JCBザ・クラス(JCB the class)の特徴・取得方法・メリットを徹底解説!【2024年版】
※このコラムは最終更新日から6年以上が経過しています。掲載されている情報が最新ではない場合があります。
「JCBザ・クラスってどうやったら持てるの?」
「JCBザ・クラスはどんなサービスがうけられるの?」
国産のクレジットカード会社で唯一国際ブランドを持つ、JCBの最高峰のカードとして発行されているのが「JCBザ・クラス」です。
JCBザ・クラスは入手困難なインビテーションカードといわれていますが、どのような条件でインビテーションをうけることができるのでしょうか?
メンバーズセレクションでの特別なプレゼントなど、ほかのクレジットカードではうけることができない特別なサービスが用意された、まさにJCB最強のカードです。
今回は、実際に1年間でJCBザ・クラスを取得した体験から、JCBザ・クラスの特徴や取得方法を解説します。
目次
JCBのブラックカード!JCBザ・クラスとは?
国産で唯一国際ブランドを持つ、JCBのプロパー最上位カードとして発行されているのがJCBザ・クラスです。
国産のクレジットカードならではのバランスの取れたサービス、機能が魅力のJCBの最上位カードとなるJCBザ・クラスは、旅行やエンターテイメント最強のカードとなっています。
オフィシャルカードとなっているディズニーでの特典も充実しており、ディズニーファンにも確実に手に入れたいカードとなっているのですね。
JCBザ・クラスの年会費は、
本会員 | 55,000円(税込) |
---|---|
家族会員 | 無料 |
と、プレミアムカードとしては比較的低額の年会費で利用することが可能です。
JCBザ・クラスは申込みでは取得不可となっており、取得するためにはJCBからのインビテーションをうける必要があります。
JCBカードの基本のラインナップ・オリジナルシリーズでは、
と、ランクごとにカードがラインナップされています。
これまで、JCBザ・クラスはプラチナカードクラスのカードとして認知されていましたが、2017年にJCBから「JCBプラチナ」が発行開始されました。
JCBプラチナ
正式なプラチナカードとしてJCBプラチナが発行開始されたことから、JCBザ・クラスがブラックカードに格上げされたといってもいいのではないでしょうか。
このように、JCBザ・クラスは名実ともに最高峰のカードとして利用することができるのですね。
JCBザ・クラスの最強メリット!超充実した特典内容
JCBの最高峰であるJCBザ・クラスでは、ほかのカードではうけることができない超充実した特典をうけることができます。
「JCBザクラス完全ガイド!オンリーワンのサービスの最強プラチナカード」でも解説しているように、JCBザ・クラスでは年会費以上の最強のメリットがあるカードとなっているのですね。
ここでは、JCBザ・クラスの超充実した特典の内容を解説します。
ザ・クラス・コンシェルジュデスク
JCBザ・クラスの、もっとも使い勝手のいい特典が「ザ・クラス・コンシェルジュデスク」です。
24時間・365日対応で専任のコンシェルジュに、ホテルや航空券・ダイニングなどの手配を依頼することができます。
ギフトの手配や、入手困難なコンサートや大相撲のチケットの手配にも活用することができる、自分専用の個人秘書として利用することができるサービスとなっているのですね。
ザ・クラス・コンシェルジュデスクは、機械音声でのアナウンス無しに直接コンシェルジュに電話が繋がりますので、よりスムーズにコンシェルジュサービスを利用することができるのですね。
- コンシェルジュサービスの驚愕のサービス内容
プライオリティパス
JCBザ・クラスでは、世界1,000か所以上のVIPラウンジを含めたラウンジを利用できる「プライオリティパス」が付帯します。
プライオリティパスにはランクがありますが、JCBザ・クラスに付帯するのは通常年会費429米$が必要となる、最上位ランクの「プレステージ会員」です。
プレステージ会員では、世界の空港ラウンジを年間の利用制限無しに利用することが可能となっており、海外旅行や出張に出かける機会の多い方にも最適のカードです。
JCBザ・クラスのプライオリティパスでは、本会員だけではなく同伴者1名まで無料でラウンジを利用することができます。
- JCBザ・クラスのプライオリティパス
卓越したダイニング特典
JCBザ・クラスでは、卓越したダイニング特典を利用することが可能となっており、食事にこだわりたい方にも非常にお得な特典をうけることができるのですね。
「グルメ・ベネフィット」では、提携するダイニングでの2名以上のコース料理の利用で、1名分が無料になる特典をうけることができます。
1名分が1万円を超えるコースでもきっちり無料になりますので、年会費以上の特典をうけることが可能となっているのですね。
JCBザ・クラスのもうひとつのダイニング特典として利用できるのが「ダイニング30」です。
