ENEOSカード
管理番号:332
4.0
年会費(初年度) | 年会費(2年目〜) | 還元率 |
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初年度無料 | 1,375円(税込) | 0.6〜0.6% |
国際ブランド | 発行スピード |
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約10日~2週間 |
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目次
ENEOSカードの特徴
ENEOSカードは石油販社大手の「JX日鉱日石エネルギー」がトヨタファイナンスと提携して提供するクレジットカードです。
当然ではありますが、ENEOSカードはENEOSのガソリンスタンドでの利用で最もメリットを受けることが出来るカード構成となっています。
ENEOSのカードは全国に多数設置されており、普段使いはもちろんのこと、旅行時や出張時にもENEOSのガソリンスタンドが見つからなくて困ると言ったことは無いでしょう。
ENEOSカードの一番の特徴とも言えるのが、それぞれのメリットに合わせた3つのカードのタイプが準備されている点です。自分が使いやすいカードのタイプを選択することが出来るのは嬉しいメリットとなりますよね。
ENEOSカード3タイプを比較
トヨタファイナンスの発行するENEOSカードには、それぞれのメリットに合わせた3つのカードタイプがあります。
キャッシュバックに特化した「ENEOSカードC」
ポイントに特化した「ENEOSカードP」
バランス型の「ENEOSカードS」
とあり、3つのカードそれぞれで受けることが出来るメリットが変わってきますので、最初のカード選びの際によく考える必要がありますね。それでは、それぞれのカードの特徴をご紹介していきましょう。
キャッシュバック型のENEOSカードC
キャッシュバックタイプとなるENEOSカードCのメリットは、カードの請求時にガソリン・軽油、そして灯油の値引きを受けることが出来る点です。
灯油に関しては、いつでも店頭価格の1リッターあたり1円引きで請求時にキャッシュバックされます。
また、ガソリン・軽油に関しては毎月150Lまで、1リッターあたり最大7円の値引きを受けることが出来るのが大きなメリットとなります。
月に150Lと言う制限はありますが、よほど毎日長距離を運転する方でもない限り、月間150Lの制限を超えることはないのではないでしょうか。
ガソリン・軽油の値引き金額については、月間のENEOSカードの利用金額によって算出されます。
値引き額は1万円の利用に対して1円引きとなり、以降最大7万円以上の利用で7円引きとなるのが上限となります。
※ENEOSカードCの年会費は初年度無料、2年目以降は1250円となっています
ポイント型のENEOSカードP
ポイント還元タイプとなるENEOSカードPのメリットとしては、ENEOSでのキャッシュバックはもちろんのこと、他のポイントへの移行も可能なENEOSポイントを貯めることが出来る点です。
ENEOSポイントは、通常の加盟店での利用では1000円あたり6ポイントの付与を受けることが出来ます。ENEOSポイントは1ポイントあたり1円の価値で使用することが出来ますので、通常還元率は0.6%と言うことになりますね。
また、当然のことながらENEOSカードPはENEOSでの店頭の利用で一番のメリットを受けることが出来ます。
ENEOSでの利用では1000円の利用ごとに30ポイントと、3%の還元を受けることが出来る高還元カードとなっています。
※ENEOSカードPの年会費は初年度無料、2年目以降は1250円となっています。
スタンダード型のENEOSカードS
ENEOSカードCとENEOSカードPの双方のメリットをバランス良く採用したカードが、スタンダード型のENEOSカードSです。
ENEOSでガソリン・軽油を給油すると、いつでも請求時にリッターあたりの価格が2円引きとなります。また、灯油に関しても店頭価格の1円引きで請求されます。
ENEOSカードSでは、ガソリン・軽油・灯油のキャッシュバック割引の他に、ポイントを貯めることが可能な仕様になっています。
一般加盟店でのENEOSカードSの利用の際には、1000円ごとにENEOSポイントが6ポイント付与され、0.6%の還元率となります。
また、ENEOSガソリンスタンドでの使用に関しては、ガソリン・軽油に関してポイント付与はないものの、オイル交換・洗車などの用品類には1000円ごとに20ポイント・2%の還元を受けることが可能です。
※ENEOSカードSの年会費は初年度年会費無料で、2年目以降は1250円となっております。
ただし、ENEOSカードSのみ、年間1回でも利用があれば年会費無料となりますので、実質年会費無料となっているでしょう。
貯めたポイントの使い方
ENEOSカードP・ENEOSカードSで貯めたポイントは、様々なシーンで利用することが出来ます。
ENEOSポイントはENEOSカードの利用料金のキャッシュバックに使用できる他、各種の商品券やマイル・Tポイントなどに交換することが可能です。
キャッシュバックの場合の交換レートは1000ポイント=1000円と等価になっています。
また、Tポイントに交換する場合はENEOSポイント1000ポイントで700Tポイント。JALマイル・ANAマイルに交換する場合は、ENEOSポイント1000ポイントで400マイルと、交換レートが等価では無いので注意が必要です。
