JCB CARD W plus Lと楽天PINKカード比較!女性におすすめはどっち?
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女性の方がクレジットカードを選択する場合、カードに求めるサービスや機能も男性の方とは目線が変わってくるものです。
JCBから新しく発行された女性向けのカード「JCB CARD W plus L」は、ポイント高還元と女性に嬉しい保険などのサービスが充実したカードとなっています。
また、楽天カードの発行する女性向けカード「楽天PINKカード」も、女性に嬉しいサービスやメリットが豊富で、人気を集めているカードです。
女性向けのカードを比較する場合には、基本のカードの機能はもちろんのこと、女性に嬉しいメリットがどの程度充実しているかを比較する必要があります。
今回は、JCB CARD W plus Lと楽天PINKカードを様々な角度から比較して、どちらのカードがより女性におすすめとなるのかを検証してみましょう。
目次
JCB CARD W plus Lってどんなカード?
JCB CARD W plus Lは、JCBが新しく発行を開始したばかりの女性向けカードとなっています。
申込み資格は18歳〜39歳までの方に限定されており、10代・20代・30代の女性の方に嬉しいサービスが豊富に用意されています。
カード特典として年会費無料で利用することができるほか、通常のJCB ORIGINALシリーズのカードの2倍の還元率でポイントを貯めることが可能となっています。
年会費のコストを抑えて、ポイント還元率にもこだわりたい女性の方には最適のカードとなっているのではないでしょうか。
さらに、JCB LINDAカードと共通の女性向けの保険も充実しており、いつまでも輝いていたい女性の方におすすめできるクレジットカードとなっています。
楽天PINKカードってどんなカード?
永年年会費無料のカードとして絶大な人気を誇る「楽天カード」の女性向けカードとして発行されているのが、楽天PINKカードです。
楽天PINKカードは、楽天カードの基本のサービスはそのままに、女性に嬉しい特典や補償が用意されており、女性に人気のクレジットカードのひとつでもあります。
楽天市場でのポイント3倍などの楽天カードの特典を利用することができますので、人気の共通ポイント「楽天ポイント」を貯めやすいカードとなっています。
女性のための選べる保険「楽天PINKサポート」なども充実しており、女性特有の疾患やトラブルなどに備えることができるのも嬉しいですよね。
ポイント還元率・そして女性に嬉しい補償を充実させたい方には、楽天PINKカードは最適なクレジットカードであると言えるでしょう。
JCB CARD W plus Lと楽天PINKカードを徹底比較
ともに、女性向けのカードとして発行されている、JCB CARD W plus Lと楽天PINKカード。
どちらが女性におすすめのカードなのかを知るには、女性向けの特典で選択することも重要ですが、やはり基本的なカードのスペックも重要な比較要素になってきます。
ここでは、JCB CARD W plus Lと楽天PINKカードを、基本情報の点から多角度で比較していきましょう。
基本情報で比較
JCB CARD W plus L | 楽天PINKカード | |
---|---|---|
年会費 | 無料 | 無料 |
家族会員 | 無料 | 無料 |
ETC | 無料 | 550円(税込) |
国際ブランド | JCB | JCB Visa Mastercard |
申込資格 | 高校生を除く 18歳〜39歳の方 |
高校生を除く 18歳以上の方 |
JCB CARD W plus Lと楽天PINKカードを基本情報で比べて、まず目につくのが申込資格の違いではないでしょうか。
JCB CARD W plus Lが39歳までの10代〜30代の方に限定されているのに対し、楽天PINKカードでは高校生を除く18歳以上の方の方であれば年齢制限無しで申込みをすることができます。
また、両者ともに年会費無料で利用できるカードとなっていますが、楽天PINKカードではETCを追加発行する場合は550円(税込)のETC年会費が必要となります。
ただし、楽天PINKカードでは、楽天会員ランクがプラチナ以上になるとETC年会費が無料になる特典がありますので、条件付き年会費無料として利用できます。
国際ブランドの選択肢の幅にも違いがあり、JCB CARD W plus LではJCBしか利用することができませんが、楽天PINKカードでは主要3ブランドの国際ブランドを選択することができます。
海外でのカード利用を前提としてカードを作成するのであれば、楽天PINKカードの方が有利と言えるかも知れませんね。
還元率で比較
女性の方にとっては、カードを利用した際のポイント還元率も、やはり気になってくる点のひとつですよね。
JCB CARD W plus Lでは、1,000円の利用で2ポイントのOkiDokiポイントを貯めることが可能となっており、還元率1.0%でポイントを貯めることができます。
楽天PINKカードでは100円に1ポイントの楽天ポイントを貯めることができますので、両者の通常還元率はともに1.0%と言うことになります。
それでは、ポイントの貯めやすさで比較するとどうでしょうか?