ダイニング30では、飲食代金の30%オフの特典をうけることができますので、飲酒などをされた場合にはグルメ・ベネフィットよりもお得に利用できるケースもあるのですね。
- 各クレジットカードのダイニング特典
メンバーズセレクション
JCBザ・クラスでは、年に1回「メンバーズセレクション」で選べるプレゼントをもらうことができます。
メンバーズセレクションでは、
- 厳選ギフトコース
- テーマパーク&トラベルコース
のいずれかの選べるコースで、年に1回の豪華なプレゼントをもらうことが可能です。
ディズニーリゾートのオフィシャルカードであるJCBザ・クラスでは、東京ディズニーリゾートのパークチケットなども選択することができます。
トラベルコースでは、25,000円分のJCBトラベルクーポンを選択することができますので、メンバーズセレクションでは約25,000円相当のプレゼントをもらうことができるのですね。
ディズニー・USJのラウンジ
ディズニーのオフィシャルカードであるJCBザ・クラスでは、ディズニーリゾートに設置されたJCBラウンジを利用できる希少なカードです。
JCBザ・クラスでは、
- 東京ディズニーランドのスター・ツアーズ
- 東京ディズニーシーのニモ&フレンズ・シーライダー
に設置されたJCBラウンジを、年間1回利用することができます。
ラウンジでは、フリードリンクも用意されており、ディズニーリゾートでの休憩に利用することができます。
また、休憩後はアトラクションを待ち時間なく利用することができますので、ディズニー来園中の最強の優越感を得ることができるのですね。
JCBザ・クラスでは、ディズニーリゾートだけではなくユニバーサルスタジオジャパン内のJCBラウンジも利用することができます。
このように、JCBザ・クラスは日本を代表する2つのテーマパークのラウンジを利用できる、エンターテイメント最強のカードでもあるのですね。
JCBザ・クラスの取得方法・取得難易度は高い?
JCBザ・クラスは申込みでは取得不可となっており、カードの取得のためにはインビテーションが必須です。
JCBザ・クラスのインビテーションをうけるためには、JCBオリジナルシリーズのプロパーカードを取得してクレジットヒストリーを積む必要があります。
JCBザ・クラスのインビテーションの基準は比較的明確に公開されています。
- JCBゴールドを2年以上連続して100万円以上利用すると「JCBゴールド・ザ・プレミア」のインビテーションをうけられる
- JCBゴールド・ザ・プレミアをそのまま1年以上利用すると、JCBザ・クラスのインビテーションの可能性がある
と、JCBゴールドから利用していても、最短で3年程度の利用期間が必要です。
このように、インビテーションまでの道のりの長さも、JCBザ・クラスの取得難易度が高いカードであると言われている要因のひとつとなっています。
- JCBザ・クラスのインビテーションにも必要なクレヒスの磨き方
JCBプラチナからのインビがJCBザ・クラスの最短ルート?
2017年からJCBプラチナが発行を開始したことによって、JCBザ・クラスのインビテーションの最短のルートになるのではないかと期待されています。
これまで、JCBザ・クラスのインビテーション手順は上記でも説明しているように、 『JCBゴールド → JCBゴールド・ザ・プレミア → JCBザ・クラス』のステップを踏む必要がありました。
しかし、申込みで取得可能なJCBの最上位カードとなるJCBプラチナは、JCBゴールド・ザ・プレミアよりも上位のカードとなっています。
JCBプラチナ
JCBプラチナはJCBオリジナルシリーズのプロパーカードとなっていますので、JCBプラチナの利用がJCBザ・クラスのインビに近道となることは充分に考えられます。
最速でJCBザ・クラスを手に入れたい方は、JCBプラチナからの最短ルートを目指してみるのもいいでしょう。
他社のブラックカードの種類・JCBザ・クラスとの比較
JCBザ・クラスはJCBのブラックカードといってもいいカードですが、他社のブラックカードと比較した際のサービスや特典の差はどのようになるでしょうか。
ここでは、各クレジットカード会社から発行されている、代表的なブラックカードの特徴をご紹介します。
アメリカンエキスプレス センチュリオンカード
インビテーションカードのアメックスプラチナを保有し、かつインビテーションが必要な、日本でもっとも取得が難しいカードともいえるのが「センチュリオンカード」です。
センチュリオンカードは入会金として税込55万円が必要となっており、初年度は年会費と合わせて100万円弱の費用が必要です。
チタン製のカードを発行することも可能で、国内では数少ない金属製のカードとして利用することができます。
叶わない願いはないといわれているほど特別なサービスをうけることができる、本物のブラックカードとなっているのですね。
ダイナースクラブ プレミアムカード
