JCB CARD WとJCB CARD EXTAGE比較!学生ならどっちがお得?
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JCB ORIGINALシリーズの新たなカードとして追加された「JCB CARD W」は、学生の方も申込みができる30代までの方限定のカードとなっています。
JCB ORIGINALシリーズのラインナップでは、学生・若者向けのカードとして「JCB CARD EXTAGE」が発行されていますので、学生の方がJCBカードを選択する場合の選択肢が増えた形になります。
選択肢が増えると悩んでしまうのが人情と言うもので、学生の方が申込みをする場合、JCB CARD WとJCB CARD EXTAGEのどちらを選択したらいいのか迷ってしまう方もいるでしょう。
JCB CARD WとJCB CARD EXTAGEともに、若者向けカードとしての特典が豊富に用意されており、一般カードよりもさらにお得に利用できるカードとなっています。
今回は、学生の方が申込みをするのであれば、JCB CARD WとJCB CARD EXTAGEのどちらのカードがよりお得になるのか、検証していきましょう。
目次
JCB CARD Wってどんなカード?
JCB ORIGINALシリーズの新しいラインナップのカードとして追加されたのがJCB CARD Wです。
JCB CARD Wでは18歳〜39歳までの方が申込みをすることができるカードとなっており、学生の方でも申込みが可能となっています。
また、JCB CARD Wの大きなメリットとして、通常のJCB ORIGINALシリーズのクレジットカードよりも常時ポイント還元率が2倍になる特典があります。
JCB ORIGINALシリーズパートナー店のセブン-イレブンでは2.0%還元・スターバックスでは3.0%還元とお得にポイントを貯めることができます。
JCB CARD Wはカード特典として年会費が無料となる特典もあり、カード保有のコストを抑えたい学生の方にもおすすめできるカードとなっているのですね。
JCB CARD EXTAGEってどんなカード?
JCB CARD EXTAGEは、10代・20代の方が申込みをすることができる、若者・学生の方向けのクレジットカードとなっています。
初めてクレジットカードを作成する、大学・専門学生の方でも作りやすい、ファーストカードとしてぴったりのカードとなっており、学生の方にも最適のカードとなっています。
JCB CARD EXTAGEでは、入会後3か月間はポイントが3倍になる特典があり、ポイントを効率的に貯めやすいクレジットカードとしても利用することができます。
また、海外利用分はポイントが2倍還元となるだけではなく、最高2,000万円の海外旅行傷害保険や、海外デスクを利用できる特典もあり、海外で視野を広げたい学生の方にもおすすめです。
カード特典として年会費無料でコストをかけずに利用することができますので、学生の方にも嬉しいカードとなっているのですね。
JCB CARD WとJCB CARD EXTAGEを徹底比較
ともに、学生の方でも申込み可能な若者・学生向けのカードとしてラインナップされているJCB CARD WとJCB CARD EXTAGE。
2枚のカードともにJCB ORIGINALシリーズのラインナップと言うこともあり、共通した特典も多い両者のカードですが、実際にはどの程度のサービスの違いがあるのでしょうか?
