楽天PINKカードと楽天カードの違いは?特典やサービスの差を比較!
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年会費無料のクレジットカードの中でも、特に絶大な人気を誇っているクレジットカードが「楽天カード」です。
永年年会費無料でありながら、ザクザクポイントを貯めることが可能となっているほか、最高2,000万円の海外旅行傷害保険を備えているなどコストパフォーマンスに非常に優れたカードとなっています。
そんな楽天カードに女性向けの「楽天PINKカード」が発行されているのをご存じでしょうか?
楽天PINKカードは、楽天カードのメリットや付帯サービスをそのままに、女性の方に嬉しいサービスが数多く用意されているクレジットカードとなっています。
今回は、楽天PINKカードの魅力、そして楽天カードとのサービスの違いを徹底解説していきましょう。
目次
楽天PINKカードの特徴
楽天PINKカードは、楽天カードの基本的な機能を備え、さらに女性向けの付加価値をプラスした女性向けのクレジットカードとなっています。
年会費は永年無料となっており、家族会員と合わせても年会費を無料で利用することができるコストのかからないカードです。
ETCカードの年会費は550円(税込)となっていますが、楽天ポイントクラブの会員ランクがプラチナ・ダイヤモンド会員以上の方はETC年会費を無料で利用することができます。
楽天ポイントクラブのプラチナ会員達成条件は、6か月間で2,000ポイントの獲得・15回以上のカード利用と達成条件は決して難しくありません。
楽天カードをメインカードとして利用し、月間約3万円程度の利用を続ければプラチナ会員に達成することができます。
楽天PINKカードの国際ブランドには、Visa・Mastercard・JCBの3大国際ブランドの中から好きなブランドを選択することができます。
世界的な加盟店の数からいうとVisa・Mastercardが有利となっていますが、後述する電子マネーチャージの際のメリットを考えると、JCBが有利となっています。
海外でメインカードとして利用する目的が無い場合には、国際ブランドはJCBを選択するのがおすすめです。
楽天PINKカードの還元率
楽天PINKカードの利用では、100円ごとに1ポイントの楽天ポイントを貯めることができます。
楽天ポイントは楽天のサービスの他にも、楽天ポイント加盟店で1ポイント=1円で利用することができる共通ポイントとなっています。
直近では2017年6月1日から全国のマクドナルドでの楽天ポイントカードの提携がスタートしており、より便利に楽天ポイントを利用することが可能となっています。
楽天ポイントは月間の累計利用金額100円に対して1ポイントが付与されますので、毎月切り捨てられてしまう端数は最大でも99円で済み、効率的にポイントを貯めることができます。
楽天ポイントの有効期限は最後にポイントが増減した日の翌年同月末となっています。
ですので、年に1回でもカードを利用してポイントを獲得すれば、ポイントの有効期限を実質無期限でポイントを貯めることができるメリットがあります。
楽天ポイントは2対1のレートでANAマイルに交換することもできますので、実質無期限でマイルを貯めることも可能となっているのですね。
楽天PINKカードでは、カードの利用はもちろん、電子マネーへのチャージでもポイントを貯めることが可能となっています。
- 楽天Edy:0.5%
- Suica:1.0%
- SMART ICOCA:1.0%
また、楽天PINKカードにはQUICPayが搭載されているので、QUICPay加盟店でApple Payを利用して決済をすることができます。
Apple Payの知用の場合でも1.0%の還元率でポイントを貯めることができますので、より効率的にポイントを貯めることができるのですね。
楽天PINKカードだけの特典・サービス
楽天PINKカードでは、楽天カードのサービス・機能はそのままに、女性向けの特典や付加価値が数多く用意されています。
ここでは、楽天PINKカードだけでの特典やサービスを解説していきましょう。
楽天グループ優待サービス
楽天PINKカードでは、月額330円(税込)で「楽天グループ優待サービス」を利用することができます。
楽天の様々なサービスが割引になるクーポンが満載のお得な優待サービスとなっていますので、楽天のサービスを普段から利用している方には大きな特典となります。
