JCBゴールド・ザ・プレミアの価値とは?特典もプラチナ級のゴールドカード!
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クレジットカードを持つものとして、ひとつの目標にもなってくるのが、ハイクラスのステータスカードへのインビテーションではないでしょうか。
今回ご紹介する「JCBゴールド・ザ・プレミア」は、国産の国際ブランドである「JCB」のインビテーションカード。
ゴールドカード以上の価値を持つ、限りなくプラチナカードに近い価値あるゴールドカードとして利用することができるクレジットカードとなっています。
JCBに認められたものしか持つことができない上質なサービスを誇るカードとして、特別な価値があるゴールドカードとなっているのですね。
今回は、JCBのハイクラスカード「JCBゴールド・ザ・プレミア」の特別なサービス内容を徹底的に解説していきましょう。
目次
JCBゴールド・ザ・プレミアの価値とは?どんなカード?
日本国産の国際ブランドを持つクレジットカードブランドが「JCB」です。
JCBの人気ラインとなるのが「JCB ORIGINALシリーズ」。
バランスの取れた上質なクレジットカードを低コストで保有することができるORIGINALシリーズは、多くのクレジットカードのシリーズの中でも人気の高いクレジットカードです。
「JCBゴールド・ザ・プレミア」は、JCB ORIGINALシリーズの中でも最上位に近いカードとなっています。
JCBの最上位カードは「JCBザ・クラス」がありますが、JCBゴールド・ザ・プレミアはザ・クラスの次に位置づけされるクレジットカードとなっています。
カードランクとしてはゴールドカードにカテゴリーされるカードであるものの、プラチナクラスのカードと比べても遜色ないベネフィットが用意されています。
ただし、JCBゴールド・ザ・プレミアは申込みをすれば誰にでも持てるカードではなく、カードを保有するためにはJCBのインビテーションを受ける必要があります。
そうした、選ばれた方にしか利用することができない点も、JCBゴールド・ザ・プレミアの価値を引き上げているのかも知れませんね。
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「JCBザクラス完全ガイド!オンリーワンのサービスの最強プラチナカード」
JCBゴールド・ザ・プレミアはどうすれば持てる?
JCBゴールド・ザ・プレミアを取得するためには、JCBからのインビテーションを受ける必要があります。
それでは、具体的にどのような条件を満たせば、JCBゴールド・ザ・プレミアのインビテーションをうけることができるのでしょうか?
JCBゴールド・ザ・プレミアのインビテーションを受けるための条件は、JCBによって明示されています。
JCBゴールドの会員であること
JCBゴールドの年間の利用金額が2年連続で100万円以上の方
MyJCBに受信可能なEメールアドレスを登録していること
このような3つの条件を満たせば、JCBゴールド・ザ・プレミアのインビテーションをうけることが可能です。
ですので、JCBゴールド・ザ・プレミアのインビテーションを受けるためには、まずJCBゴールドを保有する必要があります。
JCBゴールドの申込みには特にインビテーションを必要としていませんので、20歳以上で安定した収入のある方であれば申込みをすることができます。
JCBゴールドの審査はそれほどハードルが高いものではありませんが、ゴールドカードとしての審査になりますので、一般のカードよりは難易度が高くなっています。
JCBゴールドの審査に自信を持つ事ができない方の場合、一旦JCB一般カードを申込して、1年程度実績を積んでからJCBゴールドに切り替えた方が無難かも知れません。
JCBゴールド・ザ・プレミアのインビテーションを受けるためには、2年連続で100万円以上のカード利用が必要となります。
ですので、最短でもJCBゴールドを手にしてから2年間のクレジットヒストリーを積む必要があるのですね。
そうした苦労も、いざJCBゴールド・ザ・プレミアを保有して、特別なサービスを体感すれば報われることになるでしょう。
JCBゴールド・ザ・プレミアの基本情報
JCBゴールド・ザ・プレミアの年会費は16,500円(税込)となっていますが、その内訳は、カード年会費11,000円(税込)+サービス年会費5,500円(税込)となっています。
サービス年会費は年間100万円以上のカードの利用で無料になる特典がありますので、JCBゴールド・ザ・プレミアは実質11,000円(税込)で保有することができます。
