クレジットカードの乗っ取り被害対策ガイド!不正利用から自分を守る

このページはPRを含みます
当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。当サイトを経由してサービスの申し込みや商品の購入があった場合、提供企業から報酬を受け取る場合があります。

※このコラムは最終更新日から7年以上が経過しています。掲載されている情報が最新ではない場合があります。

 

「身に覚えのない請求がクレジットカード会社から届いた」

「カード会社から不正利用をされているようだと連絡があった」

 

クレジットカードを利用するうえで、絶対に気を付けなければならないのがクレジットカードの不正利用です。

 

不正利用の大半がクレジットカード情報を第3者に取得されてしまったことによる、クレジットカードの「乗っ取り被害」

 

中には、クレジットカードの乗っ取り被害なんて、自分には関係ないことだと思っている方がいるかも知れませんが、乗っ取りの被害には誰もが遭遇してしまう可能性があるのです。

 

今回は、安全にクレジットカードを利用していくために、クレジットカードの乗っ取り被害対策ガイドとして解説していきましょう。

 

 

クレジットカードの乗っ取り被害は面倒なことだらけ

クレジットカードの番号やセキュリティコードを盗まれてしまい、悪意のある第3者に不正に利用されてしまう、クレジットカードの乗っ取り被害。

 

自分には関係ないことだと思っている方も多いかも知れませんが、クレジットカードを利用している以上、誰もが乗っ取り被害にあってしまう可能性はあるのです。

 

実際にあったクレジットカードの乗っ取り被害の例としては、

 

クレジットカード会社から「〇〇でお買い物をされた覚えはありますか?」と連絡があり、不正利用に気付いた
ネットゲームの課金に利用していたカードが、不正に利用されてしまった
クレジットカード会社から届いた利用明細に自分の身に覚えのない明細があった
身に覚えのない電子マネーへのチャージの利用代金を請求されて頭が真っ白に

このように、自分では気づかないうちにクレジットカードが乗っ取られてしまい、不正に利用された請求が届いた時に初めてクレジットカードが乗っ取られてしまっていたことに気づくパターンは多いものです。

 

車上荒らしや空き巣被害、置き引きなどで物理的にクレジットカードが盗まれてしまった場合には、カードが不正利用されてしまわないようにすぐさま対応をすることができます。

 

しかし、クレジットカードの乗っ取り被害の厄介な点は、実際にクレジットカードが不正に利用され、請求が来て初めて被害を知ることができる点にあります。

 

それでは、クレジットカードそのものは手元にあるのに、クレジットカードを第3者に乗っ取られてしまうのでしょうか。

 

クレジットカードの乗っ取り被害の手口として知られているのが、偽装メールや偽WEBサイトなどによる「フィッシング詐欺」です。

 

実際にあったフィッシング詐欺の実例としては、いつも利用しているネット通販サイトから「ログイン方法が変更になりました」と連絡がくるパターンがあります。

 

偽のログインページに自分のIDとパスワードを入力することで、登録していたクレジットカードの番号が盗まれてしまう、というパターンは少なくありません。

 

こうした、フィッシング詐欺を対策するためには、不審なメールは開かない・入力しないなどの自己対策が必要になってくるのですね。

クレジットカードの盗難補償の対象外になってしまうケースもある

クレジットカードが乗っ取りの被害にあってしまい、第3者に不正に利用されてしまった場合でも、多くのクレジットカードには盗難保険が付帯していますので補償をうけることができます。

 

クレジットカードを乗っ取られてしまい、不正利用されてしまった場合には、利用明細書で不正利用を知った日から60日以内にカード会社に届け出ることで補償をうけることができます。

 

しかし、場合によっては不正利用が盗難補償の対象外になってしまうケースもありますので注意が必要です。

 

カード裏面にサインが記入されていない場合
他人にカードを貸して利用させた場合
カード契約者の家族や同居人が利用をした場合
カードの不正利用から60日以上が経過している場合
クレジットカードのキャッシングの被害にあってしまった場合

