ビジネスサポートで選べ!付帯サービス万全の法人クレジットカード
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「法人カードを選ぶ決め手ってなに?」
「法人カードって何が違うの?」
法人経費の支払いに必須のアイテムとなってくる法人クレジットカード、皆さんはどのような基準で選択されているでしょうか。
還元率や年会費のコストなど、様々な判断基準があるかと思いますが、法人カード選択の際の決め手にして欲しいのがビジネスサポートなどの付帯サービスです。
法人カードのビジネスサポートを利用することで、経理担当者の負担を軽減することが可能となっており、人的コストを削減することが可能となっています。
今回は、法人カードで利用することができるビジネスサポートの内容と、付帯サービスが充実した法人カードをご紹介していきましょう。
目次
法人カードのビジネスサポートとは?
法人カードでは、ポイント還元などの魅力だけではなく、様々なビジネスサポートをうけることができます。
法人カードを利用して経費を一元化することによる経費管理の手間の削減に加え、ビジネスサポートでさらに有利にビジネスに利用することができるのですね。
既に法人カードを利用しているにもかかわらず、ビジネスサポートを利用していない、と言うのは勿体ないですよね。
また、より充実したビジネスサポートが付帯した法人カードを選択することが、お得に法人カードを利用するコツにもなってきます。
ここでは、法人カードに付帯することの多いビジネスサポートの内容を解説していきましょう。
経理管理ソフト
法人カードを契約すると、クラウドの会計ソフトの無料利用が可能になるカードがあります。
通常、月額料金が必要な会計ソフトを無料・または一定期間無料で利用することができますので、会計ソフトの維持管理費用を削減することができます。
法人カードの利用明細はWEB明細からCSVファイルでダウンロードすることができますので、そのまま会計ソフトに貼り付けて利用することが可能となっています。
手入力で会計を仕訳する手間が省かれるだけでも、経理担当者としては会社からのボーナスのように感じるのではないでしょうか。
オフィス用品の割引サポート
直接的に経費支払いの負担を軽減してくれるのが、オフィス用品の割引サポートです。
会社では、事務用品や消耗品など、日々ビジネスに必要な用品を購入していることと思います。
法人カードの割引サポートでは、ビジネスに必要な用品だけではなく、配送やイベント会場・会議室の割引をうけることが可能なカードもあります。
経費を抑えることは、売り上げを伸ばすことと同義ですので、少しでも経費は安く抑えたいところですよね。
情報収集
ビジネスゴールドカード以上の上位の法人カードに付帯しているのが、情報収集に利用できる付帯サービスです。
新規取引先の業績や会社の実態を調べることができる、企業データバンクやマーケティングに必要な情報を収集することが可能となっています。
また、アンケートサイトなどと提携して、直に顧客の生の声を聞くことができるサービスを提供している法人カードもあります。
情報収集は、昨今のスピード化されたビジネスの世界を生き抜くためには必要なもの、情報収集をできる付帯サービスはガンガン活用しましょう。
クラブオフ
法人カードの多くが、福利厚生に利用できる付帯サービスとして「クラブオフ」などのサービスを提供しています。
クラブオフでは、ホテル・レジャー・エンターテイメントの割引をうけることが可能となっており、社員の福利厚生にお得に利用することができます。
また、健康管理・ジムなどの割引もうけることができますので、社員はもちろん社長自身の健康管理にも役立てることができます。
ブラック企業・ホワイト企業などと言う言葉ができた近年では、社員の福利厚生を充実させるのも大切な業務のひとつになってくるのですね。
出張手配
法人カードの中には、出張の際のホテルや航空券の手配に利用することができる、出張手配のサービスが付帯しているカードもあります。
日常の雑務の中で、出張の手配と言うのは意外と面倒な業務となってくるものです。
出張手配の付帯サービスでは、電話・オンラインでホテルと航空券を合わせて手配することが可能です。
法人カードの付帯サービスで出張手配をすることができれば、業務外の雑務を軽減することが可能となりますので、業務に集中することができるのですね。
プラスアルファ♪
海外出張の多い法人の場合、社員に持たせてあげるカードはできる限り「空港ラウンジサービス」が付帯したカードを選択したいものです。
社長が自ら出張に出かける際には、個人用のゴールド・プラチナカードで空港ラウンジを利用する機会も多いでしょう。
しかし、社員の中にはゴールドカードなどを持っていない方も多く、空港ラウンジの使い方が分からない若い社員もいるでしょう。
「空港ラウンジ使えるからな」と、社長が一声かけてあげるだけで、出張に出かける社員のモチベーションもアップするのではないでしょうか。
優秀なビジネスサポートの付いた法人カードは社員1人分以上?