JCBゴールドの年会費も11,000円(税込)となっていますので、同じ年会費でワンランク上のカードを保有することができるのですね。
また、JCBゴールド・ザ・プレミアは家族会員・ETCカードの年会費は無料で利用することができます。
JCBゴールド・ザ・プレミアの利用限度額は300万円までとなっていますが、利用状況によっては300万円以上の限度額が設定される実績もあります。
JCBゴールド・ザ・プレミアの還元率
JCBゴールド・ザ・プレミアの利用では、1,000円につき1ポイントの「OkiDokiポイント」を貯めることができます。
OkiDokiポイントは1ポイント約5円ほどの価値として利用することができますので、通常還元率は0.5%ということになりますね。
ポイントの計算は月間の累計利用金額からの計算となっており、切り捨てられる端数の金額は最大でも999円となりますので効率的にポイントを貯めることができます。
また、OkiDokiポイントはポイントの有効期限が5年間と長い点も大きなメリットとなっており、じっくりとポイントを貯めて利用することができます。
JCBゴールド・ザ・プレミアでは、電子マネーのチャージでポイントの付与をうけることができませんが、QUICPayを利用してApple Payの登録用のクレジットカードとして登録することができます。
JCBのクレジットカードはApple Payとの相性が非常によく、店舗での利用はもちろん、ウェブやアプリでのApple Pay決済にも対応しています。
QUICPay対応の店舗で利用することができるApple Payでのお買い物では、利用金額に応じてOkiDokiポイントを獲得することができます。
電子マネーを利用したい場合には、QUICPayをApple Payに登録して利用するのがお得です。
JCBゴールド・ザ・プレミアの付帯保険
JCBゴールド・ザ・プレミアには、プラチナクラス級の手厚い旅行傷害保険が付帯しています。
ここでは、JCBゴールド・ザ・プレミアの旅行傷害保険の詳細をまとめておきましょう。
国内旅行傷害保険
国内旅行傷害保険適用条件 |
自動付帯 |
---|---|
死亡・後遺障害 |
最高5,000万円 |
入院 |
5,000円/日 |
通院 |
2,000円/日 |
手術費用 |
入院日額×10倍または20倍または40倍 |
海外旅行傷害保険
海外旅行傷害保険適用条件 |
自動付帯 |
---|---|
死亡・後遺障害 |
最高1億円(自動付帯5,000万円) |
傷害治療 |
最高300万円 |
疾病治療 |
最高300万円 |
救援者費用 |
最高400万円 |
携行品損害 |
最高50万円 |
賠償責任 |
最高1億円 |
家族特約 |
最高1,000万円 |
JCBゴールド・ザ・プレミアの海外旅行傷害保険の死亡・後遺障害の補償は、自動付帯では5,000万円・利用付帯では1億円までの補償をうけることができます。
また、JCBゴールド・ザ・プレミアの海外旅行傷害保険の優秀な点は、最高1,000万円までの家族特約が付帯している点です。
家族カードを作ることができない18歳以下の家族などとの海外旅行の際でも、安心の補償をうけることができるのですね。
航空機遅延補償
JCBゴールド・ザ・プレミアでは、国内外での航空機の利用時に安心の航空機遅延補償をうけることができます。
乗継遅延費用 |
2万円 |
---|---|
出航遅延・欠航・搭乗不能費用 |
2万円 |
受託手荷物遅延 |
2万円 |
受託手荷物紛失 |
4万円 |
最近、ニュースでも海外の航空会社のストの為に航空便の欠航が発生したことが話題になっています。
予定していた飛行機に乗ることができなければ、最悪無駄な宿泊費などが発生してしまう場合がありますが、JCBゴールド・ザ・プレミアでは補償が付いていますので安心ですね。
ショッピング保険
JCBゴールド・ザ・プレミアを利用して購入した商品が、盗難や破損の被害によって損害を受けてしまった場合、年間500万円までの補償をうけることができます。
海外で購入した高額な商品が盗難されてしまった場合でも補償の対象となりますので、海外でのショッピングも安心して利用することができますよね。
JCBゴールド・ザ・プレミアの付帯サービス
JCBゴールド・ザ・プレミアには、JCBゴールドよりもさらにワンランク上の付帯サービスが用意されており、特別なベネフィットを感じることができます。
ここでは、JCBゴールド・ザ・プレミアのアイデンティティともなる、付帯サービスをご紹介していきましょう。
プライオリティパス
プレミアムカードに付帯しておいてもらいたいサービスNO.1の付帯サービスが「プライオリティパス」ではないでしょうか?