JCB CARD W plus Lでは、ポイント還元率がアップする「JCB ORIGINALシリーズパートナー店」があります。
セブン-イレブンで2.0%還元・スターバックスで3.0%還元など、身近な店舗でお得にポイントを貯めることができるのは大きなメリットとなりますよね。
楽天PINKカードでは、楽天市場でいつでもポイント3倍になる特典があり、ネット通販好きな女性の方にもおすすめできるカードとなっています。
また、ENEOSでポイント2倍など、ポイント還元率がお得になる街の特約店も用意されており、普段使いでもお得にポイントを貯めることができるのですね。
どちらのカードがお得にポイントを貯められるかは、普段利用する店舗などによっても変わってきますが、両者のカードともにカードの利用でザクザクポイントを貯めることが可能となっているのですね。
ポイントの使い勝手で比較
ポイント還元率の高いクレジットカードの場合でも、使い勝手でポイントを比較することは重要です。
楽天PINKカードの利用で貯まる楽天ポイントは、楽天のサービスや楽天ポイント加盟店などで1ポイント=1円として現金同様に利用することができます。
さらに、楽天EdyへのチャージやANAマイルへの交換をすることもできますので、非常に使い勝手の良いポイントと言えるでしょう。
対して、JCB CARD W plus Lの利用で貯めることができるOkiDokiポイントは、様々なギフト券・共通ポイントに交換して利用することができます。
必要ポイント | 交換先 | |
---|---|---|
JCBギフトカード | 1,050ポイント | 5,000円分 |
キャッシュバック | 500ポイント 1,000ポイント |
1,500円分 4,500円分 |
nanacoポイント | 200ポイント | 1,000ポイント |
WAONポイント | 200ポイント | 1,000ポイント |
ベルメゾンポイント | 200ポイント | 1,000ポイント |
楽天ポイント | 200ポイント | 800ポイント |
JALマイル | 500ポイント | 1,500マイル |
ANAマイル | 500ポイント | 1,500マイル |
このように、OkiDokiポイントでは様々な用途にポイントを交換して利用することができます。
特に、JAL/ANAのマイルに0.6%の還元率で交換することができますので、カードの利用で貯めたポイントをマイルに交換したい方にもおすすめです。
OkiDokiポイントでは、他にも東京ディズニーリゾートのパークチケット7,400円相当を、1300ポイントで交換することができます。
レートは下がるものの、OkiDokiポイントは楽天ポイントに交換することもできますので、ポイントの使い勝手の良さでは圧倒的にJCB CARD W plus Lが有利と言えるでしょう。
付帯保険で比較
JCB CARD W plus Lと楽天PINKカードには、ともに年会費無料のカードでありながら、最低限度以上の海外旅行傷害保険が付帯しています。
ここでは、JCB CARD W plus Lと楽天PINKカードの海外旅行傷害保険の内容を比較していきましょう。
JCB CARD W plus L | 楽天PINKカード | |
---|---|---|
保険適用条件 | 利用付帯 | 利用付帯 |
死亡・後遺障害 | 最高2,000万円 | 最高2,000万円 |
傷害治療 | 最高100万円 | 最高200万円 |
疾病治療 | 最高100万円 | 最高200万円 |
携行品損害 | 最高20万円 | 最高20万円 |
救援者費用 | 最高100万円 | 最高200万円 |
賠償責任 | 最高2,000万円 | 最高2,000万円 |
両者の海外旅行傷害保険を比較すると、最高の補償金額こそ同額であるものの、傷害・疾病治療の補償金額に違いがあることがわかります。
海外旅行の際の急病・ケガの際に利用できる、傷害・疾病利用の補償金額の高い楽天PINKカードの方が、より手厚い付帯保険であると言って良いでしょう。
どっちが女性に嬉しいカード?女性向けの特典で比較