様々なビジネスサポートの付帯した法人カードでは、社員1人分以上の人的コストを削減することが可能です。
最も直接的なビジネス経費の割引サービスだけではなく、出張手配や経理処理の際の社員の負担を軽減することで、目には見えないコストを削減することができます。
具体例としては、
今まで社員に手配させていた出張の手配
会計ソフト導入による経理担当者の負担軽減
少しでも安いオフィス用品の検索
などを、法人カードの付帯サービスを利用することで、より前向きな業務に社員を集中させることができるのですね。
私自身もサラリーマンの経験がありますので記憶にありますが、忙しい時に上司にどうでも良い用事を言いつけられるほどモチベーションが下がることはありません(笑)。
雑務は法人カードの付帯サービスを利用して、社員にはするべき仕事に集中してもらうのが、経営者にとっても社員にとってもWin-Winであると言えるのではないでしょうか。
数千円〜数万円の年会費で、社員1人分の人件費以上の働きをしてくれる、と言うのは非常に魅力的ですよね!
法人カードを使うならETC・ガソリンも必ず法人カードで!
法人カードを利用している会社で、最も非効率的なカードの使い方とも言えるのが、法人カードを社長がずっと握っているパターンです。
法人カードを利用するうえでのメリットとなる部分としては、付帯サービスによるビジネスサポートはもちろんのことですが、経費処理を一元化することができるのが大きなメリットです。
細かな経費も法人カードで一括して支払いをすることで、WEB明細で一括して経費の管理を行うことが可能となってくるのですね。
法人カードをせっかく利用しているのであれば、ETC・ガソリン代などの支払いも法人カードで一括して支払いをするようにしましょう。
会社の経費を法人カードで集中して支払うことで、法人カードのポイント還元を余すことなく受けられると言うメリットもあるのですね。
ここがポイント!
法人カードの利用では、個人向けクレジットカードと同じようにポイントを貯めることができます。
税法では、クレジットカードの利用で貯めたポイントの扱いは明示されておらず、社長が個人の旅行のためのマイル交換に利用しても税法上は問題ありません。
法人カードで貯めたポイントは、法人経営の上での役得とも言えるでしょう。
ただし、いつも自分で使うのではなく、時にはギフト券を社員にプレゼントするくらいの方が、社員のモチベーションは上がるケースもありますので、バランスは大切にしましょう。
出張の多い法人は付帯保険にも注目
出張の多い法人の場合は、付帯サービスももちろんのことですが、国内外の旅行傷害保険などの付帯保険にも注目するようにしましょう。
法人カードの付帯保険では、社員の万一のケガや病気に備えることができる、傷害・疾病治療の補償を重視して選択するべきです。
海外での医療費は、日本では考えられないほど高額な費用が必要になってきます。
付帯保険が充実したカードを選択することで、社員はもちろんのこと、会社自体を守ることにも繋がるのですね。
航空便遅延費用・携行品損害にも注目しよう
付帯保険で法人カードを選択する場合、より手厚い補償を求めるのであれば、航空便遅延費用・携行品損害の補償金額にも注意が必要です。
社員を海外出張に行かせた際に、航空便の遅れで突発的な宿泊費や食事代が必要になった場合、さすがに社員に負担させるわけにはいきませんよね。
航空便遅延費用が補償された付帯保険であれば、航空便の遅延・欠航などによる余計な出費を補償してもらうことができます。
また、携行品損害保険では、携行品の破損や盗難を補償してもらうことができますので、高額な備品などの損害に備えることができるのですね。
法人カードでの経理処理の注意点
法人カードを導入するうえで、経理処理をどうしたらいいのか疑問に思う方もいるでしょう。
クレジットカード会社によっては、27日締めなど月末締めではないカードもあり、支払いまでのスパンも開いてしまうので、会社の経理処理とのかみ合わせがうまくいかない場合もあります。
その点は、WEB明細に上がってきた利用分を全て「未払い金」の勘定科目として仕訳をしておけば、のちのちの処理がシンプルとなります。
経費の発生は、支払い段階での発生ではなく使用段階で発生しますので、WEB明細に上がった利用分は未払計上しておく必要があるのですね。
クレジットカード代金の引き落としが終わった段階で、各項目の勘定科目を処理するだけですのでそれほど手間はないでしょう。
ビジネスの味方!ビジネスサポート抜群のおすすめ法人カード
法人カードの利用では、経費処理を一元化することが可能となっており、法人経営の上では必須のアイテムとなっています。
強力なビジネスサポートを備えた法人カードの場合、経費の削減・ビジネスのさらなる向上の一助になってくれるカードもあります。
ここでは、ビジネスの強い味方となってくれる、ビジネスサポート抜群のおすすめ法人カードをご紹介していきましょう!