国内外の空港VIPラウンジを使い放題になる「プライオリティパス・プレステージ会員」がJCBゴールド・ザ・プレミアには付帯します。
空港のセキュリティゲートの中に設置されている、VIPラウンジを含む空港ラウンジを利用することができますので、飛行機の利用の際に非常にメリットがあることはいうまでもありません。
空港VIPラウンジでは、フリードリンクや軽食はもちろんのこと、アルコールの飲み放題を提供しているラウンジもありますので、非常に有意義に待ち時間を過ごすことができるのですね。
JCBプレミアムステイプラン
JCBゴールド・ザ・プレミアの特別な付帯サービスとなるのが「JCBプレミアムステイプラン」です。
プレミアムステイプランでは、国内の厳選ホテルを特別な優待プランで利用することができます。
シティホテルの利用の際には、非日常を感じることができるスイートルームでの宿泊プランをお得な優待価格で楽しむことができます。
JCBゴールドデスク
JCBゴールド・ザ・プレミアには、ゴールドカード専用の「JCBゴールドデスク」が付帯します。
一般のカードデスクとは完全に分割されたゴールドカード専用デスクとなっていますので、不快な待ち時間を少なく利用することが可能となっています。
手荷物無料宅配サービス
JCBトラベルデスクのパッケージツアーの代金をJCBゴールド・ザ・プレミアで支払うと、手荷物無料宅配サービスを利用することができます。
帰国の際の手荷物をスーツケース1つまで無料で宅配してもらえますので、疲れて帰った帰国の際に身軽で帰宅することができるのですね
ゴールドフラワーサービス
大切な取引先や、大事な方にフラワーギフトを贈る際にもJCBゴールド・ザ・プレミアは役に立ちます。
ゴールドフラワーサービスでは、電話1本で5%割引の優待価格でフラワーギフトを贈ることが可能となっています。
JCBゴールド・ザ・プレミアのメリット
JCBゴールド・ザ・プレミアには、プラチナカード並みの上質な付帯サービスが数多く用意されています。
それだけではなく、JCBゴールド・ザ・プレミアでしかうけることができないメリットも数多くうけることができるのです。
ここでは、JCBゴールド・ザ・プレミアだけのメリットをご紹介していきましょう。
JCBザ・クラスのインビテーションを目指すことができる
JCBゴールド・ザ・プレミアを保有することでの最も大きなメリットとなる点が「JCBザ・クラス」のインビテーションを目指すことができる点でしょう。
JCBザ・クラスは、JCBの発行するプロパーカードの中でも最上位に位置づけされるカード。
上質なコンシェルジュサービスやダイニングサービスに加え、ディズニーの秘密のレストランでの食事の招待をうけることができるスペシャルなカードとなっています。
JCBザ・クラスのインビテーションを受けるためには、JCBゴールド・ザ・プレミアを年間100万円以上の利用をすることが条件となっています。
ですので、JCBザ・クラスのインビテーションを受けるためには、JCBゴールド・ザ・プレミアの保有が最低条件となっているのですね。
中には、JCBザ・クラスのインビテーションを受けるためにJCBゴールド・ザ・プレミアをまずは目指す!という方も多いのではないでしょうか?
