クレジットカードコラムメインカード向けおすすめクレジットカード!メインカード・サブカードの選び方
クレジットカードにはたくさんの種類があるので、どれをメインカードに選べばいいのか迷っている方は多いでしょう。
または、今持っているクレジットカードよりも、もっとお得に活用できるものを探している方もいると思います。
メインカードとして利用するなら、ポイントやマイルが高還元率で、使い勝手のよいものを選びたいですよね。
そこでここでは、メインカードにおすすめのクレジットカードを、厳選して6つご紹介していきます。
また、メインカードの選び方や、見落としがちなサブカードとの使い分けなども併せてご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
メインカードにおすすめのクレジットカード
メインカードにふさわしい、とっておきのクレジットカードを6枚ご紹介します。
いずれもポイントやマイルが高還元率で、独自のお得な特典やサービスが用意されていますので、ひとつずつチェックしていきましょう。
楽天カード
- 年会費無料でポイント還元率は常に1.0%
- 楽天市場ではいつでもポイント3倍に
- 楽天ペイに楽天カードを登録すれば還元率1.5倍に
楽天カードは、楽天ポイントをたくさん貯めたい方におすすめです。ポイント還元率は通常でも1.0%で、楽天市場の利用時にはポイントが3倍になります。他にも様々なポイントアップ制度が用意されていますので、フル活用すれば楽天ポイントがどんどん貯まっていきます。
キャンペーンなどで貯まる期間限定ポイントも、スマホ決済の「楽天ペイ」でコンビニなどで利用できるので使い勝手がよく、楽天カードからの楽天ペイのチャージで1.5%還元も可能です。
さらに、「ネット不正あんしん制度」や「商品未着あんしん制度」などのセキュリティ対策が取られていることもメインカードとしてはメリットですね。
オリコカードザポイント
- ポイント還元率は1.0%以上で入会後6か月間は2.0%に
- iDとQUICPayをダブルで搭載
- ポイント交換先が豊富
オリコカードザポイントは、ポイント還元率が常に1.0%以上で入会後6か月間は2.0%にアップするという特典があります。
また、オリコカード会員専用の「オリコモール」経由でネット通販を利用すると、ポイントがプラスされて還元率は2.0%以上になります。
貯めたポイントは500ポイントから「オリコポイントゲートウェイ」でリアルタイムで好きな商品と交換できます。Amazonギフト券やnanacoギフト、Google Pay、waonポイントなど豊富な交換先があります。
さらに、iDとQUICPayをダブルで搭載しているので、コンビニなどの支払いもスピーディーに済ませることができます。
JCB CARD W
- 本カード、家族カード、ETCカード全て年会費無料
- JCBオリジナルパートナーでの利用ならさらに高還元率
- 東京ディズニーリゾートパークチケットに交換可能
JCB CARD Wは、申し込み年齢が39歳以下に限定されているクレジットカードで、本カード、家族カード、ETCカードの全てが年会費無料で利用できます。
一般のJCB CARDよりも2倍ポイントがもらえるので、還元率は常に1.0%です。
「JCBオリジナルパートナー」という優待店では、ポイントが通常よりも多くもらえるので、還元率がアップします。たとえば、スターバックスではポイント10倍、セブン-イレブンやAmazonではポイント3倍にもなります。
貯めたポイントはギフトカードやAmazonポイントなどさまざまな交換先がありますが、東京ディズニーリゾートのパークチケットに交換できる特典もあるので、ディズニーファンには魅力的な特典となっています。
ANA JCB一般カード
- 入会時と継続時にそれぞれ1,000マイルプレゼント
- フライト、ショッピング、ポイント移行でマイルが貯まる
- 海外旅行傷害保険は最高1,000万円が自動付帯
ANA JCB一般カードは、コストを抑えつつマイルを貯めたい方におすすめです。
入会時と継続時にそれぞれ1,000マイルがもらえるほか、ANA航空便に搭乗するとマイルが+10%もらえます。
マイルへ移行する際は「5マイルコース」と「10マイルコース」のいずれかを選び、5マイルコースは移行手数料が無料ですがマイル還元率は0.5%と低めです。
一方、10マイルコースは移行手数料が年間5,500円(税込)かかりますが、マイル還元率を1.0%にすることができます。
年会費は初年度のみ無料で次年度以降は2,200円(税込)かかりますので、移行手数料の5,500円と合わせると7,700円(税込)になり、他のクレジットカードに比べて割安といえます。
なお、ポイントの有効期限は2年間なので、移行するときのみ10マイルコースに登録すれば、移行手数料は実質半分に抑えることができます。
ちなみに、マイルを保有できるのは最長5年(ポイント2年+ANAマイル3年)まで可能です。