ここでは、楽天グループ優待サービスで利用できる代表的な優待サービスをご紹介していきましょう。
楽天トラベル |
税込15,000円以上の国内宿泊予約で |
---|---|
楽天ブックス |
税込3,240円以上の利用で100円オフ |
楽天kobo |
全ての電子書籍が5%オフ |
楽天SHOWTIME |
全品20%オフ |
楽天市場 |
パンテーン対象商品が10%オフ |
楽天ビューティ |
美容品のネット予約・来店で200ポイント |
このように、楽天グループ優待サービスでは、楽天の様々なサービスで割引の特典をうけることが可能となっています。
特に、楽天市場でのパンテーン対象商品の10%オフなどは女性に嬉しいサービスとなるのではないでしょうか。
月に3,000円程度のパンテーン商品を購入する方であれば、それだけで月額会員料金のもとを取ることも可能となっているのですね。
RAKUTEN PINKY LIFE
RAKUTEN PINKY LIFEでは、月額330円(税込)で女性に嬉しい様々なサービスの割引を受けることができます。
クーポン券1枚の利用で300円以上の得をすることができるサービスも多くなっていますので、女性の方必見のサービスとなっているのですね。
RAKUTEN PINKY LIFEでは、11万以上の多彩なジャンルの割引・優待特典が利用できます。下記はサービスの一例です。
整体・骨盤サロン |
共通券1,000円が850円に |
---|---|
ヒューマックスシネマ |
チケット1,900円が1,300円に |
カラオケ本舗まねきねこ |
室料30%オフまたは |
ピザハット |
注文2,500円以上で500円オフ |
カラオケビッグエコー |
日〜木・祝日室料30%オフ |
東京お台場大江戸温泉物語 |
利用券2,768円が1,986円に |
このように、1つのサービスを利用するだけで月額料金の元以上の得をすることができる、お得なサービスとなっています。
このほかにも女性のライフスタイルに嬉しい割引サービスが豊富に用意されており、毎日の生活でお得に利用することができるのですね。
楽天PINKサポート
楽天PINKカードの付加価値の中で、特に女性の目線に立って嬉しいサービスとなっているのが楽天PINKサポートではないでしょうか。
楽天PINKサポートでは、女性向けの保険を低価格で付帯させることができます。
※ケガの補償プラン、携行品損害賠償プラン、個人賠償責任事故補償プランは、2019年6月1日をもって補償を終了しています。
女性特例疾病補償プラン
低価格の保険料で、女性特有の疾病に備えることができる補償プランです。
乳がん・子宮筋腫などの女性特有の疾病での入院や手術などの際に補償をうけることができます。
女性特有の疾病で入院した場合には、日額3,000円の入院給付金が給付され、入院中の手術の場合には別途30,000円の手術見舞金をうけとることができます。
また、治療費が高額になりがちな放射線治療の際にも、1回の放射線治療につき30,000円の保険金をうけとることができます。
楽天PINKカードと楽天カードの違いを比較!
インターネットサービス大手の楽天グループが、女性向けのサービスを充実させて提供している楽天PINKカード。
ここでは、楽天カードと楽天PINKカードの違いを様々な角度から検証していきましょう。
基本情報で比較
ここでは、楽天カードと楽天PINKカードの基本情報を比較してみましょう。
|
楽天カード |
楽天PINKカード |
---|---|---|
年会費 |
無料 |
無料 |
家族会員 |
無料 |
無料 |
ETC |
無料 |
無料 |
還元率 |
1.0% |
1.0% |
旅行傷害保険 |
最高2,000万円 |
最高2,000万円 |
Apple Pay登録 |
可能 |
可能 |
楽天PINKカードは、楽天カードの基本的な機能はそのままに、女性に嬉しい付加価値の付いたカードとなっています。
ですので、両者の基本情報には差が無く、ともに永年年会費無料で利用することができる、コストパフォーマンスに優れたカードとなっています。
券面デザインで比較
楽天カードと楽天PINKカードの大きな違いとなっているのが、券面デザインの違いでしょう。
楽天カードの券面デザインは「Rakuten」のロゴが入ったシルバーのシンプルなデザインになっています。
楽天PINKカードのデザインは、その名の通りピンク基調になっており、より女性向けのデザインが採用されています。