このような場合では、カードを不正利用されてしまった場合でも盗難補償の対象外になってしまい、補償をうけることができないケースがあります。

 

カードの裏面にサインをしていない方というのは意外と多いのではないでしょうか。

 

カードの裏面にサインがしていなかった場合、カードの自己管理が出来ていないという判断をされてしまい、補償の対象外になってしまうことがあるのですね。

 

また、盗難補償をうけるためには、利用明細書の発行から60日以内にカード会社に届けることが必要です。

 

近年では、紙の明細書を利用せずにWEB明細などを利用するケースが多くなっています。

 

WEB明細の場合、明細書が届いても確認をしていない、という方も少なくないのではないでしょうか。

 

リボ払いなどを利用している場合、クレジットカードが乗っ取られてしまった場合でも毎月の支払い金額に変わりが無いので、明細書を確認しないと不正利用に気付くことができません。

 

WEB明細を利用している場合でも、毎月身の覚えのない利用が無いか確認をすることが不正利用を防ぐ重要な対策となります。

 

また、近年増加しているカード乗っ取りの手口として、ペイパルを経由した不正利用の被害が増加しています。

 

ペイパルは、ネット通販などの際にネットショップにクレジットカード情報を知らせずに利用することができる決済サービスです。

 

近年では、ペイパルに登録しているデータそのものを乗っ取られてしまうといった被害が増加しているのです。

 

安全にネット通販を利用するために登録したペイパルのデータそのものを乗っ取られてしまうというのも、本末転倒になってしまいますよね。

 

こうしたペイパルを経由した不正利用の被害の場合、クレジットカードの盗難補償の対象外となってしまう場合があります。

 

ペイパル経由の不正利用の場合、クレジットカード会社ではなく、ペイパルに異議申立ての調査申請が必要になります。

乗っ取り被害にあってしまうと、面倒な手続きが必要

それでは、実際にクレジットカードが乗っ取りの被害にあってしまった際は、どのような対応が必要になるのでしょうか。

 

まず、必要な手続きは、コールセンターにクレジットカードが乗っ取りの被害にあってしまった旨を報告しなければなりません。

 

クレジットカードの不正利用の報告をすると、現在利用しているクレジットカードは、2次被害を防ぐために一時利用停止となり、新しくカードを発行する形になります。

 

カードが不正利用の被害にあってしまい、再発行する際にはカード番号が新しい番号に変わり、支払い用の銀行口座の情報もリセットされてしまいます。

 

クレジットカードの引き落とし口座を設定しなおすことももちろんですが、ケータイ料金や公共料金などの支払いにクレジットカードの自動引き落としを利用していた場合にはクレジットカード番号を新しく登録しなおす必要があります。

 

このように、クレジットカードが乗っ取りの被害にあってしまうと、面倒な手続きが必要になってしまいます。

 

不正利用の被害金額は盗難保険で補償されることもありますが、面倒な手続きが必要になってくることを考えると、クレジットカードの乗っ取りを予防する方法を考えたいですよね。

乗っ取り被害対策も万全!クレジットカードのセキュリティ対策とは?

クレジットカードには万一のカードの不正利用の際に、不正に利用された金額を補償してもらえる盗難保険が付帯しています。

 

しかし、ペイパル経由での不正利用など、不正利用の中には補償の対象外になってしまうケースもあります。

 

また、盗難保険が適用になるケースでも、自動引き落としの再設定などの面倒な手続きが必要になりますので、乗っ取り被害を予防することが大切です。

 

近年のインターネット犯罪の増加を背景に、クレジットカードのセキュリティ対策も年々進化を続けています。

 

ここでは、乗っ取り被害対策に使える最新クレジットカードのセキュリティ対策をご紹介していきましょう。

WebMoney Cardを使う

クレジットカードの乗っ取り被害が起こってしまう最もリスクが高いのがネット通販での利用です。

 

