ライフカードの審査は本当に厳しい?審査に通る人・落ちる人の傾向と対策!
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国内で発行されているクレジットカードの中でも、特に手軽に発行することができるベーシックなクレジットカードが「ライフカード」です。
ライフカードはパート主婦の方でも持っている方が多いカードとして、取得しやすいカードと言うイメージがある方も多いのではないでしょうか。
一方で、ライフカードの審査に落ちてしまった方の口コミや、ライフカードの審査は厳しい、と言う声も聞くことがあります。
実際にはライフカードの審査は厳しいのでしょうか?それとも、イメージ通りに取得しやすいカードであると言えるのでしょうか?
今回は、ライフカードの審査に実際に通る人・落ちる人の傾向をまとめ、ライフカードの審査の対策を考察していきましょう。
目次
ライフカードの審査は厳しい?ライフカードの審査基準を分析
実際に、ライフカードの審査は厳しいのか、イメージ通りに取得しやすいカードとなっているのでしょうか?
ライフカードの審査基準は公開されていませんので、ライフカードの審査の難易度は様々な状況から分析していく必要があります。
ここでは、様々な角度からライフカードの審査基準を分析していきます。
ライフカードの申込資格は?
ライフカードの申込資格は、高校生を除く18歳以上の方となっており、申込みの窓口は非常に広くとられています。
- 大学・専門学生の方
- 専業主婦の方
- パート主婦の方
このような属性の方でも申込みをすることが可能となっていますので、非常に身近なクレジットカードであると言えるでしょう。
実際に主婦の方でもライフカードのユーザーは多く、ベーシックなクレジットカードであると言うイメージがありますよね。
また、年会費無料でコスト0円で取得することができる点も、ライフカードの人気の理由となっています。
ライフカードの審査は厳しいの?
インターネット上の口コミの中では、実際にライフカードの審査に落ちてしまった方の声も寄せられており、一部では審査に厳しいカードなのではないか?と言われています。
クレジットカードのコミュニティサイトでは、ライフカードの審査合格率は67.9%となっており、確かに高い数字とは言えません。
しかし、審査基準の甘いカードとして認知されている、楽天カードの合格率も77.5%と決して高いものではありません。
両者のカードの合格率は、
- 審査に甘そうなイメージのカードである
- 他社の審査に落ちてしまった方が審査にチャレンジする
このような心理的背景から、クレジットカードの審査に落ちてしまう属性の方が多く申込みをした結果、審査合格率を下げてしまっていると言うことが考えられます。
実際に、同コミュニティサイトでは、ゴールド・プラチナカードなど、上位カードになるほど90%・100%と審査合格率が高くなっています。
それでは、実際にライフカードの審査基準がどの程度のものなのか、ライフカードと言う会社から分析してみましょう。
ライフカードは2011年に消費者金融大手のアイフルに吸収合併しており、現在はアイフル傘下のクレジットカード会社として運営しています。
クレジットカードの審査難易度は発行会社によって大きな違いがあり、
- 銀行系・プロパーカード
- 信販系
- 流通系
と最も難易度の高い銀行系・プロパーカードから流通系の順にハードルが下がってきます。
一方、消費者金融系のクレジットカードは、一般的なクレジットカード会社とは審査基準が異なり、最も審査に通過しやすいカードであると言われています。
クレジットカードの審査の際には過去の信用情報が重視される傾向にありますが、消費者金融系のクレジットカードでは現在の返済能力が重要視される傾向にあります。
こうした、ライフカードと言う会社の状況を考えても、ライフカードは実際に審査のハードルが低いクレジットカードであると言えるのではないでしょうか。
ライフカードの審査に落ちてしまう方の傾向
ライフカードの審査難易度を測るのであれば、実際に審査を受けた方の声を聞くのが一番の近道です。
ここでは、ライフカードの審査に実際に落ちてしまった方の傾向をまとめ、ライフカードの審査難易度について考察していきましょう。
ライフカードの審査に落ちてしまった方の声
- 40代男性 会社員:2回目のライフカードの申込みで否決。
- 50代男性 自営業:多重申込みのため否決と思われる。
- 40代男性 会社員:審査4日間でお見送りメール。多重申込みには厳しかったか?
