ビットコインをクレジットカードで購入!各仮想通貨取引所の手数料を比較
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「ビットコインはクレジットカードで買えるの?」
「クレジットカード決済の手数料はどれくらい?高い?」
昨年の頭から年末までで、1600%超の上昇を果たしたビットコインは、多くの億万長者を輩出した宝の山であると言えます。
ビットコインをはじめてみたいけど、既に高騰したビットコインを購入するのは不安、またはどのようにビットコインを購入すれば良いのかわからないと言う方も多いでしょう。
「ビットコイン クレジットカード」で検索すると、危険・止めておいた方が良いというフレーズが並んでいますが、本当にビットコインのクレジットカード購入は危険なのでしょうか?
今回は、各仮想通貨取引所の手数料などを比較し、様々な角度からビットコインのクレジットカード購入について検証していきましょう。
目次
ビットコインを始めとする仮想通貨取引所のクレジットカード購入時の手数料を比較
まずは、ビットコインを始めとする仮想通貨取引所での、クレジットカード購入時の手数料を比較していきましょう。
今や数ある仮想通貨の元祖とも言える存在が「ビットコイン」です。
ビットコインは、昨年末には1BTC=200万円を超える価値にまで上昇し、仮想通貨への投資は儲かるという図式を作り上げてきました。
ビットコインをクレジットカードで購入することを危険視する理由のほぼ全てが、クレジットカード購入時の手数料の高さです。
代表的な仮想通貨取引所として、
が挙げられますが、各仮想通貨取引所でのクレジットカード購入時の手数料は10%前後となっています。
現金を取引所に入金しての購入手数料は無料という取引所が多くなっていますので、日本円での入金の場合と比べて10%程度手数料が割高になってしまいます。
ただし、ビットコインをはじめとした仮想通貨では、クレジットカードでの明確な手数料が設定されていません。
各仮想通貨取引所では、クレジットカードでの購入の場合には手数料を含めた金額となっており、購入金額やレートによっても手数料は異なります。
ここでは、10万円を購入した場合の、各仮想通貨取引所での手数料の一例をご紹介します。
コインチェック | ビットフライヤー | Zaif | |
---|---|---|---|
ビットコイン | 8.5% | 9.17% | 8.51% |
モナーコイン | – | 14.4% | 10.32% |
イーサリアム | 11.46% | 16.44% | – |
NEM | 11.61% | – | – |
ライトコイン | 11.77% | 12.22% | – |
各仮想通貨取引所でのクレジットカード購入の手数料を比べると、ビットコインの手数料が安めに設定されています。
とは言え、各仮想通貨取引所では、ビットコインの取引でも8%〜10%のクレジットカード購入時の手数料が必要となります。
クレジットカードで購入する際には、手数料も含めて利益を確定していく必要があるのですね。
各仮想通貨取引所の購入上限を比較
各仮想通貨取引所では、手数料の違いのほかに、利用できる国際ブランド・購入金額の上限に違いがあります。
ここでは、各仮想通貨取引所で利用可能な国際ブランド・購入金額を比較します。
コインチェック | ビットフライヤー | Zaif | |
---|---|---|---|
国際ブランド | JCB Visa Mastercard |
Visa Mastercard |
Visa Mastercard |
最低購入金額 | 5,000円〜 | 1,000円〜 | 5,000円〜 |
最大購入金額 | 100万円 | 100万円 | 50万円 |
利用可能な国際ブランドで比べると、コインチェックでのみJCBブランドのクレジットカードが利用可能なことが分かります。
ビットフライヤーでは、最低購入金額1,000円からの取引が可能となっており、少額での決済ができる気軽さが嬉しいですね。
対して、最大購入金額が最も低くなっているのがZaifです。
Zaifでは比較的クレジットカードでの購入手数料が安くなっている反面、1回あたり50万円までの決済しか対応していません。
仮想通貨が安値の際に、大量に買い付けたい時にはZaifでは焦ってしまうかも知れませんね。
それぞれの取引所の制限にも注目が必要
各仮想通貨取引所では、クレジットカードでの仮想通貨の購入の際に一定期間の制限が設けられている場合があります。
それぞれの制限を理解していないと、利益確定に遅れが生じてしまうことがありますので注意が必要です。
ここでは、クレジットカード利用時の各仮想通貨取引所の制限をまとめておきます。
コインチェック | 1週間の出金制限 |
---|---|
ビットフライヤー | 1週間の出金・送付・売却制限 |
Zaif | 無し |
クレジットカードで仮想通貨を購入する際に、最も注意が必要となってくるのがビットフライヤーです。
ビットフライヤーでは、クレジットカードでの購入の場合、1週間の出金・送付・売却制限があり、短期で仮想通貨が値上がりした場合でも売却をすることができません。
クレジットカードでの仮想通貨購入で最も手軽に利用することができるのは、制限無しで利用することができるZaifが有利となるでしょう。