「WebMoney Card」はチャージをして利用することができる、プリペイド式の電子マネーです。

 

WebMoney CardにはMasterCardのカードブランドが決済ブランドとして付帯しており、MasterCardの加盟店やネット通販で利用することができます。

 

チャージはコンビニやauショップ、またはインターネットバンキングで現金チャージをすることができるほか、普段利用しているクレジットカードでチャージすることも可能です。

 

チャージした残高しか利用することができませんので、万一カード番号が乗っ取られてしまっても被害を最小限に防ぐことができます。

 

ネット通販などで利用する際には、支払いに必要な最小限の残高のみをチャージしておくようにすれば、乗っ取り被害を予防することができます。

Mastercardねっとを使う

WebMoney Cardと同じように、チャージ式のプリペイドカードとして利用することができるのが「Mastercardねっと」です。

 

Mastercardねっとには2タイプのカードが発行されており、

 

リチャージの出来ない「使いきりタイプ」
チャージして繰り返し利用できる「ちょコム貯金箱タイプ」

の2種類のカードを利用することができます。

 

特に、使い切りタイプの場合は最初にチャージした金額しか利用することができませんので、ネット通販用の使い捨てのカードとして利用することができます。

ネット決済専用のバーチャル番号を発行して使う

WebMoney Card・MasterCardねっとともに、チャージ式のプリペイドカードを新たに入手する必要があります。

 

クレジットカードの乗っ取り被害を防止するためとはいえ、新たにカードを発行してチャージして利用するというのは手間がかかってしまいますよね。

 

クレジットカード付帯のサービスとして利用することができる、ネット決済専用の「バーチャル番号」は、新たなカードを必要とせずに利用することができます。

 

バーチャル番号は、カード番号のみを発行して利用することができる仮想のクレジットカード。

 

ネット通販などに利用する際にも、本物のクレジットカードの番号を登録せずに利用することができますので、安全に利用することができます。

 

また、バーチャル番号は何度でも変更することが可能となっていますので、ネット通販で利用するごとに番号を変えれば、より安全に利用できます。

 

ネット時代の自己防衛法として非常に高い効果を発揮するのが、ネット決済専用のバーチャル番号なのですね。

ネット決済専用のバーチャル番号が発行できるクレジットカード

クレジットカードが乗っ取り被害にあってしまうと、面倒な手続きが必要となってしまいます。

 

また、ペイパル経由で乗っ取りの被害にあってしまった場合には、盗難保険の補償を受けられないなどのトラブルになってしまうこともあります。

 

ですので、ネット通販などでクレジットカードを利用する際には「ネット決済専用のバーチャル番号」などを利用して自己防衛を図る必要があるのですね。

 

ここでは、ネット決済専用のバーチャル番号を発行することができる、おすすめクレジットカードをご紹介していきましょう。

楽天カード

楽天カード

 

カードの詳細を見る

公式サイトを見る

年会費

無料

家族会員

無料

ETC

550円(税込)

還元率

1.0%

旅行傷害保険

最高2,000万円

 

完全バーチャルのプリペイドカードを発行できる
ネット不正あんしん制度などのネット通販に嬉しい付帯保険が充実
楽天市場の利用でポイント3倍

インターネットサービス大手の楽天が発行する「楽天カード」は、ネット通販に便利な付帯サービスが充実しており、安心してネット通販に利用することができます。

 

楽天カードでは、完全バーチャルで利用することができる「楽天バーチャルプリペイドカード」を発行することができます。

 

楽天バーチャルプリペイドカードは楽天e-NAVIから発行することが可能で、番号のみの発行で安全にネット通販で利用することができます。

 

楽天バーチャルプリペイドカードで利用することができるのは、最初に購入した残高分のみとなっていますので、ネット通販に利用する際にも安心ですよね。

 