アメックスビジネスゴールド
経費管理ソフト | 〇 |
---|---|
経費割引サポート | 〇 |
情報収集サポート | 〇 |
クラブオフ | 〇 |
出張手配 | 〇 |
ステータス性も最強の法人ゴールドカード
JALオンライン利用でサクララウンジの無料クーポンプレゼント
アメックス発行の法人ゴールドカードと言うことで、ステータス性にも申し分ない法人カードが「アメックスビジネスゴールド」です。
アメックスビジネスゴールドの利用で貯めたポイントは1ポイント=1マイルの等価で、ANAマイルをはじめとした各種航空マイルに交換することができます。
経費管理ソフト「フリー」の割引をはじめとした全てのビジネスサポートが利用できる、オールインワンの法人カードと言っても良いでしょう。
出張手配に利用できるJALオンラインの利用では、JALのVIPラウンジ・サクララウンジの利用クーポンをプレゼントしてもらうことができます。
JCB法人カード
経費管理ソフト | 〇 |
---|---|
経費割引サポート | 〇 |
情報収集サポート | – |
クラブオフ | 〇 |
出張手配 | 〇 |
低コストでバランスの取れた法人カード
JCBオリジナルシリーズパートナーで高還元
法人カードの年会費にそれほど大きなコストを割きたくない、と言う方におすすめなのが「JCB法人カード」です。
JCB法人カードでは、低コストで保有できる法人カードでありながら、経費割引サポートや出張手配などの様々なビジネスサポートを利用することができます。
最高3,000万円の国内外の旅行傷害保険が付帯しているので、出張の多い法人でも安心して利用できる法人カードとなっています。
JCB法人カードの利用では0.5%の還元率でポイントを貯めることができますが、特約店となるJCBオリジナルシリーズパートナーでの利用ではさらに高還元率でポイントを貯められます。
セブン-イレブンでポイント3倍・スターバックスでポイント5倍など、身近な店舗でポイントの優遇があるのは非常に嬉しいメリットになりますよね。
三井住友ビジネスカードfor Owners
年会費 | 初年度 | オンライン入会で無料 |
---|---|---|
2年目〜 | 1,375円(税込) | |
追加カード | 440円(税込) | |
ETCカード年会費 | 初年度無料、2年目以降550円(税込)※年1回以上の利用で翌年度無料 | |
国際ブランド | Visa、Mastercard® | |
還元率 | 0.5〜2.5% | |
申込資格 | 満20歳以上の個人事業主または法人代表者の方 |
現在、受付停止中です
経費管理ソフト | 〇 |
---|---|
経費割引サポート | 〇 |
情報収集サポート | – |
クラブオフ | 〇 |
出張手配 | 〇 |
登記簿謄本・決算書不要で申込可能
リボ払い・分割払いの柔軟な支払いが可能
キャッシングリボを利用可能
個人向けクレジットカードと同等の柔軟さで利用することができる法人カードが「三井住友ビジネスカードfor Owners」です。
三井住友ビジネスカードfor Ownersでは、登記簿謄本・決算書不要で申込みが可能となっており、新規法人の方でも審査に通過しやすいカードとなっています。
通常、法人カードでは一括での支払いしかできないカードがほとんどですが、リボ・分割払いにも対応しており、柔軟な支払いが可能となっています。
また、キャッシングリボも利用可能となっていますので、スタートアップ企業の方の資金繰りやキャッシュフローの平常化にも非常に役立つカードです。
もちろん、ビジネスサポートにも優れており、経費割引サポートや出張手配など、ガンガンビジネスを後押ししてくれるカードとなっています。
ダイナースビジネスカード
経費管理ソフト | 〇 |
---|---|
経費割引サポート | 〇 |
情報収集サポート | 〇 |
クラブオフ | 〇 |
出張手配 | 〇 |
最強ステータスの法人クレジットカード
プライベートアドバイザーにビジネスの課題を相談可能
ダイナースクラブカードの基本の特典を利用可能
最高の法人カードを持ちたい社長におすすめしたい法人カードが「ダイナースビジネスカード」です。
ダイナースビジネスカードでは、非常に豊富なビジネスサポートが付帯していますが、特に優秀なサポートとなるのが「プライベートアドバイザー」です。
ビジネスにおける様々な悩みを専門家チームに相談することが可能となっており、問題の解決点を導いてくれるサポートをしてもらうことができます。
さらに、ダイナースクラブビジネスラウンジでは、ダイヤモンド社の銀座サロンを利用可能となっており、ビジネスでの打ち合わせや商談にサブオフィスとして利用できます。
ダイナースクラブカードの基本のサービスを利用可能となっていますので、コース料理1名分無料のサービスなど、数え切れないほどの特典を利用することもできます。
ビジネスサポートで法人カードを選べば、法人カードはパートナーになってくれる!
今回は、法人カードで利用することができる、様々なビジネスサポートを特集してご紹介してきました。
法人カードでは、経費管理を一元化するだけではなく、出張手配などの様々なビジネスサポートをうけることが可能となっています。
ステータスカードの法人カードでは、ビジネスコンサルティングサービスが付帯しており、ビジネスのパートナーとして利用することができるのですね。
今まで、法人カードをコストと還元率だけで選んでいた方は、一度ビジネスサポートの内容でカードを見直してみるのも良いのではないでしょうか。
自社に合ったビジネスサポートのある法人カードを選択することで、法人カードは社員1人分以上の働きをしてくれることもあるのですね!