各仮想通貨取引所の特徴とメリット・デメリット
ここまで、各仮想通貨取引所でのクレジットカード購入時の手数料などを比較してきました。
各仮想通貨取引所では、手数料の違いのほかにも特徴があり、より自分に合った仮想通貨取引所を探すこともポイントとなってきます。
ここでは、主要な仮想通貨取引所のメリット・デメリットをまとめておきます。
コインチェックの特徴
コインチェックの最も大きなメリットとなっているのが、取扱いしている仮想通貨の多さです。
代表的なビットコインだけではなく、コインチェックでしか取扱いしていない仮想通貨銘柄もありますので、先行者利益を得たい方にはおすすめです。
また、クレジットカードでの購入の場合でも、JCBを含めた主要3ブランドに対応しているのが嬉しいですよね。
ただし、コインチェックでは全般的に手数料が高めになっており、短期売買での利益を目指す方には不向きです。
ビットフライヤーの特徴
ビットフライヤーのメリットとなっているのが、クレジットカード決済での最小購入金額の低さです。
コインチェック・Zaifではクレジットカードでの最小購入金額は5,000円となっていますが、ビットフライヤーでは1,000円と少額から仮想通貨投資を体験できます。
少ない金額を毎月積み立てしたい方など、中長期で貯金感覚での仮想通貨購入を考えている方にもおすすめです。
ただし、ビットフライヤーの大きなデメリットとして、クレジットカード購入の場合には1週間の出金・送付・売却制限があることを覚えておかなければなりません。
1週間の間に大幅な値上げがあった場合でも売却することができませんので、短期売買にはやはり不向きであると言えるでしょう。
Zaifの特徴
Zaifでは、主要仮想通貨取引所の中でも、比較的安い手数料で利用することができます。
また、国産の仮想通貨として注目されている「モナーコイン」の売買に対応しているのも大きな特徴となっています。
クレジットカードでの購入の場合でも出金・売却制限などがありませんので、短期売買で投機的に仮想通貨を購入したい方にもおすすめです。
ただし、クレジットカードでの購入は1回50万円と購入上限が低くなっていますので、大量の仮想通貨の買い付けには不向きです。
クレジットカードの金利手数料もかかる
クレジットカードでの仮想通貨の購入の場合には、各仮想通貨取引所での手数料のほかに、クレジットカードでの金利手数料が必要になってくるケースもあります。
クレジットカードでの仮想通貨の購入では、一括で購入する場合には手数料は必要ありませんが、リボ払いなどの場合には金利手数料が必要になります。
ここでは、主要なクレジットカード会社のリボ払い手数料を比較してみましょう。
三井住友カード | 13.2% |
---|---|
JCBカード | 13.2%〜15.0% |
セゾンカード | 13.8% |
ニコスカード | 12.24% |
各仮想通貨取引所でのクレジットカード払いの手数料と合わせると、20%を超える手数料が発生してしまうということになりますね。
単純に20%の手数料が発生してしまうと、20%以上の値上がりがないと損をしてしまうという計算になります。
クレジットカードでの仮想通貨の購入では、値下がりをしたタイミングでリボ払いを活用して限度額いっぱい購入すればお得になる、と考えてしまう方もいるかも知れません。
ただし、リボ払いを選択した場合には、各仮想通貨取引所での手数料に加え、クレジットカードでの金利手数料が必要になることは覚えておく必要があります。
ビットコインの仕組みをおさらい
まだ、ビットコインを購入したことが無い、という方の中にはビットコインがよくわからないと言う方も多いでしょう。
2017年は仮想通貨元年と呼ばれ、多様な仮想通貨の発行が開始されましたが、元祖仮想通貨と言っても良いのが、2009年に運用が開始されたビットコインです。
なんと言ってもビットコインが注目を集めたのが、昨年1年間での値動きでしょう。
2017年1月には1BTC=10万円台であったビットコインが、2017年末には1BTC=160万円を超え、2018年1月現在でも1BTC180万円台をキープしています。
1週間で300%台の値動きは当たり前となっており、短期で利益を出したい投資家にも注目を集めているのですね。
ビットコイン払いが可能な店舗も増えている
爆発的な値上げにより、投機対象としてのイメージの強いビットコインですが、仮想通貨という性質上、通貨として利用することも可能です。
ネット通販を中心にビットコインで支払うことが可能な店舗も増えており、仮想通貨本来のアイデンティティを果たしています。
近年では、GMOインターネットで、給与の一部にビットコインで支払いしたこともニュースとなっており、通貨として認知が高くなっているのですね。
反面「億り人」とも呼ばれる、ビットコイン投資で億単位の資産を形成した方も多く、2018年も目を離せない仮想通貨であることは言うまでもありません。
手数料が高くてもクレジットカードで購入するメリット
クレジットカードでの仮想通貨購入は、10%前後の高額な手数料が発生してしまいます。
しかし、仮想通貨をクレジットカードで購入する際には、手数料を支払ってもあまりあるメリットがあります。
ここでは、高い手数料を支払ってでも、クレジットカードで仮想通貨を購入するメリットを解説します。
即時決済で仮想通貨を購入できる