また、楽天バーチャルプリペイドカード購入時には、購入代金の1%のポイントを獲得することができます。

 

楽天カードには、楽天バーチャルプリペイドカードだけではなく、ネット不正あんしん制度商品あんしん制度などのネットショッピングに嬉しい補償が付帯しています。

 

特に、近年ではネット通販で支払いをしても商品が届かないというトラブルも頻発していますので、そうした補償は嬉しいですよね。

 

エポスカード

エポスカード

 

カードの詳細を見る

公式サイトを見る

年会費

無料

家族会員

発行無し

ETC

無料

還元率

0.5%

旅行傷害保険

最高500万円

 

維持費・発行手数料無料でバーチャル番号発行可能
マルイのセールで10%オフでの買い物が可能
自動付帯で補償される海外旅行傷害保険が手厚い

マルイで年に4回の10%オフでお買い物をすることができる「エポスカード」

 

エポスカードでは、ネット決済に安全に利用することができる「エポスバーチャルカード」を発行することができます。

 

クレジットカードの付帯サービスとして発行することができるバーチャル番号は新規発行手数料が必要なケースが多くなっていますが、エポスバーチャルカードは維持費をかけずに発行することができます。

 

エポスバーチャルカードで発行されるカード番号には有効期限がありませんので、知らない内に有効期限が切れてしまって残高が消滅してしまうと言うトラブルも避けられます。

 

また、エポスバーチャルカードの利用では200円に1ポイントのエポスポイントを貯めることができますので、ネット通販もお得に楽しむことができます。

 

ネット通販でのセキュリティ制だけではなく、エポスカードには自動付帯で補償される海外旅行傷害保険に、最高200万円の傷害保険最高270万円の疾病保険が付帯します。

 

海外旅行の際に、利用する機会がある傷害・疾病治療の補償が手厚いので、海外旅行の際にも安心して利用することができるのですね。

 

ライフカード

ライフカード

 

カードの詳細を見る

公式サイトを見る

年会費

無料

家族会員

無料

ETC

無料

還元率

0.5%

旅行傷害保険

無し

 

国内初のVisaバーチャルプリペイドカードを発行
カード入会後1年間はポイント1.5倍
お誕生日月はポイント3倍

お誕生日月のポイント3倍サービスなどで人気を集めている年会費無料のカードが「ライフカード」です。

 

ライフカードでは、国内初のVisaバーチャルプリペイドカードとして発行されている「Vプリカ」を利用することができます。

 

Vプリカは、使いきりのバーチャルプリペイドカードとして利用することが可能となっており、ネット通販で安全にお買い物を楽しむことができます。

 

Vプリカには3,000円・5,000円・1万円・2万円・3万円の券種が用意されており、ネット通販で購入する商品の代金に応じて柔軟に使い分けることができます。

 

また、Vプリカにはセキュリティロック機能も装備されており、Vプリカそのものもネット通販で安全に利用することが可能です。

 

ライフカードは入会後1年間はポイント1.5倍で利用することが可能となっていますので、お得にカードを手に入れることができるのですね。

 

いまやネット通販は無くてはならないもの、セキュリティ対策は自衛で!

クレジットカードが乗っ取り被害にあってしまうリスクが最も高くなってしまうのは、ネット通販などでクレジットカードを利用する際でしょう。

 

しかし、リスクがあるとしても今や私たちの生活にはネット通販は無くてはならないものになっています。

 

ですので、ネット通販を利用する際には、ネット決済専用のバーチャル番号を発行するなどの自衛手段で対策をしておくことが重要です。

 

ネット通販のみで利用するバーチャル番号を利用すれば、最悪のケースでもクレジットカード本体の被害は防ぐことができます。

 

これからのネット社会では、乗っ取り被害から自分の身を守る方法を知っておくことも、ひとつのネットリテラシーとなるのですね。