メインカードの選び方
メインカードを選ぶ際には、これからご紹介する6つの点に注意して選ぶようにしましょう。しっかりと検討することで、あとで後悔することは少なくなりますよ。
ポイント・マイル還元率が高い
メインカードを選ぶときは、まずポイントやマイル還元率が高いものを選ぶことをおすすめします。
メインカードは日々の買い物や公共料金の支払いなど利用頻度が高く、必然的に利用金額が多くなるのでポイント還元率が高いほどポイントが貯まりやすくなります。
特に、クレジットカードの利用でマイルを貯めている方は、ポイント還元率がとても重要になります。
クレジットカードのポイント還元率は一般的に0.5%が基準となっていますが、実は0.5%は決して高い還元率ではありません。1.0%になってはじめて高還率の仲間入りとなります。
還元率が0.5%のクレジットカードと1.0%のクレジットカードとでは、単純に考えて貯まるポイントが2倍の差がありますよね。
またクレジットカードには、さまざまなポイントアップ制度が設けられているので、よく利用する店舗やネットショップでポイントアップされているクレジットカードを選ぶと、効率よくポイントが貯められます。
中には、年間利用金額に応じて翌年度のポイント付与率がアップするクレジットカードもあり、メインカードなら利用代金も高額になることが多いので、そういった制度を利用することもおすすめです。
https://www.ideco-guide.jp/column/7060
ポイントが使いやすい
ポイントの使い道が多く、使いやすいかどうかも大事なポイントになります。
どんなにポイント還元率の高いクレジットカードを選んでも、利用しづらい交換先しか用意されていないとポイントを貯める意味がありませんよね。
ポイントの使い道をチェックする際には、以下の交換先があるかどうかを確認してみましょう。
交換先 | 具体例 |
---|---|
マイル | ANAマイル、JALマイル |
共通ポイント | 楽天ポイント、Tポイント、Pontaポイント、 dポイント など |
電子マネーの チャージ |
Suica、nanaco、楽天Edy など |
キャッシュバック | 自動キャシュバック ポイントをカード代金に充当 など |
これらの交換先があると使い勝手がよく、ポイントが無駄になってしまうことを防げます。
ちなみに、ポイント交換先によっては交換率が低くなることもあるので、利用したい交換先の交換率は忘れずにチェックしておきましょう。
電子マネーチャージでポイントが貯まる
電子マネーの普及が着々と進んでいますが、すでに活用している方もいるでしょう。
電子マネーをチャージする金額が毎月の固定費になっている場合は、チャージの際にもポイントが還元されるクレジットカードを選ぶことをおすすめします。
というのも、クレジットカードの中には電子マネーのチャージ自体はできても、ポイントが還元されないというものもあるためです。
クレジットカード選びでは、チャージにおけるポイント付与条件もしっかりチェックしておく必要があります。
https://www.ideco-guide.jp/column/9424
カードの利用実績が積める
将来的に、ゴールドカードやプラチナカード、さらにはブラックカードを持ちたいと考えている方は、その下位のクレジットカードに申し込んで利用実績を積むと、上位クレジットカードへのアップグレードがしやすくなるメリットがあります。
定期的に利用し毎月きちんと支払いをしていくことで、クレジットカード会社から「優良顧客」と認められると、上位クレジットカードへの「インビテーション(招待状)」が届くこともあります。
一般的に、クレジットカードは上位になるほど年会費が高くなりますが、特典も多くなりステータスもより高くなります。
https://www.ideco-guide.jp/column/18096
ステータスが高い
会社の同僚や部下、友人、恋人など家族以外の人といるときにクレジットカードを利用することがある方は、「ステータス」を意識することがあるでしょう。というのも、利用しているクレジットカードによって相手に与える印象が変わることもあるからです。
ステータスの高いクレジットカードを持つメリットとしては、先にご紹介した特典の豊富さだけでなく、周囲に安心感や信頼感といった良い印象を与えることができる点もあります。ほかにも、海外においては身分証明書としても利用されるので、社会的地位の証明にもなります。
ただし、ステータスが高いからといって、必ずしもポイント還元率が高いというわけではありません。そのため、お得さだけでなく付加価値も考慮して、高額な年会費を支払う価値があるのかを判断しましょう。
https://www.ideco-guide.jp/column/7940
国際ブランドは海外利用のみ注意