今回は、JCB CARD W plus Lと楽天PINKカードのどちらが、より女性におすすめできるカードか?と言うコンセプトで比較をしています。
女性におすすめできるカードを選択するのであれば、女性向けの特典に優れたカードがより優秀なカードと言うことになってきます。
ここでは、JCB CARD W plus Lと楽天PINKカードの女性向けの特典となる部分を比べていきましょう。
カードデザインで比較
女性の方の場合、クレジットカードと言えども普段身に着けているもののデザインにはこだわりたいものです。
JCB CARD W plus L
楽天PINKカード
JCB CARD W plus Lと楽天PINKカードでは、ともに女性向けのクレジットカードに相応しいピンクを基調にしたデザインとなっています。
楽天PINKカードでは「Rakuten」と言うロゴが目立っていますが、JCB CARD W plus Lはカード名称もホワイトで記載されていますので、よりスタイリッシュなデザインとなっています。
ただし、楽天PINKカードでは通常デザインのカードのほかに、人気の「お買い物パンダ」デザインのカードも選択することができます。
スタイリッシュなカードデザインが好きならJCB CARD W plus L、可愛らしいお買い物パンダデザインが良ければ楽天PINKカードと、好みによっておすすめのカードが変わりますね。
女性向けの特典で比較
女性におすすめのカードを選択するのであれば、やはり女性向けの特典の充実度が最も大きな判断基準となってきます。
JCB CARD W plus Lでは、JCBの女性向けカード「JCB LINDAカード」と共通の女性向けの特典が豊富に用意されています。
化粧品やアクセサリーなどの豪華景品が当たる「LINDAリーグ」
女性のキレイを応援するメールマガジン「LINDA MAIL」
TOHOシネマズのシネマプレゼントがある「cinema LINDA」
など、10代・20代・30代の女性の方をターゲットにした、嬉しい特典が充実しています。
楽天PINKカードでも、女性に嬉しい様々な店舗やサービスでの優待をうけることができる「RAKUTEN PINK LIFE」を利用することができます。
イオンシネマ鑑賞券500円オフ
カラオケ ビッグエコー室料30%オフ
大江戸温泉物利用券最大1036円引き
など、女性が利用したい店舗やサービスでのお得な優待や特典をうけることができます。
印象としては、JCB CARD W plus Lでは抽選で当たるプレゼントが豊富に用意されており、楽天PINKカードではより確実な優待割引を利用できるイメージですね。
どちらの特典が自分にお得か?と言う点も、女性向けカードを選択する際の大きな基準となってくるでしょう。
女性向けの保険で比較
JCB CARD W plus Lと楽天PINKカードでは、ともに目玉の特典として女性向けの保険が非常にリーズナブルな価格で用意されています。
女性向けの疾病や、トラブルに対応してくれる保険を低価格で付帯させることができるのも、女性向けカードのアイデンティティとなってくるのですね。
ここでは、両者のカードの女性向けの保険の内容を比較していきましょう。
JCB CARD W plus L 「お守りリンダ」 |
楽天PINKカード 「楽天PINKサポート」 |
---|---|
女性特有がん 月額30円〜 乳がん・子宮がん・卵巣がんといった女性特有の疾病を補償してくれる保険です。 特定がんに診断されると、手術見舞金として50万円が支払われます。 |
女性特定疾病補償プラン 月額30円〜 乳がん・子宮筋腫などの女性特有の疾病での治療費用を補償してくれます。 ・入院日額:3,000円 ・手術保険金:3万円 ・放射線治療保険金:3万円 |
天災限定傷害 月額60円 地震・噴火・津波による損害を補償してもらえます。 ・入院日額:5,000円 ・手術費用:5万円、10万円、20万円 |
個人賠償責任事故補償プラン 月額220円 他者や他者の所有物に偶発的に損害を与えてしまった場合の、賠償責任を補償してくれます。 自転車事故にも補償は適用され、補償限度額は最高1億円となっています。 |