このように、実際に審査落ちになってしまった本人に自覚症状があるように、多重申込みの方が審査に落ちてしまうケースが多くなっています。
多重申込みとは、ライフカードの審査をうける際に、他社も含めて複数のクレジットカードの審査に申込みをした状態のことを指します。
クレジットカードの審査の際に参照される個人信用情報機関には、クレジットカードの利用状況だけではなく、審査申込みの状況も記録されています。
同時に複数のクレジットカードの審査に申込みをする多重申込みは、審査の際に不利になってしまい、タブーとなっています。
ライフカードの審査落ちになってしまう方の傾向は?
ライフカードの審査に落ちてしまう方の傾向としては、上記の多重申込みの方の他に多重債務状態になっている方が挙げられます。
クレジットカードをお持ちでない方の場合でも、カードローンなどで多重債務の状態になってしまっている方は「総量規制」の対象になっていることが考えられます。
総量規制とは、改正貸金業法の中の規制で、消費者保護のために年収の3分の1を超える金額の貸付を貸金業者に禁止している規制のことです。
ライフカードはクレジットカード会社であるものの、アイフル傘下の消費者金融系の会社となっています。
ですので、総量規制が影響して審査に落ちてしまうことも充分に考えられるのですね。
審査に通過しやすいカードだからと甘く見ないこと
ライフカードの審査に落ちている方の傾向を見ると「まさか審査に落ちるはずがないだろう」と、審査に対する準備が充分でないような印象を受けます。
クレジットカードの審査を受ける際には、1社の審査に集中したり、できるだけ借金を整理したりと言う準備が必要なものです。
ところが、ライフカードの審査では、審査のハードルが低いイメージが先行して、充分な準備を行わなかった方が審査に落ちている印象を受けてしまいます。
逆に、しっかりと準備をしてからライフカードの審査に臨めば、審査通過はそれほど難しいものではないでしょう。
どんな人がライフカードの審査に通過することができる?審査に通る人の傾向は
それでは、逆にどのような傾向の方がライフカードの審査に通過することができるのでしょうか。
ライフカードの審査に通過することができた方の口コミを見てみると、学生の方や主婦の方でも問題なく審査に通過していることがわかります。
初めてのカードの申込みでライフカードを選択した方などの場合、最短で5分程度で審査通過のお知らせが来た方もおり、審査も非常にスピーディなことがわかりますね。
また、ライフカードの審査に通過した方の傾向として、
- 複数枚のクレジットカードを既にお持ちの方
- 他社のクレジットカードで審査落ちの経験がある方
このような条件の方でも、利用限度額は少ないものの、ライフカードの発券に結び付いた方は非常に多くなっています。
こうしたライフカードの審査の傾向を見ると、ある程度返済能力に疑問がある方の場合でも、限度額を抑えてカードを発行する傾向にあるように感じられます。
また、初めてのクレジットカードの申込みでライフカードを申込みした学生の方などは、審査通過に結び付いたケースが非常に多くなっています。
ライフカードは、学生や若年層の方のファーストカードとしても、非常におすすめできるカードであると言えるでしょう。
傾向から分析するライフカードの審査に通過するための対策!