国際ブランドからクレジットカードを選ぶのもひとつの方法です。世界5大ブランドには、Visa、Mastercard、JCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブがあります。
その中では加盟店が少ないアメリカン・エキスプレスとダイナースクラブはJCB加盟店でも利用できるので、クレジットカードを主に国内で利用する場合は、どの国際ブランドを選択しても問題ないでしょう。
しかし、海外ではVisaやMastercardの加盟店数が圧倒的なので、海外での利用も視野に入れるのであればVisaやMastercardにするほうが無難でしょう。
メインカードとサブカードの使い分け方
メインカードで、ポイント高還元率や豊富な特典、旅行傷害保険の付帯など、あれもこれもとさまざまな機能を付けられればいいのですが、1枚のクレジットカードですべてを完全にカバーするのは大変難しいです。
そのため、サブカードはメインカードの弱い部分を補えるものを選ぶと、使い勝手がよくなるうえに選びやすくなります。
では、サブカードの具体的な選び方を確認していきましょう。
メインカードの弱い機能を補う
サブカードは、メインカードの弱い機能を補うものを選ぶといいでしょう。
利用頻度が高くなくても特定のサービスを利用した際にポイント還元率がアップするものや、特定の店舗でお得なサービスを受けられるものなどです。
たとえば、MUJI Cardなら、お誕生月には500ポイントプレゼントや年に2回5月と12月に500ポイントずつがもらえます。
また、イオンカードは毎月20日と30日に会計が5%オフになるサービスがあります。
このように、スポット使いでお得なクレジットカードをサブにするのもおすすめです。
https://www.ideco-guide.jp/column/17739
https://www.ideco-guide.jp/column/17741
サブカードで自動付帯を利用する
クレジットカードには海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険が付帯されているものがあります。しかし、これらの保険は「自動付帯」と「利用付帯」があることをご存じでしょうか。
自動付帯は、そのクレジットカードを持っているだけで旅行傷害保険が適用されますが、利用付帯は旅行代金などをそのクレジットカードで決済した場合のみ適用されるのです。
もしメインのクレジットカードに海外旅行傷害保険などの補償が付いていない、もしくは付いていても利用付帯だという場合には、サブカードには自動付帯されているものを選ぶと良いでしょう。
一般的に、年会費が高額なクレジットカードほど自動付帯されていることが多いですが、年会費無料のものの中にも自動付帯されているものがあります。
メインとサブの組み合わせ次第では、旅行傷害保険の補償額をある程度は確保することができます。
https://www.ideco-guide.jp/column/15138
国際ブランドを使い分ける
先にもご紹介しましたが、メインカードの国際ブランドは特に注意して選ぶ必要はありません。
しかし、国際ブランドごとに特徴や特典がありますので、利用したいものがあればサブカードで補うこともおすすめです。
参考までに、各国際ブランドの特徴を簡単にご紹介します。
国際ブランド名 | 特徴・特典など |
---|---|
Visa | 世界シェアNo.1で知名度も高いため海外でも利用しやすい |
Mastercard | ・Visaに次いで海外でも利用しやすい ・コストコで決済できるのはMastercardのみ |
JCB | ・日本生まれの国際ブランド ・ハワイや韓国、台湾など日本人観光客が多い地域で加盟店が多い ・ディズニー関係の特典が多い |
American Express | ・高いステータスを誇っており一流ホテルやレストランで利用できる ・空港ラウンジの利用など上質な特典がある |
Diners Club | ・ステータスの高さに定評あり ・グルメや旅行、エンターテイメント方面の優待サービスが豊富 |
https://www.ideco-guide.jp/column/6272
メインカードはポイントやマイル還元率の高いものを選ぼう!
メインカードは、ポイントやマイル還元率の高いものを選ぶと同じ金額でもより効率的にポイントを貯めることができます。
- メインカードは、ポイントやマイル還元率の高いものを選ぶ
- ポイントの使いやすさも大事
- サブカードはメインの弱い機能を補えるものを選ぶ
よく利用するショップでの特典が豊富なものを選ぶのもひとつの方法ですね。
サブカードはメインカードを補助する機能が付いたものを選ぶと両方無駄なく活用できて便利ですね。
自分が受けたいサービスと年会費などをしっかり検討して、「これだ!」という1枚を見つけてみましょう。
https://www.ideco-guide.jp/column/12483
https://www.ideco-guide.jp/column/15632