JCBゴールド・ザ・プレミアでも充分に上質なサービスをうけることができますが、やはり最高峰のJCBザ・クラスは桁違いのお得なカードとなっているのですね。
ダイニング30で高級レストランでの食事が30%オフ
JCBゴールド・ザ・プレミアのサービスの中でも、特に直接的に得をすることができるサービスが「ダイニング30」です。
ダイニング30では、提携のレストランでの食事の合計代金またはコース料理の支払いが30%オフになる特典となっています。
家族でレストランで食事をした場合、3万円〜5万円の代金になってしまうことは多いでしょう。
高額な食事の場合でも、30%引きの特典をうけることができますので、3万円の食事で利用した場合9,000円の割引きを受けることができます。
年に数回、食事の際にダイニング30を利用すれば、それだけで年会費のもとをとることも充分に可能となっているのですね。
JCBゴールド・ザ・プレミアのデメリット
JCBゴールド・ザ・プレミアの唯一のデメリットと言っても良い点が、電子マネーへのチャージではポイント付与の対象とならない点です。
クレジットカードのポイントを効率的に貯めるためには、クレジットカードと電子マネーの併用は必須となっています。
JCBゴールド・ザ・プレミアでは、楽天Edyやnanacoなどのチャージでポイントを貯めることができない点がデメリットになるでしょう。
JCBゴールド・ザ・プレミアはQUICPayを利用してApple Payに登録することができますので、電子マネー利用の際にはQUICPayを利用するようにしましょう。
QUICPayの利用ではJCBゴールド・ザ・プレミアのクレジットカードポイントを貯めることができますので、お得に併用することができるのですね。
JCBゴールドとJCBゴールド・ザ・プレミアのサービスの差
JCBゴールド・ザ・プレミアは、JCBゴールドの上位カードとしての位置づけのカードとなります。
JCBゴールドを2年連続で100万円以上利用することでようやく持つことが許されるJCBゴールド・ザ・プレミア。
JCBゴールドに比べて、どの程度のサービスの差があるのでしょうか?
ここでは、JCBゴールドとJCBゴールド・ザ・プレミアのサービスの差を比較してみましょう。
|
JCBゴールド |
JCBゴールド・ |
---|---|---|
年会費 |
11,000円(税込) |
16,500円(税込) |
家族会員 |
無料 |
無料 |
ETC |
無料 |
無料 |
還元率 |
0.5% |
0.5% |
空港ラウンジ |
〇 |
〇 |
プライオリティパス |
× |
〇 |
ゴールドデスク |
〇 |
〇 |
ダイニング30 |
× |
〇 |
このように、プライオリティパス・ダイニング30と言った付帯サービスはJCBゴールド・ザ・プレミアの独自の特典となっています。
JCBゴールド・ザ・プレミアの年会費は16,500円(税込)と、JCBゴールドよりも5,000円程度高くなっていますが、年間100万円以上の利用で年会費11,000円(税込)で利用することができます。
既にJCBゴールド・ザ・プレミアを保有しているということは、年間100万円以上の利用実績がある方ですので、実質年会費は11,000円(税込)となるでしょう。
ですので、JCBゴールド・ザ・プレミアは保有コストが変わらずに特別なサービスをうけることができるカードということになります。
JCBゴールドを利用している方は、迷わずJCBゴールド・ザ・プレミアのインビテーションを目指すべきなのですね。
JCBザ・クラスまであと少し!(まとめ)
国産の国際ブランドJCBの上位カードとして、特別なサービスをうけることができるJCBゴールド・ザ・プレミア。
JCBゴールド・ザ・プレミアの最も大きなメリットとなるのは、JCBの最高峰「JCBザ・クラス」のインビテーションを目指すことができる点です。
JCBゴールド・ザ・プレミアを1年〜2年、100万円以上の利用を続ければJCBザ・クラスのインビテーションを受けることができます。
JCBゴールド・ザ・プレミアを保有するためには、JCBゴールドを2年連続で100万円以上利用することが必要です。
インビテーションまでの段階の多さから、インビテーションを受けるのが最も難しいカードと言われているのがJCBザ・クラス。
しかし、JCBゴールド・ザ・プレミアを手に入れることができれば、JCBザ・クラスのインビテーションも目の前なのです!
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