クレジットカードで仮想通貨を購入する際の、最も大きなメリットとなっているのが、即時決済が可能となっている点でしょう。
手数料を節約しようと思えば、仮想通貨取引所に入金をしてビットコインを購入するのがお得です。
ただし、銀行振込の場合、土日や平日15時以降の場合には、入金の反映が翌日以降になってしまうケースが多くなっています。
ビットコインをはじめとした仮想通貨は、5分〜10分単位で値動きをする、乱高下の激しい通貨です。
値下がりの際に、少しでもタイムラグを無くして仮想通貨を購入できるなら、10%前後の手数料は高くはないと言えるのではないでしょうか。
クレジットカードの限度額まで仮想通貨を購入できる
投資とは、自分の余力の資金で行うものですのでおすすめはしませんが、クレジットカードでは限度額まで仮想通貨を購入することができます。
理想論で言うと、クレジットカードで仮想通貨を購入して値上がりをした場合には、クレジットカードの支払いをしても利益を残すことができます。
また、明らかな値下がりがあり、値上がりが期待できる場合にはリボ払いを利用して、毎月の支払いに無理なく仮想通貨を購入するという手段もあります。
ただし、仮想通貨は価値の乱高下の激しい、投資商材としては難易度の高い商材と言えます。
売却する際の価値が10分の1・100分の1になってしまう可能性も考慮して、余裕の資金で投資を行うことを強くおすすめします。
クレジットカードのポイントを貯めることができる
クレジットカードの利用では、各クレジットカードのポイントを貯めることが可能となっています。
各仮想通貨取引所でのクレジットカード購入では、10%前後の手数料が必要となっていますので、ポイント目的では損をしてしまいますが、プラスアルファで考えると嬉しいですよね。
クレジットカードによっては、お得な航空マイルを貯めることができるカードもありますので、仮想通貨を買い付けた際のポイントでお得な特典旅行に出かけるのも良いでしょう。
仮想通貨をクレジットカードで購入する際には、ポイント還元率1.0%を超えるクレジットカードの利用がおすすめです。
- 参考
仮想通貨をクレジットカードで買うのはデメリット?
仮想通貨をクレジットカードで購入する際には、メリットもあるものの、やはりデメリットもあるのは覚えておく必要があります。
ここでは、仮想通貨をクレジットカードで購入する際のデメリットとなる点を解説していきます。
クレジットカード購入では利益を確定しにくい
仮想通貨をクレジットカードで購入する際の最も大きなデメリットとなるのが、やはり手数料の高さでしょう。
仮想通貨取引所の中でも比較的手数料の安いZaifでも8%前後の手数料が必要となっており、現金での入金より不利になっています。
単純に10%の値上がりで利益が出るところを、クレジットカードでの購入の場合では10%でやっとトントンという形になります。
クレジットカードで仮想通貨を購入する際は、確信の持てるケースで利用するのが無難です。
支払い能力を超えた投資はタブー
クレジットカードで仮想通貨を購入する場合、手持ちの現金が無くても仮想通貨を購入することができます。
この場合、自己管理ができてない方だと、値上がりしてから売れば支払いも大丈夫!と軽く考えてしまいがちです。
ただし、投資商品である以上、当然のことですが値上がりだけではなく、値下がりしてしまうリスクがあるのを忘れてはいけません。
余裕資金での投資の場合、値下がりしても「ガチホ」として、値上がりの機会までホールドしておくこともできます。
ただし、生活資金などを投資してしまっている場合には、値下がりをしていても泣く泣く現金化するしかないのですね。
急いでない方は手数料0円の住信SBIネット銀行で入金して購入しよう
入金から購入までを急いでいない方の場合には、住信SBIネット銀行での入金がおすすめです。
各仮想通貨取引所では、銀行振込での入金の場合は振込手数料の自己負担と、1%以下の手数料で仮想通貨を購入することができます。
住信SBIネット銀行では、
の全ての仮想通貨取引所に振込手数料0円で入金することができます。
また、住信SBIネット銀行はネット銀行となっていますので、銀行への来店不要でオンラインで振込入金をすることができます。
仮想通貨の購入の際には、入金に余裕を持って住信SBIネット銀行で入金するのが、最も賢い利用方法と言えます。
仮想通貨のクレジットカード決済は使いようによっては武器になる!
今回は、仮想通貨のクレジットカード購入は危険なのか、様々な要素を検証してきました。
- クレジットカード購入では8%〜10%の手数料が必要
- リボ払いではさらに10%以上の金利手数料が発生
- 即時決済が可能なのがクレジットカード購入のメリット
各仮想通貨取引所では、クレジットカード購入の手数料を公表していませんが、おおよそ8%〜10%程度の手数料が必要になってきます。
また、リボ払いで仮想通貨を購入した場合にはリボ手数料も発生しますので、合計で20%を超える手数料が必要になるのですね。
ただし、クレジットカード購入では土日・夜間でも即時決済で仮想通貨を購入できるメリットがあります。
5分・10分の値動きの激しい仮想通貨では、即時決済ができるというのは何にも代えがたいメリットであると言っても良いでしょう。
余裕のある時には住信SBIネット銀行で手数料0円で入金し、急ぎの時にはクレジットカード購入で、と使い分けをするのがベターです。