ここでは、JCB CARD WとJCB EXTAGを基本情報からの4項目で、多角度的に比較していきましょう。
基本情報で比較
JCB CARD W | JCB CARD EXTAGE | |
---|---|---|
年会費 | 無料 | 無料 |
家族会員 | 無料 | 無料 |
ETC | 無料 | 無料 |
申込資格 | 高校生を除く 18歳〜39歳の方 |
高校生を除く 18歳〜29歳の方 |
還元率 | 1.0% | 0.5% |
JCB CARD WとJCB CARD EXTAGEを基本情報で比較すると、まず目に入ってくるのが申込資格の違いです。
JCB CARD Wの方がより幅広い年代の方が利用可能となっており、学生の方はもちろんのこと、中堅のビジネスマンの方でも利用できるカードとなっています。
また、両者のカードともに、カード特典として年会費無料で利用することが可能となっていますが、JCB CARD EXTAGEを短期間で解約する場合には注意が必要です。
JCB CARD EXTAGEでは、新規発行時には発行手数料等は必要ありませんが、入会から5年以内に退会をした場合、カード発行手数料として2,200円(税込)の支払いが必要となってきます。
学生の間だけの繋ぎのカードとして利用するのであれば、JCB CARD Wの方が無難と言えるかも知れませんね。
ポイント還元率で比較
JCB CARD WとJCB CARD EXTAGEを基本情報で比較した際に、大きな違いとなっている点がポイント還元率の違いです。
JCB CARD Wでは、カード特典として通常のJCB ORIGINALシリーズのクレジットカードの2倍の還元率が用意されています。
ですので、通常還元率で比べるとJCB CARD Wは1.0%、JCB CARD EXTAGEは0.5%と倍の違いがあるのですね。
JCB CARD EXTAGEでは入会後3か月間はポイントが3倍の1.5%になる特典があり、4か月目以降は初年度0.75%で利用することができます。
また、年間の利用金額が20万円を超えると翌年度も1年間ポイント1.5倍となり、0.75%で利用することが可能となっています。
しかし、JCB CARD Wでは年間を通して1.0%でカードを利用することができますので、1年間のトータルで比べるとJCB CARD Wがお得です。
ポイント還元率にこだわってカードを利用したい、と言う方にはJCB CARD Wがおすすめです。
付帯保険で比較
学生の方の場合、友達との旅行や留学などで、実は社会人の方の場合よりも海外に出かける機会と言うのは多くなってくるかも知れません。
海外旅行に出かける際に、万一のケガや病気に備えることができる補償となるのが、カード付帯の海外旅行傷害保険です。
ここでは、JCB CARD WとJCB CARD EXTAGEの海外旅行傷害保険の内容を比較してみましょう。
JCB CARD W | JCB CARD EXTAGE | |
---|---|---|
保険適用条件 | 利用付帯 | 利用付帯 |
死亡・後遺障害 | 最高2,000万円 | 最高2,000万円 |
傷害治療 | 最高100万円 | 最高100万円 |
疾病治療 | 最高100万円 | 最高100万円 |
携行品損害 | 最高20万円 | 最高20万円 |
救援者費用 | 最高100万円 | 最高100万円 |
賠償責任 | 最高2,000万円 | 最高2,000万円 |
このように、JCB CARD WとJCB CARD EXTAGEでは、全く同額の海外旅行傷害保険の補償が付帯しています。
また、双方のカードともに、海外のJCB加盟店で購入した商品に対し、年間100万円限度のショッピング保険が付帯します。
海外旅行や留学に出かける際にも、お得に利用することができるカードとなっているのですね。
付帯サービスで比較
JCB CARD WとJCB CARD EXTAGEは、ともにJCB ORIGINALシリーズのプロパーカードとなっていますので、共通して利用することができる付帯サービスが多くなっています。
JCBの付帯サービスはバランスもとれており、非常にお得にカードを利用することができるのですね。
ここでは、JCB CARD WとJCB CARD EXTAGEの付帯サービスを比較していきましょう。
JCB CARD W | JCB CARD EXTAGE | |
---|---|---|
チケットJCB | 〇 | 〇 |
JCBプラザ | 〇 | 〇 |
JCBプラザラウンジ | 〇 | 〇 |
エクスプレス予約 | 〇 | 〇 |
このように、JCB CARD WとJCB CARD EXTAGEでは、共通した付帯サービスを利用することができます。
特に、学生の方にメリットのある付帯サービスとなるのが「チケットJCB」ではないでしょうか。
チケットJCBでは、人気のコンサートや舞台公演などを、お得な会員価格で購入することができます。
また、チケットJCBでは、カード会員専用の先行発売となる「カード枠」でのチケットの購入もできますので、入手困難なチケットの当選確率をアップさせることができます。
海外旅行に出かける際には、海外サービス窓口となる「JCBプラザ」と、海外デスク「JCBプラザラウンジ」を便利に利用することができます。
海外の主要都市に設置されたJCBプラザラウンジでは、フリードリンクやマッサージなども利用可能となっており、旅行中の休憩にも活用することができます。
JCBの付帯サービスで、親元を離れて一人暮らしをしている学生の方にお得に利用できるのが「エクスプレス予約」のサービスです。
エクスプレス予約では、東海道・山陽新幹線のチケットを、いつでもお得な会員価格で購入することができます。
また、エクスプレス予約では早割のサービスで、さらにお得に新幹線のチケットを購入することができますので、帰省の際などに新幹線を利用する方にはお得なサービスとなっています。
エクスプレス予約の利用には、カード年会費とは別に1,100円(税込)の年会費が必要となりますが、年間1回〜2回帰省で新幹線を利用する方であればお得に利用することができるのですね。
JCB CARD WとJCB CARD EXTAGEをデザインで比較!カッコいいのは?
