楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカード違いは?メリットの差を比較!
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「楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードの特典の差は?」
「楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードの決め手は?」
楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードのどちらを作ろうか迷っていませんか?
楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードの年会費には8,000円の差があり、年会費分のサービスの違いがあるのか決めかねている方も多いでしょう。
結論から言うと、海外旅行の機会が多い方は楽天プレミアムカードの年会費の元を充分にとることが可能です!
今回は、楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードを、多角度から比較します。
最後まで読めば、自分がどちらの楽天カードを作るべきかを知ることができますよ!
目次
海外旅行する方は一択で楽天プレミアムカード
海外旅行をする機会の多い方は、一択で楽天プレミアムカードを選択して問題ありません。
楽天プレミアムカードには「プライオリティパス」が付帯しており、世界1,000か所以上のVIPラウンジを含む空港ラウンジを利用することができます。
プライオリティパスは通常有料のサービスとなっており、年間のラウンジ利用回数に応じて年会費が設定されています。
楽天プレミアムカードに付帯するのは、最上位ランクとなる「プレステージ会員」です。
年会費 | ラウンジ利用料金 | |
---|---|---|
スタンダード会員 | 99米$ | 35米$ |
スタンダードプラス会員 | 249米$ | 年間10回まで無料、以降35米$ |
プレステージ会員 | 429米$ | 無料 |
通常、利用料金35米$のラウンジ利用料金を無制限で利用することができますので、海外旅行する機会の多い方には最強の特典となりますね。
プライオリティパス・プレステージ会員の年会費は通常429米$ですので、1米$=110円としても約47,000円相当の特典です!
楽天ゴールドカードでは、国内主要空港、およびハワイ・ホノルル国際空港のラウンジを無料で利用することができます。
ただし、楽天ゴールドカードのラウンジサービスは年間2回までとなっていますので、年間2回以上海外旅行する方には不向きとなっています。
楽天ゴールドカードでは、ハワイ以外の海外ラウンジも利用することができませんので、海外旅行する方は楽天プレミアムカードの方が満足度は高いでしょう。
楽天プレミアムカードは手荷物無料宅配サービスも
楽天プレミアムカードでは、3つの選べるサービスで「トラベルコース」を選択することで、手荷物無料宅配サービスを利用することができます。
楽天プレミアムカードには、3つの選べるサービスで自分の好きな特典をうけることが可能です。
- トラベルコース
- 楽天市場コース
- エンタメコース
トラベルコースを選択した場合、次の3つの特典を利用することができます。
- 手荷物無料宅配サービス
- 楽天トラベルの利用で+1.0%還元
- 国内宿泊ご優待サービス
手荷物無料宅配サービスでは、海外旅行の際の出発時、または帰国時の手荷物宅配サービスを年間2回まで無料で利用することができます。
手荷物宅配サービスは1回あたり1,500円程度のサービスですので、年間で最大3,000円相当のおトクです!
また、トラベルコースを選択すると、楽天トラベル利用時のポイントが+1%になり、楽天トラベルで還元率3.0%の楽天ポイントを貯めることが可能です。
国内宿泊ご優待サービスでは、24時間対応の専用デスクで旅行予約をすることができますので、電話1本で簡単に旅行を予約することができますよ。
海外旅行する方は、楽天プレミアムカードのトラベルコースの利用で、高い満足感を得ることができますね。
- 手荷物無料宅配サービス
楽天市場での還元率は同等
楽天市場での還元率は、楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカードともにいつでも5倍と、還元率は同等です。
通常還元率も1.0%と同等となっており、カードの利用で100円に1ポイント(1円相当)の楽天ポイントが付与されます。
楽天市場の利用では、「楽天ポイントアッププログラム(以下楽天SPU)」で、最大15倍のポイントを貯めることができます。
楽天SPUは、楽天のサービスの利用状況に応じて、当月中の楽天市場での還元率がアップするポイントアッププログラムです。
- 楽天カードの利用で+2倍
- 楽天ゴールドカード/楽天プレミアムカードの利用で+2倍
このように、楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードでの上乗せポイントはともに+2倍となっており、両者ともにいつでも5倍の還元率で楽天市場を利用できます。
楽天SPUでは、楽天銀行での利用代金の引き落としや、楽天市場アプリの利用でさらにポイントが加算されます。
楽天市場を利用する機会の多い方は、楽天カードよりも有利にポイントが貯まる楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカードがおすすめです!