ダイナースクラブカードの最高峰のカードとなっているのが「ダイナースクラブ プレミアムカード」です。
ダイナースクラブ プレミアムカードでは、プレミアム会員限定の「おもてなしプラン」などの卓越したダイニング特典を利用することが可能です。
また、専任のコンシェルジュサービスも利用することが可能となっており、旅行やダイニングなどの予約・手配に利用することができます。
マイル還元率2.0%での利用も可能となっており、移行手数料無料で日本でもっとも高還元でマイルを貯められるカードとなっています。
ラグジュアリーカード ゴールド
券面の素材に本物の24Kが利用されている、カードそのものが貴金属ともいえるブラックカードが「ラグジュアリーカード ゴールド」です。
ラグジュアリーカード ゴールドでは、金属製の重量感と輝くゴールドの券面デザインで、ひとめで見ても特別感のあるカードという印象があります。
卓越したダイニング関連のサービスも充実しており、ダイニングまでのリムジン送迎など、ほかのカードにはない特典をうけることができます。
ホテルの客室のアップグレード特典やハワイアン航空の上級会員の特典など、旅行にも充実した特典を利用することができるのですね。
各社ブラックカードの年会費を比較
ここでは、各社ブラックカードの年会費を比較してみましょう。
JCBザ・クラス | 55,000円(税込) |
---|---|
アメリカンエキスプレス センチュリオンカード | 396,000円(税込) |
ダイナースクラブ プレミアムカード | 143,000円(税込) |
ラグジュアリーカード ゴールド | 220,000円(税込) |
このように、JCBザ・クラスはほかのブラックカードと比べても半額以下の年会費で利用することができます。
年会費が安いと言ってもJCBザ・クラスの特典が劣っているわけではなく、
- コンシェルジュ
- 海外ラウンジサービス
- ダイニング特典
など、最低限以上のベネフィットをうけることが可能となっており、JCBザ・クラスはブラックカードの中でもコスパ最強のカードとして利用することができるのですね。
- 日本で発行されているブラックカード
JCBザ・クラスを手に入れよう!JCBプロパーカードの基本情報
JCBの最高峰のカードとなるJCBザ・クラスは申込みでは取得不可となっており、カードを取得するためにはインビテーションが必要です。
インビテーションに必要なクレジットヒストリーを積むには、JCBオリジナルシリーズのプロパーカードの利用が必須となります。
ここでは、JCBのプロパーカードの基本情報を解説します。
JCBゴールド
年会費 | 初年度 | 初年度無料 |
---|---|---|
2年目〜 | 11,000円(税込) | |
家族カード | 1,100円(税込)※1人目無料 | |
ETCカード年会費 | 無料 | |
国際ブランド | JCB | |
還元率 | 0.5〜10% | |
申込資格 | 学生を除く20歳以上で安定した収入のある方 |
※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合。※即時発行(モバ即)の入会条件:【1】 9:00AM~8:00PMでお申し込み(受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い)【2】 顔写真付き本人確認書類による本人確認(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)※モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について詳しくは公式サイトをご確認ください。※スマートフォン保険の適用条件【1】補償対象スマートフォンの通信料の支払いに当カードを指定【2】 事故発生の時点で補償対象スマートフォンの通信料を直近3ヵ月以上連続で支払う
- JCBゴールド・ザ・プレミアのインビテーションをうけられる
- 航空便遅延保険も付帯した手厚い海外旅行傷害保険
- ドクターダイレクト24などのゴールドカード特典
JCBのプロパーゴールドカードとして利用することができるのが「JCBゴールド」です。
JCBゴールドでは、年間100万円の利用を2年間継続すると、ワンランク上のJCBゴールド・ザ・プレミアのインビテーションをうけることができます。
将来的に上位カードを目指すことが可能となっていることから、大人が持つゴールドカードとしても文句無しのステータス性のカードとして利用することができます。
JCBゴールドでは、航空便遅延保険も付帯した手厚い海外旅行が付帯しており、国内外の旅行で安心して利用することが可能です。
ゴールドカード特典として、ドクターダイレクト24や京爛漫などの特別なサービスを利用することもできます。
JCBプラチナ
年会費 | 27,500円(税込) | |
---|---|---|