犯罪被害補償 月額100円 ひったくりやストーカー被害による傷害を補償してくれます。 ひったくり被害では支払い限度額50万円まで、ひったくりによる損害を補償してくれます。 |
携行品損害補償プラン 月額330円 偶発的な事故によって損害を受けた携行品の損害を50万円を限度に補償してもらえます。 |
傷害入院保障 月額390円 偶発的なケガを原因とした入院の際に保険金が支払われます。 ・入院日額:5,000円 |
ケガの補償プラン 月額240円 偶発的なケガによる入院・手術費用が補償されます。 ・入院日額:3,000円 ・手術費用:3万円 また、第三者による加害や、ひき逃げなどによるケガの場合は補償が2倍になります。 |
このように、JCB CARD W plus Lと楽天PINKカードでは、非常に少額から女性に嬉しい保険をオプションで付帯させることが可能となっています。
双方の保険では、共通した補償も多くなっていますが、天災による傷害の補償はJCB CARD W plus Lのみ、個人賠償責任保険は楽天PINKカードのみとなっています。
特に、通学で自転車を利用するお子さんがいるご家庭の場合には、個人賠償責任保険の付いた楽天PINKカードの保険がおすすめと言えるのではないでしょうか。
バランスの取れたカードを利用したい方はJCB CARD W plus L
国内唯一の国際ブランド・JCBの発行するプロパーカードJCB CARD W plus Lでは、非常にバランスの取れたサービス内容が魅力となっています。
JCB CARD W plus Lでは、カード特典として通常のJCBのカードよりもポイント還元率が2倍と、有利に設定されておりポイントも貯めやすいカードとなっています。
また、セブン-イレブンで2.0%還元・スターバックスで4.0%還元と、ポイントがお得に貯まるJCB ORIGINALシリーズパートナー店もあり、毎日の生活でお得に利用できます。
10代・20代・30代の方に申込資格が限定されていることもあり、特に若い女性の方に嬉しい特典が豊富に用意されているのも大きな特徴となっています。
女性向けの保険を付帯させる際にも、非常に低コストとなっており、女性の毎日の生活をサポートしてくれるカードであると言えるでしょう。
プロパーカードならではのバランスの取れたカードをお使いになりたい女性の方には、JCB CARD W plus Lがおすすめです。
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ネット通販好き・ポイントをガンガン貯めたい方は楽天PINKカード
楽天カードの基本の特典に、女性向けの特典が付帯されたカードが楽天PINKカードです。
楽天PINKカードでは、楽天市場でポイント3倍の特典をうけることが可能となっており、特にネット通販がお好きな方にはおすすめとなっています。
カードの利用でも楽天ポイントをお得に貯めることが可能で、貯まったポイントは楽天ポイント加盟店で現金同様に利用することもできます。
それだけではなく、女性向けの保険「楽天PINKサポート」では、自転車事故の補償も受けられる個人賠償責任保険を選択することができます。
子育て世代のママさんにとっては、子供の自転車事故に備えることができる嬉しい保険となりますよね。
ネット通販好きなママさんにおすすめのカードとなっているのが、楽天PINKカードです。
女性の方は女性向けの特典に特化した女性向けクレジットカードを活用しよう!
今回は、JCB CARD W plus Lと楽天PINKカードと言った、女性向けクレジットカードを代表する2枚のカードを比較してきました。
男性の方のクレジットカードの選択基準と、女性の方のクレジットカードの選択基準では、判断材料も異なってくるものです。
女性の方がカードを利用する場合、年会費無料・ポイント還元率に優れたカードであることは前提として、カードデザインや女性向けの特典にもこだわりたいですよね。
双方のカードともに、女性向けの特典・メリットが豊富に用意されており、いつまでも輝いていたい女性の方におすすめのカードとなっています。
女性向けの特典に特化した女性向けクレジットカードを活用して、毎日をさらに充実させちゃいましょう!