アメックスゴールドの解約方法・注意点を解説。再入会はできる?
※このコラムは最終更新日から5年以上が経過しています。掲載されている情報が最新ではない場合があります。
アメックスゴールドの年会費がそろそろ発生するから、解約しようかなと思っていませんか?
お得なキャンペーンでアメックスゴールドを作ったけど、約3万円の年会費を負担に感じて、解約を検討している方も多いでしょう。
しかし、1度アメックスゴールドを解約したら、2度と作ることができないのでは?と心配しているかも知れません。
この記事では、
- アメックスゴールドの解約方法
- アメックスゴールドのベストな解約時期
- 解約後の再入会の方法
- 解約時に知っておくべき注意点
このような点について、詳しく解説します。
最後まで読めば、アメックスゴールドを安心して、ベストなタイミングで解約することができますよ!
目次
アメックスゴールドの解約は電話のみ!
アメックスゴールドの解約方法は電話での受付のみとなっています。
「アメリカン・エキスプレス®・オンライン・サービス」での解約は受け付けられていませんので、電話ができる環境で解約をするようにしましょう。
解約は、カード裏面に書かれたデスクの電話番号で受付をしてもらえます。
アメックスゴールドを解約する方法は2つあり、
- 自動音声による解約
- オペレーターに直接解約を伝える
このように、解約の意思が固い方の場合は、オペレーターと直接話をすることなく、自動音声での対応のみで解約をすることが可能です。
自動音声での解約の場合、音声ガイダンスに沿ってプッシュ番号を入力していくことで、5分程度でカードの解約が完了します。
拍子抜けするほど簡単に解約が完了しますので、自動音声で解約をした方の中には「これまで長く付き合いをしてきたのにそっけない」と寂しさを感じてしまう方もいるようです。
アメックスゴールドは、電話連絡で解約の手続きをしたら、その日のうちに使えなくなるので、締め日までカードを使いたい方は注意しておきましょう。
後で詳しく解説しますが「解約の引き留め」の条件を引き出すためにも、アメックスゴールドを解約する場合はオペレーターと話をして手続きするのがおすすめです。
解約後は即、アメックスゴールドは使用不可となりますので、セキュリティの観点からもハサミを入れておくようにしましょう!
アメックスゴールド解約のベストタイミング
年会費有料のクレジットカードを解約しようと考えるタイミングは、先払いとなる年会費が発生する時期が多いのではないでしょうか。
アメックスゴールドの解約を決めている方も、次年度の年会費が発生するギリギリまで利用した方がお得です。
カードの有効期限月の締め日までに解約すれば、即解約となりますのでムダな年会費を支払う心配はありません。
ただし、年会費発生月を過ぎてしまった場合、年会費が引き落としされてしまいますので、オペレーターに年会費発生のタイミングを確認しておくのが確実です。
年会費のかかる家族カードを持っている場合は注意
年会費のかかる家族カードを利用している場合、本カードとは年会費が発生するタイミングが異なるので注意が必要です。
アメックスゴールドの家族カードの年会費は1枚目無料ですが、2枚目以降は1枚あたり13,200円(税込)の年会費が発生します。
ですので、2枚目以降の家族カードを本カードと別タイミングで発行した場合、年会費が発生するタイミングが異なります。
具体的に例を挙げると、
- 本カード:有効期限月が8月
- 家族カード:有効期限月が7月
上記のようなケースの場合、7月の締め日を過ぎた段階で、家族カードの年会費13,200円(税込)の支払いが必要です。
アメックスゴールドの2枚目以降の家族カード年会費は比較的高額ですので、家族カードの年会費が発生するタイミングにも注意しておくようにしましょう。
- アメックスゴールドの家族カード
解約後1年間は再申込みできない
アメックスゴールドは、原則として解約後1年間は再申込みすることができません。
「アメックスゴールドは解約すると2度と作れない」というブログの情報もありますが、こちらの情報は誤りです。
また、解約後1年間は再申込みが不可、という規約が厳密にアメックスにあるわけではなく、解約後半年〜1年間以内の再申込みで発行につながったケースもあるようです。
再入会でも新規入会キャンペーンが適用
アメックスゴールドでは、再入会の場合でも新規入会キャンペーンの対象となっています。
通常、退会後の再入会では、新規キャンペーンの対象とならないケースが多くなっていますが、コールセンターに確認したところ再入会でも対象とのことでした。
再入会でも、アメックスの使い勝手の良いポイントを大量ゲットすることができますので、お得にカードを手に入れることができますね!
