三井住友プラチナカードとJCBザ・クラス比較!年会費50,000円対決!
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クレジットカードにステータスを求めたい方は、やはりプロパープラチナカードを利用すべきであると言えるでしょう。
三井住友カード プラチナとJCBザ・クラスは、ともに年会費55,000円(税込)で利用できるカードとなっており、頻繁に比較の対象に挙げられるカードでもあります。
ともにプラチナクラスのカードと言うこともあり、一般・ゴールドカードでは決して体験することができない、上質なベネフィットが数多く用意されています。
それでは、実際には三井住友カード プラチナとJCBザ・クラスのどちらが、より優れたカードと言えるのでしょうか?
今回は、年会費50,000円対決として、三井住友カード プラチナとJCBザ・クラスの、両者のプラチナカードを比較していきましょう。
目次
三井住友カード プラチナってどんなカード?
クレジットカード会社としての歴史も古く、日本国内のクレジットカードのパイオニア的な会社とも言える「三井住友カード」。
三井住友カードの発行する、最上位のプラチナカードとして利用することができるカードが「三井住友カード プラチナ」です。
プロパープラチナカードの場合、インビテーションが必要なカードも多くなっていますが、三井住友カード プラチナでは招待不要で申込みで取得することができます。
プラチナカードに相応しい、手厚い旅行傷害保険や特別なベネフィットも用意されており、ステータスを求める方にも最高のプラチナカードと言えます。
エンターテイメントに強い三井住友カードの特徴として、エンターテイメントに特化したベネフィットも用意されており、プライベートを充実させたい方にも最適です。
JCBザ・クラスってどんなカード?
主要5大国際ブランドにも数えられる「JCB」は、日本が誇る国際ブランドを持ったクレジットカード会社となっています。
JCBの発行する最高峰のクレジットカードとなっているのが「JCBザ・クラス」です。
JCBザ・クラスは、JCBからのインビテーションをうけないと申込みをすることができない、招待制のカードとなっています。
サービス内容は最高峰のカードに相応しい特別なものとなっており、カードを保有することによる満足感も大きい特別なカードとなっています。
また、JCBは東京ディズニーリゾートとパートナー関係にあり、東京ディズニーリゾートでの特典も豊富に用意されています。
三井住友カード プラチナとJCBザ・クラスを徹底比較
国内でのVisaのプロパーカードとも言える三井住友カードの最上位カード・三井住友カード プラチナと、国産唯一の国際ブランド・JCBの最上位カードであるJCBザ・クラス。
三井住友カード プラチナとJCBザ・クラスの2枚のカードは、頻繁に比較されるカードでもありますが、多角度から検証した際にはどちらのカードがお得なカードと言えるのでしょうか?
ここでは、両者のプラチナカードを基本情報の面から比較していきましょう。
基本情報で比較
三井住友カード プラチナ | JCBザ・クラス | |
---|---|---|
年会費 | 55,000円(税込) | 55,000円(税込) |
家族会員 | 無料 | 無料 |
ETC | 無料 | 無料 |
申込資格 | 30歳以上で安定した収入のある方 | 招待制 |
還元率 | 0.5〜2.5% | 0.5% |
三井住友カード プラチナとJCBザ・クラスでは、ともに年会費55,000円(税込)で利用することが可能となっており、家族カードの追加の場合も両者ともに無料となっています。
ただし、三井住友カード プラチナではWEB明細の利用で、1,100円(税込)の年会費割引をうけることができますので、若干年会費を有利に利用することができます。
また、三井住友カード プラチナでは半年間の利用金額に応じて、0.5%の額面の三井住友VJAギフトカードがプレゼントされる特典があります。
半年間のプレゼントの上限金額は30,000円となっていますので、年間で最大60,000円のギフトカードの還元をうけることができるのですね。
年間の利用金額によっては、三井住友カード プラチナでは非常に大きな還元をうけることが可能となっており、コスト面ではJCBザ・クラスよりも有利に利用することが可能です。
国際ブランドを比較
JCBザ・クラスでは、国際ブランドにJCBのみしか選択することができませんが、三井住友カード プラチナではVisa/Mastercard@のいずれかのブランドを選択することができます。
国際ブランドでのカードの使い勝手で言うと、三井住友カード プラチナに軍配が上がるでしょう。
ポイント還元率・使い勝手で比較
クレジットカードを比較する際には、必ず必要な要素となってくるのがポイント還元率と、ポイントの使い勝手です。
三井住友カード プラチナでは0.5〜2.5%のVポイント、JCBザ・クラスでは0.5%のOkiDokiポイントが貯まります。
