お得にポイントを利用することができますので、お得にポイントを活用することができますね。
LINE Payで割り勘も便利に!
LINE Payの大きな特徴となっているのが、友達同士での割り勘などの際にも便利に利用できる点です。
友人とシェアする商品を購入する際など、1回自分が立て替えてしまったお金をなかなか友人に請求しにくいと言う方も多いのではないでしょうか。
LINE Payでは、友人にLINEを送る感覚で簡単に「送金依頼」を送ることが可能となっています。
送金依頼を受けた友達もLINE Payでタッチするだけで送金されますので、手間なく割り勘の清算をすることができるのですね。
アプリを利用してお得にLINEポイントを貯めよう
LINEポイントを貯める方法としては、還元率2.0%のLINE Payカードの利用が効率的です。
それだけではなく、LINEポイントは様々なアプリの利用でお得に貯めることも可能です。
LINEポイントのタグをタッチすると、LINEのおすすめのアプリが表示され、各種アプリのインストールや条件達成でLINEポイントを獲得することができます。
私のLINEで確認をしてみると、
- FF15のミッションクリアで300ポイント
- バトル オブ ブレイドのインストールで40ポイント
- LINE占いのタイムライン共有で3ポイント
- TSUTAYAの映像サービスのお試し登録で1,100ポイント
など、簡単な条件達成でLINEポイントを獲得することが可能となっています。
電車での移動時間など、空き時間での登録で意外と大量のポイントを貯めることができますので、隙間時間を有効活用してみるのも良いのではないでしょうか。
LINE Payのデメリット
JCBの加盟店でクレジットカード同様に利用することが可能となっており、2.0%と言う高還元率でポイントを貯めることができるLINE Payカード。
LINE Payカードのチャージには、クレジットカードを利用することができませんので、チャージによるダブルポイントを獲得することはできません。
以前は、ファミマTカードでのファミリーマート支払いでのみ、LINE Payカードへのクレジットチャージが可能となっていましたが、現在は廃止になっています。
原則として、LINE Payカードへのチャージは現金のみとなっており、セブン銀行や各コンビニのマルチメディア端末でのチャージが可能です。
LINE Payカードの還元率が2.0%と高還元ですので、ダブルポイントなら2.5%〜3.0%還元以上も可能であったかと考えると、少し惜しい気がしますよね。
LINEルートが閉鎖されてしまった際の対処方は?
ANA陸マイラーの方にとって、苦い記憶となって残っているのが「ソラチカルート」の改悪でしょう。
現在では、ANA To Me CARD PASMO JCBを利用した、LINEポイントからのメトロポイントへの交換が廃止されると言う情報はありません。
しかし、クレジットカード・ポイントカードには改悪はつきものですので、万が一の改悪に備えた対処法も考えておく必要があります。
ポイントタウンやGポイントからLINEポイントに交換後、メトロポイントへの交換ルートが閉鎖されてしまった場合の、LINEポイントの使い道を考えておきましょう。
LINEポイントは、メトロポイントだけではなく、様々なギフト券や共通ポイントに交換して利用することができます。
必要ポイント | 交換先 | |
---|---|---|
Amazonギフト券 | 550ポイント | 500円分 |
nanacoポイント | 300ポイント | 270ポイント |
Pontaポイント | 300ポイント | 270ポイント |
ベルメゾンポイント | 300ポイント | 270ポイント |
JALマイル | 300ポイント | 100マイル |
このように、若干レートは悪くなってしまうものの、幅広い用途に交換することが可能です。
また、LINEポイントの最もお得な使い道となるのが、LINE Payカードへのチャージに利用する方法です。
LINEポイントは1ポイント=1円として、現金同様にLINE Payのチャージに利用することが可能となっています。
LINE Payカードは、JCBの加盟店でクレジットカード同様に利用することができますので、高レートでなおかつ最も幅広い店舗で利用できる方法と言えるでしょう。
ANA陸マイラーの方はLINEポイントルートを確認しておくべし!
今回は、ANA陸マイラーにとっての新しいスタンダードとなる「LINEポイントルート」について解説してきました。
- LINEポイントルートでポイントサイトのポイントを0.81倍で交換可能
- LINEポイントルートではANA Visaのボーナスポイントを1ポイント=4マイルで交換
- LINE Payカードの利用では1.62%の還元率でANAマイルを獲得可能
LINEポイントルートでは、1度ポイントサイトのポイントをLINEポイントに交換することで、最終的に0.81倍でポイントをANAマイルに交換することが可能です。
ANA Visaカードで貯めたボーナスポイントも、LINEポイントルートを利用すれば1ポイント=4マイルで交換できますので、ANA Visaカードをお持ちの方にも最適のテクニックです。
また、通常還元率2.0%でLINEポイントを貯めることができるLINE Payカードの利用では、1.62%と言う超高還元率でANAマイルを貯めることも可能です。
普段のお買い物でANAマイルを貯めたいANA陸マイラーの方は、LINE Payカードの利用も視野に入れて検討してみてはいかがでしょうか。