再入会の案内が届くケースも
解約後、アメリカン・エキスプレスからDMや電話などで再入会を促すアナウンスが届くケースもあります。
DMの内容は時期によって異なりますが、初年度年会費無料やポイントキャンペーンなど、お得な入会キャンペーンが用意されていることもありますよ!
すでに解説したように、アメックスゴールドでは解約後の再入会でも新規入会キャンペーンが適用されます。
お得なキャンペーンがあれば、1度解約してもアメックスゴールドをまた使ってみようと思う方も多いのではないでしょうか。
解約前に残ったポイントは使い切っておこう
アメックスゴールド解約時の最大の注意点が、解約時に残ったポイントがすべて失効してしまう点です。
アメックスのポイントは、
- ANAをはじめとした15社のマイルに交換
- カード利用代金の支払いに充当
- 旅行代金の支払いに充当
- ホテルのポイントに交換
- 他社ポイントに交換
と、幅広く利用することができる、使い勝手の良いポイントです。
せっかく貯まったポイントをムダにしてしまわないためにも、アメックスゴールドの解約前に残っているポイントは使い切っておくようにしましょう。
- アメックスのポイントの使い道
少額のポイントの消化先は?
解約前にポイントを使い切ろうと思っても、少額のポイントが残ってしまった場合、どうやって使おうか迷ってしまいますね。
アメックスのポイントの最小交換単位は1,000ポイントからとなっています。
- ANAマイルへの移行(メンバーシップリワード・プラス登録済の方)
- オンラインショッピングでの支払いに充当
上記の交換先には、1,000ポイントからの交換が可能となっていますので、少額のポイントの消化先にもおすすめです。
また、ミスタードーナツのギフトチケット200円分には、600ポイントで交換することができますので、1,000ポイント未満の少額のポイントをお使いの方にもおすすめです。
アメックスゴールドでは、100円に1ポイントが付与されますので、数百ポイント足らない場合はポイントが貯まってから解約した方がムダがありませんね。
基本的には、年会費がかかる直前のタイミングが解約のベストタイミングですが、ポイントを使い切ったタイミングで解約するというのも賢い選択です。
アメックスゴールドは解約時に引き留められる?