また、JCBザ・クラスでは年間の利用金額に応じて、翌年の還元率がアップするポイントアップステージが用意されています。
JCBザ・クラスでは年間300万円の利用で翌年0.85%還元
また、JCBザ・クラスでは、セブン-イレブンやスターバックスをはじめとしたJCB ORIGINALシリーズパートナー店でポイントが優遇される特典があります。
セブン-イレブンではポイント3倍・スターバックスではポイント5倍と、有利な還元率でポイントを貯めることが可能となっています。
カードの利用で貯めたポイントは、各種ギフト券や他社ポイントなどの豊富な交換先に交換して利用することができます。
JCBザ・クラスでは、加えて東京ディズニーリゾートのパークチケットに、1,300ポイント=7,400円相当・1ポイントの価値5円以上で交換することができます。
こうした点を総合的に判断すると、JCBザ・クラスの方が還元率・ポイントの使い勝手の点では有利になっていると言うことができるでしょう。
三井住友カード プラチナとJCBザ・クラスを海外旅行傷害保険で比較
プラチナカードを保有する層の方の場合、海外旅行や出張で海外に出かける機会の多い方もいらっしゃるでしょう。
手厚い海外旅行傷害保険が用意されているのも、上質なプラチナカードの条件となっているのですね。
ここでは、三井住友カード プラチナとJCBザ・クラスの海外旅行傷害保険の内容を比較してみましょう。
三井住友カード プラチナ | JCBザ・クラス | |
---|---|---|
死亡・後遺障害 | 最高1億円 | 最高1億円 |
傷害治療 | 最高500万円 | 最高1,000万円 |
疾病治療 | 最高500万円 | 最高1,000万円 |
携行品損害 | 最高100万円 | 最高100万円 |
救援者費用 | 最高1,000万円 | 最高1,000万円 |
賠償責任 | 最高1億円 | 最高1億円 |
家族特約 | 最高1,000万円 | 最高1,000万円 |
乗継遅延費用 | 2万円 | 2万円 |
出航遅延・欠航・搭乗不能 | 2万円 | 2万円 |
手荷物遅延費用 | 2万円 | 2万円 |
手荷物紛失費用 | 4万円 | 4万円 |
両者の海外旅行傷害保険を比較すると、ほぼ同額の補償となっていますが、傷害・疾病治療の補償金額がJCBザ・クラスの方が有利になっています。
傷害・疾病治療の補償は、実際の海外旅行の際のケガ・病気の治療に備えることができる補償となっており、より安心を備えることができます。
とは言え、三井住友カード プラチナの補償でも、最上級の補償であることは間違いありませんので、ともに優秀な旅行傷害保険を備えていると言うことができます。
三井住友カード プラチナとJCBザ・クラスのベネフィットを比較
プラチナカードに最も求められる機能・サービスとなってくるのが、特典として利用することができる付帯サービスやベネフィットです。
三井住友カード プラチナとJCBザ・クラスでは、ともに上質な特典が用意されており、年会費以上のメリットを感じることができるカードとなっています。
両者で共通して利用することができるのは、24時間365日対応のコンシェルジュサービス・コース料理1名分無料のサービス等です。
電話1本でユーザーの希望を叶えてくれるコンシェルジュサービスは、プラチナカードには無くてはならないサービスのひとつとなっています。
特にJCBのコンシェルジュサービスは上質なことで知られ、ユーザーに寄り添った対応を期待することができます。
また、実益的なメリットのある付帯サービスとして利用することができるのが、コース料理1名分無料のサービスです。
三井住友カード プラチナでは「プラチナグルメ」、JCBザ・クラスでは「グルメベネフィット」と言った名称で、2名以上のコース料理の利用で1名分が無料になる特典をうけることができます。
JCBザ・クラスではダイニング特典として、グルメベネフィットに加えて「ダイニング30」と言う特典が用意されています。
ダイニング30では、提携レストランでの飲食代金が30%オフになる特典がありますので、飲酒をされる方などの場合にはグルメベネフィットよりもお得になるケースがあります。
このように、両者のカードでは、共通して利用することができる、プラチナカードならではの特典が豊富に用意されているのですね。
両者のカードのメンバーズセレクションの違い
三井住友カード プラチナとJCBザ・クラスでは、ともに「メンバーズセレクション」と言う名称で年に1回の特典をうけることが可能となっています。
三井住友カード プラチナのメンバーズセレクションでは、
プライオリティパス
名医によるセカンドオピニオンサービス
食の逸品プレゼント
と言った、空港サービス・健康・食の中から、自分に興味のある特典を選択することができます。
特にメリットのあるサービスと言えるのが、通常年会費429米$が必要となるプライオリティパスの取得です。
プライオリティパスでは、世界1,000か所以上のVIPラウンジを含めた空港ラウンジを利用することができますので、特に海外旅行・出張の多い方にはメリットのあるサービスです。