家族カード | 3,300円(税込)※1枚目無料 | |
ETCカード年会費 | 無料 | |
国際ブランド | JCB | |
還元率 | 0.5〜10% | |
申込資格 | 学生を除く25歳以上で安定した収入のある方 |
※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合。※即時発行(モバ即)の入会条件:【1】 9:00AM~8:00PMでお申し込み(受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い)【2】 顔写真付き本人確認書類による本人確認(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)※モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について詳しくは公式サイトをご確認ください。※スマートフォン保険の適用条件【1】補償対象スマートフォンの通信料の支払いに当カードを指定【2】 事故発生の時点で補償対象スマートフォンの通信料を直近3ヵ月以上連続で支払う
- JCBザ・クラスのインビテーションの最短ルート
- コンシェルジュ・プライオリティパスが付帯
- 卓越したダイニング特典が付帯
申込みで取得可能なJCBの最上位カードとして発行されているのが「JCBプラチナ」です。
JCBプラチナが発行開始されたことで、JCBザ・クラスのインビテーションの最短ルートとして利用することが可能となっており、最短1年でのインビテーションの可能性があります。
27,500円(税込)の格安年会費で利用できるカードでありながら、コンシェルジュ・プライオリティパスも付帯したコスパ最強のカードとなっています。
また、コース料理1名分無料のグルメ・ベネフィットやダイニング30などの卓越したダイニング特典も付帯しており、食事にこだわりたい方にもおすすめです。
旅行傷害保険はJCBザ・クラスと同等の最強に充実した補償内容となっており、旅行用のクレジットカードとしても最適なカードとなっているのですね。
インビテーションが待てない!いきなりJCBザ・クラスを取得する方法(裏ワザ)
裏ワザ①『所有1年後に突撃』
この方法は他の方の記事で拝見したのですが、クレジットカードをたくさん使う方にはおすすめできそうなので紹介します。
ザ・クラスはインビテーションカードなので、基本的にはJCBゴールドカード取得後、年間100万円以上の利用実績を2~3年、クレヒスとして積んでJCBから認められて、ようやく手にできるクレジットカードです。
その記事の方は少しでも早くザ・クラスが取得したかったのでしょう。
JCBゴールドを所有して3ヶ月間で200万利用した後に初めて突撃して失敗。その後、年会費のかかるタイミング前(約12ヶ月利用)までに+100万円使い、1年間で合計300万円を利用して2回目の突撃。JCBゴールドを所有してから1年という短い期間で、見事JCBザ・クラスを取得しました!
突撃 = カスタマーセンターに直談判でザ・クラスの申込書を送ってもらえませんか?的なお願いをすること
恐らくですが、どんなカードでも紹介以外は、プロパーカードを1年間は所有しないと突撃の審査対象にならないと思います。
普通にインビテーションを待っていたら4〜5年必要となりますが、年間に200万円~300万円利用できる方は突撃すれば1年程度でザ・クラスを持てる可能性が高いことが分かりますね!
裏ワザ②『銀行からの紹介(法人限定)』
会社を経営している社長や役員限定で借り入れなどの取引している銀行の子会社がカード会社を経営している場合、銀行からの紹介という形式で申し込みをすると、実績なしでザ・クラスを持てる場合があります。
詳しくは銀行の担当者に確認してみてください。ちなみに私はこの方法で、JCBのプロパーカードを1枚も持っていないのにいきなりザ・クラスを持つことが出来ました。
※この方法は法人限定なので通常のサラリーマンの方は利用できません。また、100%成功するわけではないのでご了承ください。
JCB最強のブラックカード・JCBザ・クラスを手に入れよう!
国産で唯一の国際ブランドである、JCBの最高峰のカードとして発行されているのが「JCBザ・クラス」です。
- 他社ブラックカードよりも格安の年会費
- 年に1回のメンバーズセレクションもお得
- JCBプラチナの利用で最短ルートでの取得も可能
JCBザ・クラスの年会費は55,000円(税込)となっており、他社ブラックカードに加えると最強コスパのカードとして利用することができます。
年に1回のメンバーズセレクションでは、25,000円相当のアイテムやトラベル関連のギフトをもらうことができますので、年会費の半分程度をペイすることができます。
JCBプラチナを取得することで最短ルートでの取得も可能となっており、取得難易度もそれほど高いカードというわけではないのですね。