ENEOSカードの審査基準・限度額
ENEOSカードはトヨタファイナンスが発行するクレジットカードです。申し込みに関してはENEOSの店頭にある申し込み用紙に記入して郵送するパターンが主流ですが、ここ最近ではインターネットからの申込が増えています。
審査合格の場合は申し込みから約10日程度で自宅にカードが郵送され、利用できるようになります。
ENEOSカードは3種類のカードの種類が用意されていますが、種類によって審査の難易度が変動することは無く、総じて審査はそれほど厳しくないと言えるでしょう。
申し込み基準は20歳以上で安定収入のある方となっており、主婦の方や年金の受給者でも申し込みをすることが可能です。
審査の際に照会される個人信用情報機関は、クレジットカード会社の個人信用情報を主に取り扱う「CIC」となっています。
※ENEOSカードの利用限度額は申し込み者の年収や利用実績に応じて個別に設定されます。
利用限度額もカードの種別による違いはありません。
ENEOSカードの付帯サービス
ENEOSカードには自動車関連のカードに相応しく、愛車の維持・メンテナンスに関わる付帯サービスが用意されているのが特徴のひとつです。
365日24時間無料ロードサービス
ENEOSカードには愛車の万一の故障や事故に備えるロードサービスが無料で付帯します。
お出かけ先で車が故障してしまった・事故にあってしまった、と言う時は頭が真っ白になってしまってどうしたら良いのか分からなくなってしまうものです。
ENEOSカードに付帯している無料のロードサービスは365日24時間対応で、万一のトラブルに対応してもらえます。出動拠点も全国に1万箇所近くあるので、要請から30分~1時間ほどで専門のスタッフが駆けつけてくれます。
バッテリー上がり、パンクの修理などの30分以内の現場対応、そして最寄りの修理工場への10km以内の搬送は無料で対応してもらえます。
慌ててしまいそうなトラブルに、すぐに駆けつけてくれるのは嬉しいサービスですよね。
盗難・紛失補償
カードを紛失・盗難などの理由で、第3者に不正に使用されてしまった場合に損害額を補償してくれる付帯保険です。紛失・盗難に気づくのが遅れてしまっても、届け出日から遡って補償をしてもらえますので安心出来ますね。
ENEOSカードのメリット
ENEOSカードには3種類のカードの種別に応じたメリットに加え、カード共通のメリットも用意されています。
ENEOSでんきの支払いでガソリン・軽油値引き
ENEOSでは、電力の自由化に合わせて「ENEOSでんき」と言う電力の供給サービスを開始しました。実はENEOSカードではENEOSでんきを利用されている方にメリットを受けることが出来ることが可能なのです。
ENEOSでんきの利用料金をENEOSカードで支払いをすると、ENEOSで利用したガソリン・軽油・灯油の値段が安くなるというメリットがあります。値引き額はそれぞれ、1リッターあたり1円が請求時にキャッシュバックされます。
電気料金そのものもお得に利用できるENEOSでんきの料金の支払いで、ガソリン・軽油・灯油まで安くなるのは大きなメリットですよね。
電子マネーのチャージでもポイント付与
ENEOSカードでは、後払い式の電子マネー「クイック・ペイ」を利用することが可能です。ENEOSガソリンスタンドの店頭でもクイック・ペイは使えますので、給油の際の支払いをスムーズに出来ますね。
ENEOSカードはクイック・ペイだけではなく、他の電子マネーとの相性が良いのも特徴のひとつです。ENEOSカードP・ENEOSカードSと言ったポイントが貯まるタイプのカードでは、電子マネーへのチャージでポイント付与を受けることが可能です。
nanaco・モバイルSuica・SMART ICOCAと言った電子マネーへのチャージの際のチャージ金額に対して1000円あたり6ポイント、6%のポイント付与を受けることが出来ます。
ENEOSカードのデメリット
ENEOSカードのデメリットとなるのは、ENEOSでのキャッシュバック利用以外にポイントの使い道が無い、と言う点です。
他のポイントに交換した際の移行レートが低い
もちろん、ENEOSポイントは説明したようにTポイントやマイルに交換することも可能です。
しかし、Tポイントの場合は交換レートが70%、マイルに至っては交換レートが40%と交換レートが等価でないのが大きなデメリットとなるでしょう。
Tポイントやマイルに交換する目的でポイントを貯めると、還元率が0.6%を切ってしまうので注意が必要です。
まとめ・どのENEOSカードがいいの?
ENEOSガソリンスタンドの利用・そしてENEOSでんきでの支払いでガソリンの値引きを受けることが出来るENEOSカード。3種類あるカードの結局どのカードが良いのでしょうか?
正直なところ、ENEOSカードCのキャッシュバックにはそれほどメリット感が無いと言わざるを得ないでしょう。
リッターあたり最大7円の値引きはインパクトがありますが、月間150Lを毎月使用しても月間で最大1050円の値引きしか受けることが出来ません。
月間のガソリン使用金額が1万円以内の場合=ENEOSカードS
月間のガソリンの使用金額が1万円以上の場合=ENEOSカードP
を選ぶことをオススメします。
月間のガソリンの使用料が1万円を超えると、ENEOSカードPで貯めたポイントをキャッシュバック使用すれば、年会費の元を取ることが可能です。
それ以下の方に関しては、年会費が実質無料でガソリンが2円引きになるENEOSカードSの方が無難かも知れませんね。