しかし、JCBザ・クラスではプライオリティパスが無条件で取得可能となっており、メンバーズセレクションでは、さらに付加価値のある特典を選択することができます。
JCBザ・クラスのメンバーズセレクションでは、
テーマパーク&トラベルコース
厳選ギフトコース
と言った特典を利用可能となっています。
テーマパーク&トラベルコースでは、25,000円分のJTB旅行券や、東京ディズニーリゾートの1万円分のギフトカード+パークチケット2枚分など、25,000円相当のプレゼントを獲得できます。
三井住友カード プラチナとJCBザ・クラスを取得難易度で比較
三井住友カード プラチナとJCBザ・クラスの最も大きな違いとも言えるのが、その取得難易度の違いでしょう。
三井住友カード プラチナは、申込みで取得可能となっており、一般・ゴールドカードのステップを踏まなくても取得することができます。
プラチナカード独自の審査基準となるため、通常カードよりも審査の難易度は上がるものの、申込みで今すぐ取得することができると言うのは嬉しいですよね。
対して、JCBザ・クラスは、取得の難易度が非常に高いクレジットカードとしても知られています。
JCBザ・クラスのインビテーションの目安としては、
JCBゴールドを2年間継続して100万円以上利用して「JCBゴールド・ザ・プレミア」を取得
JCBゴールド・ザ・プレミアを継続して100万円以上利用してJCBザ・クラスのインビテーションの可能性あり
と、JCBゴールドから取得しても、3年のカードの利用が必要となっています。
ただし、先日募集が開始された「JCBプラチナ」は、申込みで取得可能なJCBザ・クラスに次ぐ上位カードとなっています。
JCBプラチナを利用することで、JCBザ・クラスのインビテーションの近道になることも充分に考えることができるのですね。
とは言え、JCBザ・クラスの取得にはインビテーションが必要となっていますので、取得難易度で比較するとやはり三井住友カード プラチナにアドバンテージがありますよね。
手軽にプラチナカードを取得したい方は三井住友カード プラチナ
三井住友カード プラチナでは、最上位のプラチナカードでありながら申込みで取得可能な、取得難易度が低めになっているプラチナカードとなっています。
インビテーションを待たずに取得することができる点から、今すぐプラチナカードを利用したいと言う方にもおすすめできるカードとなっています。
また、三井住友カード プラチナでは、半年間の利用金額に応じて0.5%の三井住友VJAギフトカードがプレゼントされる特典があります。
年間で最高60,000円までのギフトカードを獲得することができますので、利用金額によってはギフト券のプレゼントで年会費のもとを取ることも可能です。
三井住友カード プラチナでは、プラチナカードに相応しい手厚い旅行傷害保険と、コンシェルジェサービスなどの付帯サービスが魅力です。
メンバーズセレクションでプライオリティパスも取得することができますので、非常にバランスの良いプラチナカードとして利用することができるのでは無いでしょうか。
より上質な特典を利用したい方はJCBザ・クラス
JCBの最高峰であるJCBザ・クラスでは、最上位カードに相応しい特典が豊富に用意されています。
コンシェルジェサービス・グルメベネフィット・プライオリティパスをはじめとした、プラチナカードに求めたいサービスは全て網羅していると言っても良いでしょう。
また、年に1回のメンバーズセレクションの特典では、ディズニーの秘密のレストランの食事券を交換できるなど、ディズニー好きの方にも最高のプラチナカードとなっています。
JCBザ・クラスは、プラチナカードと言う扱いのカードとなっていますが、新たに発行されたJCBプラチナの登場によって、ブラックカードに格上げされることも予想されます。
「ラグジュアリーカード」「センチュリオンカード」に代表される金属製の券面の採用など、さらなる付加価値の追加が期待されるカードでもあるのですね。
JCBザ・クラスは、インビテーションが必要な招待制のカードとなっていますが、苦労して取得するに相応しい特別なカードとなっているのですね。
⇒JCBザ・クラス取得には、まずはJCBゴールドかJCBプラチナから
あなたはすぐに作れる三井住友カード プラチナ?JCBザ・クラスのインビテーションを目指す?
今回は、年会費50,000円のプラチナカード対決として、三井住友カード プラチナとJCBザ・クラスの2枚のカードを比較してきました。
多角度から検証をした結果、総合的な機能や特典で言うとJCBザ・クラスが有利になっていると言えるでしょう。
ただし、三井住友カード プラチナには、申込みですぐに取得できると言うアドバンテージと、VJAギフト券のプレゼントによる還元があります。
より手軽にプラチナカードを利用したいと言う方には、三井住友カード プラチナは決して劣ったカードと言う訳ではありません。
あなたは、すぐに作れる三井住友カード プラチナと、JCBザ・クラスのどちらのカードを目指しますか?