また、お好みに合わせてMastercardブランド選択時には、お買い物パンダデザインの券面デザインを選択することができます。
無骨なシルバーデザインのカードはちょっと、という女性の方には楽天PINKカードのデザインは嬉しいかも知れませんね。
付帯サービスで比較
楽天カード/楽天PINKカードには共通して、
楽天バーチャルプリペイドカード
海外お土産宅配サービス
空港パーキング優待
海外レンタカー
防寒具一時預かりサービス
などの豊富な付帯サービスが用意されています。
楽天PINKカードでは、こうした付帯サービスに加えて、有料ではありますが女性に嬉しい付帯サービスを追加することができます。
楽天グループ優待サービス
RAKUTEN PINKY LIFE
楽天PINKサポート
このように、女性に嬉しい付帯サービスを任意で追加することができる点が、楽天PINKカードの大きなメリットとなっています。
必要であれば付帯し、不要なら年会費無料で利用可能と、自分の用途に合わせて利用することができる点も大きなメリットとなっていますよね。
申込資格で比較
ここでは、楽天カードと楽天PINKカードの申込資格を比較してみましょう。
サービス内容、カードのアイデンティティを考えると、楽天PINKカードは女性限定のクレジットカードと感じてしまうかも知れません。
しかし、楽天カード/楽天PINKカードともに、高校生を除く18歳以上の方となっており、男性の方でも申込みをすることは可能です。
楽天グループ優待サービスなどは、男性の方でもメリットがありますので、男性の方でも楽天PINKカードを申込みできるのは嬉しいですよね。
ただし、当然のことですが、男性の方の場合は楽天PINKサポートを利用することはできませんので注意が必要です。
楽天カードから楽天PINKカードに切り替えするには?
楽天カードの機能・サービスはそのままに、女性に嬉しい特典や付加価値が数多く用意されている楽天PINKカード。
既に楽天カードをお使いの方の中にも、楽天ピンクカードに切り替えをしたいと思った方も多いかも知れませんね。
楽天カードから楽天PINKカードに切り替えをすることは可能ですが、カード切り替えの場合は新規発行手数料として1,100円(税込)の手数料が必要となります。
一度、楽天カードを解約してから楽天PINKカードを再申込みをした場合には、新規発行手数料は必要ありませんが、カードを利用できない期間が発生してしまいます。
解約・再入会の場合でも審査が必要となっていますので、確実に審査に通過するとは限りませんので注意が必要となっています。
また、楽天カードを解約して、楽天PINKカードに再入会する場合には、楽天PINKカードの新規入会キャンペーンなどには参加することができません。
楽天PINKカードはこんな方におすすめ
永年年会費無料で、女性に嬉しい様々なサービスを低価格で任意で付帯させることができる楽天PINKカード。
女性の方
楽天のサービスを良く利用している方
手軽に女性向けの保険に加入したい方
このような条件に当てはまる方の場合は、楽天PINKカードでメリットをうけることができる条件の方であると言えるでしょう。
楽天PINKカードには、RAKUTEN PINKY LIFE などの女性向けのサービスを付帯させることが可能となっており、女性向けの嬉しいサービスが豊富に用意されています。
また、楽天PINKサポートでは女性向けの嬉しい付帯保険に加入することができます。
楽天PINKカードでは、楽天グループ優待サービスで楽天の様々なサービスでの優待割引を受けることができます。
女性の方だけではなく、男性の方でも楽天PINKカードを利用するメリットはあるのではないでしょうか。
女性の方にはよりお得に、楽天PINKカード
年会費無料のクレジットカードの中でも、絶大な人気を誇るクレジットカードが楽天カードです。
カードの利用では1%の還元率で実質無期限のポイントを貯めることが可能となっており、楽天市場の利用では4倍ポイントでのお買い物ができます。
また、ポイント還元だけではなく、最大2,000万円の旅行傷害保険も付帯しており、非常にコストパフォーマンスに優れたカードとなっています。
楽天PINKカードはそうした楽天カードの機能はそのままに、女性向けの嬉しい特典が付加されたお得なクレジットカードとなっています。
女性の方はますますお得に利用することができる楽天PINKカードを手に入れてみてはいかがでしょうか。