学生の方がクレジットカードを持つにあたって、見た目の点と言うのも大きな判断材料のひとつとなります。
クレジットカードと言うのは、支払いの際に意外と他人に見られているもので、特に異性の場合などはこっそりと格付けをされてしまっていることもあります。
学生の方にとっては、クレジットカードはひとつのファッションアイテムと言っても差し支えの無いアイテムとなっているのですね。
JCB CARD W
JCB CARD Wのカードデザインは、グレイを基調にした非常にシンプルなデザインとなっています。
券面の名称は上部に小さくプリントされており、JCBのロゴが白抜きで配置されたスタイリッシュなデザインのクレジットカードとなっています。
対して、JCB CARD EXTAGEの券面デザインは、和をコンセプトにデザインされています。
枯山水庭園をイメージした基調のデザインに、組紐風にアレンジされたJCBのロゴが印象的なスタイリッシュなデザインのカードとなっています。
券面の色もブラック・シルバー・レッドと、自分の好みに合わせて選択することができるのは嬉しいメリットとなりますよね。
JCB CARD EXTAGE
また、JCB CARD EXTAGEでは、基本のデザインだけではなく、ディズニーファンには嬉しい「ディズニーデザイン」のカードも選択することができます。
JCB CARD EXTAGE ディズニーデザイン
ディズニーデザインでは、赤とピンクのストライプの基調に、ミッキーマウスがデザインされた可愛いデザインのカードとなっています。
男女を問わず、ディズニー好きの方には嬉しい、ディズニーデザインのカードを選択できるのは大きなメリットとなりますよね。
デザインの選択肢の幅、基本のデザインのカッコよさを総合的に考えても、デザインで選ぶならJCB CARD EXTAGEの方がおすすめとなっています。
クレヒスを積んだ先のカードで比較
JCB CARD WとJCB CARD EXTAGEは、ともに国産唯一の国際ブランドであるJCBのプロパーカードとなっています。
プロパーカードを利用するうえでの大きなメリットとなっているのが、さらに上位のカードを目指す際に必要となる「クレジットヒストリー」を積むことができる点です。
JCB CARD WとJCB CARD EXTAGEでは、10代の学生のうちから上質なJCBのクレジットヒストリーを積むことができますので、将来的にゴールドカード以上のカードを目指したい方にもおすすめです。
JCB CARD Wでは39歳以下、JCB CARD EXTAGEでは29歳以下の方がそれぞれ申込みをすることができる、申込みの年齢に上限のあるクレジットカードとなっています。
JCB CARD Wでは40歳を超えてもそのままカードを利用することができますが、JCB CARD EXTAGEでは30歳を超えた最初の更新時に「JCB一般カード」に自動的に切り替えとなります。
JCB一般カードはJCB ORIGINALシリーズのベーシックとなるカードですが、年会費無料のJCB CARD W/JCB CARD EXTAGEに対して、年間1,375円(税込)の年会費が必要となっています。
年会費のコストを抑えてカードを使い続けたい方にとっては、そのまま継続して利用できるJCB CARD Wの方がお得と言えるかも知れませんね。
また、JCB CARD WとJCB CARD EXTAGEのどちらを使っていた場合でも、ゴールドカード以上のカードを目指す場合のクレジットヒストリーに有利・不利の違いはありません。
いずれのカードを利用したとしても、JCBのクレジットヒストリーを積むことになりますので、継続して利用していれば上位カード申込みの際にプラスとなるのですね。
ただし、大学入学と同時にJCB CARD EXTAGEを発行して、卒業と同時にワンランク上のカードに切り替える際には注意が必要です。
前述の通り、JCB CARD EXTAGEでは入会後5年以内にカードを解約した場合には2,200円(税込)の解約手数料がかかってしまいます。
JCB CARD EXTAGEを利用する場合には、少なくとも5年以上はカードを利用するようにしましょう。
長く使ってJCBプラチナ・JCBザクラスを目指そう
JCB CARD W/JCB CARD EXTAGEのどちらの場合でも、継続して利用することでJCBのクレジットヒストリーを積むことができます。
しっかりしたクレジットヒストリーを積めば、ワンランク上の「JCBゴールド」を申込みする際にも有利になってくるのですね。
JCBゴールド
また、JCB ORIGINALシリーズでは、JCB CARD Wと同時に追加された「JCBプラチナ」が新たに仲間に加わっています。
JCBプラチナ
JCBでは、ゴールドカード以上の「JCBゴールド・ザ・プレミア」「JCBザ・クラス」を取得する為には、JCBからのインビテーションが必要な招待制のカードとなっています。
しかしJCBプラチナは、JCB ORIGINALシリーズではインビテーション不要で申込みで取得することができる最上位のカードとなっています。
JCBのブラックカードとも言えるJCBザ・クラスに次いで、2番目に上位のカードとして位置づけされているJCBプラチナでは、25歳以上と比較的若いうちから申込みをすることができます。
JCBの最高峰、JCBザ・クラスのインビテーションの近道ともなるであろうJCBプラチナを、クレジットヒストリーを積んで目指してみると言うのも良いのではないでしょうか。
JCB CARD WとJCB CARD EXTAGE学生ならどっちがお得?