ここまで、ライフカードの審査に落ちてしまった方、逆に審査に通過することができた方の傾向を分析してきました。
審査の傾向が分かれば、あとは分析結果をもとに審査に通過するための対策を立てていくだけです。
ここでは、ライフカードの審査に通過するためにできる対策を解説します。
ライフカードの審査の際には1社に限定して申込みをする
ライフカードの審査に落ちてしまった方の傾向として、目立ったのが多重申込みでライフカードを申込みしていた方です。
クレジットカード会社が参照する個人信用情報機関には、クレジットカードの申込情報も記録されますので、同時・または短期間に複数枚のカードを申込みしている方は不利になります。
特に近年では、年会費無料のクレジットカードでも数千ポイント単位のお得な入会キャンペーンを開催しているカードが多くなっています。
お得にクレジットカードを手に入れるチャンスとなる入会キャンペーンですが、キャンペーン情報を見つけるたびに申込みをしていてはあっという間に多重債務状態になってしまいます。
月間でのクレジットカードの申込枚数は、多くても2枚〜3枚程度に留めておいたほうが安全です。
どうしてもライフカードを手に入れたい、と言う方の場合にはライフカード1社に限定して申込みをするのがベストです。
キャッシング枠は必ず0円で申込みをしておくこと
クレジットカードの審査の難易度を上げてしまうのが、キャッシング枠の希望です。
審査の際にはショッピング枠とキャッシング枠の審査は別になっていますので、キャッシング枠を申込みしていたがために審査に落ちてしまうというケースも多くなっています。
特に、パート主婦の方やアルバイト学生の方など、年収の少ない方の場合にはキャッシング枠を希望しての審査通過は難しいと考えた方が良いでしょう。
キャッシング枠は、クレジットカードの審査に通過した後でも別途申込みをすることが可能となっています。
ライフカードの審査に自信がない方の場合は、最初はキャッシング枠0円で申込みをするのが基本と言って良いでしょう。
他社の利用状況はクリーンに保っておくこと
クレジットカードの審査の際に重視されるのは、個人信用情報機関に記録された他社との取引状況です。
ライフカードの審査では、過去の信用情報よりも現在の返済能力が重視される傾向にありますが、現在進行形で未払いや遅延などがある場合には審査に不利になってしまいます。
一般的には、直近6か月以内で3か月連続した支払いの遅延などがある場合には、クレジットカードの審査に通過することは難しくなると考えた方が良いでしょう。
他社クレジットカードで支払いの遅延に心当たりがある方の場合には、最低でも6か月程度はクリーンな支払いを続けてから審査にチャレンジするようにしましょう。
また、カードローンなどで借り入れがある方の場合、できるだけ件数と借り入れ金額を少なくしてから審査にチャレンジした方が無難です。
他社のクレジットカードの審査に落ちてしまった場合には?
中には、他社のクレジットカードの審査に落ちてしまい、ライフカードの審査にチャレンジしたいと言う方もいらっしゃるでしょう。
ライフカードでは、過去の信用情報よりも現在の返済能力が重視されますので、他社クレジットカードの審査に落ちてしまった方でも審査通過の可能性はあります。
ただし、ライフカードの審査にチャレンジする際には、前回の他社の審査で何が原因で審査落ちになってしまったのか、考察をすることは重要です。
多重申込みで審査落ちになってしまった方、キャッシング枠の申込みをしていた方、などなんとなく審査落ちの原因が思い当たるのではないでしょうか?
他社のクレジットカードの審査に落ちてしまい、ライフカードに望みを乗せる場合には、過去の失敗を繰り返さないことも大切です。
ライフカードの基本情報
- 入会後1年間はポイント1.5倍還元
- お誕生日月は1か月間ポイント3倍
- 年間の利用金額に応じて翌年のポイントアップ
ライフカードの発行する、最もベーシックなクレジットカードとなるのが「ライフカード」です。
ライフカードの利用では1,000円につき1ポイントのライフサンクスポイントを貯めることが可能となっており、ポイント還元率は0.5%となります。
入会後1年間は入会特典としてポイントが1.5倍になる特典があり、1年間は0.75%の還元率でポイントを貯めることが可能となっています。
また、誕生日月には1か月間ポイントが3倍になる特典があるほか、年間の利用金額に応じて翌年は最大ポイント2倍になるポイントアップステージもあり、お得にポイントを貯められます。
貯まったライフサンクスポイントは1ポイント=5円として様々なギフト券や共通ポイントに交換することができ、使い勝手の良いポイントとして利用することができます。
ライフカードの審査のハードルは低い!しっかり対策して審査通過しよう
今回は、ライフカードの審査基準を、審査に通る人・落ちてしまう人の傾向をもとに考察してきました。
- アイフル傘下のライフカードの審査基準は甘いと言えるのでは
- 審査落ちの人は多重申込みの傾向が強い
- キャッシング枠0円で申込みをするなどの対策をとれば審査通過は難しくない
ライフカードは現在、消費者金融大手アイフル傘下のクレジットカード会社であり、審査の難易度はそれほど高いとは言えないでしょう。
ただし、審査に落ちてしまう方の傾向としては、短期間に多重申込みをしている方が審査に落ちてしまっている傾向があります。
キャッシング枠0円で申込みをする、1社の審査に集中するなどの対策をしっかりとれば、ライフカードの審査は恐れることはありません!