アメックスゴールドの都市伝説的に語られているウワサが、「アメックスゴールドは解約すると言ったら有利な条件で引き留められる」といった情報です。
実際にアメックスゴールドの解約時に、下記のような条件を提示されて「あと1年だけ使ってみませんか?」と引き留められたケースもあるようです。
- 次年度の年会費を無料にする
- 次年度のポイント還元率を2倍にする
年会費が障害となって解約を検討している場合など、有利な条件を提示されたら検討の余地はありますよね。
ですので、アメックスゴールドを解約する際には、引き留められる可能性があるオペレーターとの対話で解約の手続きをするのがおすすめです。
ただし、年間30万円程度の利用で解約する場合も引き留めたケースがあるようですが、すべての人が解約時に引き留められる対象ではありませんので注意が必要です。
条件を引き出すための解約はおすすめできない
解約時に有利な条件を提示してもらえるなら、解約するつもりはないけど電話してみよう、と思ってしまうかも知れません。
アメックスゴールドの、解約時の引き留めは「ゴネ得」とも言える条件となっており、何も言わずに使っている既存の会員の不満に繋がる可能性もあります。
これまで、解約時の引き留めは、実際に解約の電話をした方だけが知る、都市伝説的な噂でしたので大きな問題とはなっていませんでした。
ただし、SNS時代の近年では、実際に「解約しようと思ったら引き留められた」という口コミも投稿され、単なるウワサではなく周知の事実となっています。
今後、既存のアメックスゴールドのユーザーからの不満から、炎上する可能性もゼロではありませんので、解約時の引き留めがサービスとして継続するのは難しいのではないでしょうか。
アメックス解約の前のチェックポイント・注意点
アメックスゴールドを解約する前には、3つのチェックポイントを確認しておくようにしましょう。
- 早期解約になっていないか注意 ※半年以内の解約の場合、信用情報に不利になってしまうことも
- 定期引落しの支払い先
- プライオリティパス・招待日和も同時解約
ここでは、アメックスゴールドを解約する前に、知っておくべき注意点を解説します。
早期解約に注意
アメックスゴールドを解約する際には、最低でも半年以上はカードを利用してから解約するようにしましょう。
アメックスに限らず、クレジットカード会社では入会後数か月の短期間で解約する、早期解約の申込者は嫌われる傾向があります。
早期解約を繰り返している方の場合、キャンペーン目当ての申込者という印象を与えてしまい、ほかのクレジットカードの審査にも悪い影響を与えてしまう可能性があります。
クレジットカードの契約状況は、個人信用情報機関に5年間記録されますので、早期解約になってしまわないように注意しておきましょう。
定期引落しのカードを変更
アメックスゴールドを定期引落しの支払用カードとして利用している場合、解約前にカードの変更を忘れないようにしましょう。
スマホ料金や公共料金など、定期支払いの引落しにアメックスゴールドを利用している場合、手続きをせずに解約すると支払いがストップしてしまいます。
特に、スマホの端末料金を分割にしている方の場合、スマホの料金が延滞してしまうことで、信用情報にダメージを与えてしまうケースがあります。
アメックスゴールドを解約する前には、定期引落しの支払い先を確認しておくのも重要なチェックポイントの1つです。
- 公共料金の支払いでメリットのあるクレカ
使ってないサービスはないか?
アメックスゴールドを解約する前に、まだ使っていないサービスがないか確認しておきましょう。
アメックスゴールドを解約すると、
- プライオリティパス
- ゴールドダイニングby招待日和
といった、無料登録が可能な会員サービスも自動で解約となってしまいます。
プライオリティパスでは、アメックスゴールドの特典として年間2回までのラウンジ無料特典も付帯しています。
プライオリティパスのラウンジ利用料金は1回35米$ですので、年間2回利用するだけで約7,000円相当のお得です。
直近で海外旅行の予定がある方は、プライオリティパスを利用してから解約をしても良いのではないでしょうか。
アメックスゴールドの解約は5分で完了!ベストな解約タイミングで使い切ろう
アメックスゴールドを解約する際には、カード裏面に記載されたコールセンターに連絡することで5分で解約を完了させることができます。
- 自動音声、またはオペレーター経由で解約可能
- 年会費発生直前が解約のベストタイミング
- 再入会でも新規キャンペーンがされる
- 有利な条件で引き留められるケースも
アメックスゴールドの解約は電話受付のみとなっており、自動音声・またはオペレーター経由での解約が可能です。
解約のベストタイミングは、年会費が発生する有効期限月の締め日直前がおすすめですが、残ったポイントを使い切ったタイミングで解約するのも良いでしょう。
アメックスゴールドでは、解約後の再入会でも新規入会キャンペーンが適用となりますので、お得なキャンペーンが開催されているタイミングで再入会するのも良いのではないでしょうか。
また、アメックスゴールドでは、次年度年会費無料などの有利な条件で引き留められるケースもありますので、条件によっては検討の余地がありますね!
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