ここまで、JCB ORIGINALシリーズの学生・若者向けのカードとして利用できる、JCB CARD WとJCB CARD EXTAGEを多角度から比較してきました。
ともに、同ラインのクレジットカードと言うこともあり、共通した特典や機能も多い両者のクレジットカード。
実際に学生の方が利用する場合には、どちらのカードがよりお得に利用することができるカードとなるのでしょうか。
ポイント還元率にこだわりたい方はJCB CARD W
JCB ORIGINALシリーズの新しいラインナップとして発行された、JCB CARD W。
JCB CARD Wの大きなメリットとなっているのは、通常還元率がJCB CARD EXTAGEの2倍の1.0%であると言うアドバンテージでしょう。
ポイントの優遇をうけることができるJCB ORIGINALシリーズパートナー店のセブン-イレブンでは2.0%・スターバックスでは3.0%でいつでもポイントを貯めることができます。
学生の方なら日常的に利用する機会の多い、コンビニやカフェでお得にポイントを貯めることができるのは大きなメリットとなりますよね。
また、JCB CARD Wでは40歳を超えても、年会費無料でそのまま継続してカードを利用することができます。
学生のうちだけではなく、長期的にカードを利用したいと言う方にもおすすめのカードであると言えるのではないでしょうか。
カードフェイスにもこだわりたい方はJCB CARD EXTAGE
18歳〜29歳までの方が申込みの対象となっており、JCB CARD Wよりもさらに学生向けに特化したカードと言う印象のあるJCB CARD EXTAGE。
それを裏付けているのが、JCB CARD EXTAGEの豊富に選べるカードデザインでしょう。
JCB CARD EXTAGEでは、ブラック・グレー・レッドと言った色を選択することができるだけではなく、ミッキーマウスがデザインされたディズニーデザインのカードも選択することができます。
JCB CARD Wではディズニーデザインを選択することはできませんので、ディズニー好きの方にとっては嬉しいカードとなるのではないでしょうか。
また、JCB CARD EXTAGEでは通常還元率ではJCB CARD Wに劣るものの、入会後3か月間はポイントが3倍になり、1.5%の還元率でカードを利用できるアドバンテージがあります。
入会後3か月間でポイントをガンガン貯めることができる点も、JCB CARD EXTAGEのお得なメリットと言えるのではないでしょうか。
高校を卒業したらクレジットカードを申込もう!
今回は、JCB CARD WとJCB CARD EXTAGEと言った、学生・若者向けの2枚のクレジットカードを多角度から比較してきました。
ポイント還元率の面では、常時ポイント2倍で利用できるJCB CARD Wが勝りましたが、デザインの面ではJCB CARD EXTAGEの方がオシャレに利用することができます。
双方のカードともに、高校生を除く学生の方でも申込みが可能となっており、高校卒業後に進学したらすぐに申込みをすることができます。
JCB CARD W/JCB CARD EXTAGEともに、JCBのプロパーカードとして発行されており、10代のうちから上質なクレジットヒストリーを積むことができます。
将来的にゴールドカード以上の上位のカードを持ちたい方にも、ファーストカードとして最適なクレジットカードと言えるのではないでしょうか。
【参照】学生向けクレジットカードおすすめ7選!大学生・専門学生が持つべきクレカ