- 楽天SPUの適用条件
楽天プレミアムカードはポイントアップ特典も
楽天プレミアムカードでは、「選べるサービス」で楽天市場コースを選択することで、楽天市場でのポイントアップ特典を利用することができます。
楽天市場コースを選択すると、毎週火曜日・木曜日の楽天市場の利用でポイントが+1倍になりますので、楽天ゴールドカードよりも1%多くポイントが貯まりますね。
さらに、楽天プレミアムカードでは誕生日月に楽天市場・楽天ブックスの利用で+1倍のポイントが貯まります。
年会費の差は8,000円ですので、毎週火・木、および誕生日月に80万円以上利用すれば、ポイントだけで年会費の差をペイすることができますね!
ただし、上乗せポイント分はそれぞれ月間10,000ポイントまでと上限が設定されているので注意しましょう。
エンタメコースの選択で楽天ブックスで+1.0%も
楽天プレミアムカードの選べるサービスでは、楽天トラベル・楽天市場コースのほかに「エンタメコース」を選択することができます。
エンタメコースでは、
- Rakuten TVの利用で+1倍
- 楽天ブックスの利用で+1倍
このように、家で映画や音楽を楽しみたい方に嬉しいポイントアップ特典をうけることができます。
選べるサービスでコースを選択すると6か月は変更ができませんが、7か月目から別のコースを選択することが可能です。
自分のライフスタイルに合わせたお得なコースを選択することができるのも、楽天プレミアムカードの大きなメリットですね!
基本情報で比較
ここでは、楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードの基本情報を比較します。
楽天ゴールドカード | 楽天プレミアムカード | |
---|---|---|
券面デザイン | ||
年会費 | 2,200円(税込) | 11,000円(税込) |
家族会員 | 550円(税込) | 550円(税込) |
ETC | 無料 | 無料 |
申込資格 | 20歳以上の安定収入のある方 | 20歳以上の安定収入のある方 |
国際ブランド | JCB Visa Mastercard |
JCB Visa Mastercard アメリカン・エキスプレス |
還元率 | 1.0% | 1.0% |
旅行傷害保険 | 国内:- 海外:最高2,000万円 |
国内:最高5,000万円 海外:最高5,000万円 |
楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードの年会費の差は8,000円となっています。
どちらのカードを選択するかの大きな基準になるのは、楽天プレミアムカードに年会費の差だけのメリットを感じられるかが判断材料になりますね。
家族カードの年会費はともに550円(税込)と少額ですので、家族とカードを利用する際にもおすすめです。
楽天ゴールドカードではアメックスで発行できない
楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードを比較すると、選択できる国際ブランドにも違いがあります。
楽天カードでは、新しくアメリカン・エキスプレスブランドでの発行を開始しましたが、楽天ゴールドカードは対象外です。
国際ブランドでアメックスを選択したい場合には、楽天プレミアムカードを選びましょう。
- 楽天カードのアメックスブランド
付帯保険で比較
楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードの海外旅行傷害保険の補償内容を比較します。
楽天ゴールドカード | 楽天プレミアムカード | |
---|---|---|
保険適用条件 | 利用付帯 | 自動付帯 |
死亡・後遺障害 | 最高2,000万円 | 最高5,000万円 |
傷害治療 | 最高200万円 | 最高300万円 |
疾病治療 | 最高200万円 | 最高300万円 |
携行品損害 | 最高20万円 | 最高50万円 |
救援者費用 | 最高200万円 | 最高200万円 |
賠償責任 | 最高2,000万円 | 最高3,000万円 |
海外旅行傷害保険の補償内容では、楽天プレミアムカードが圧倒的に優秀です。
海外での急病やケガの際に利用できる、傷害・疾病治療の補償金額も楽天プレミアムカードは最高300万円となっており、医療費の高額な海外でも安心です。
また、保険の付帯条件でも楽天ゴールドカードは利用付帯となっていますので、旅行代金を楽天ゴールドカードで支払った場合のみの補償となってしまう点には注意しましょう。
海外での安心を担保したい方は、楽天プレミアムカードがおすすめです!
国内旅行傷害保険・ショッピング保険は楽天プレミアムカードのみ
楽天ゴールドカードには国内旅行傷害保険・ショッピング保険が付帯しません。
楽天プレミアムカードでは、
- 国内旅行傷害保険:最高5,000万円(自動付帯)
- ショッピング保険:年間300万円
と、国内旅行傷害保険・ショッピング保険も付帯しますので、海外旅行傷害保険とあわせて優秀な補償をうけることができます。
カードの付帯保険で比較するなら、楽天プレミアムカードを選択するべきですね。
ただし、楽天ゴールドカードでは国際ブランドをJCBに選択すると、年間50万円までの海外ショッピング保険が付帯します。
付帯サービスで比較
楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードでは、共通の付帯サービスとして充実した海外特典を利用することができます。
いずれのカードでも、ハワイの楽天カードラウンジを利用することが可能です。
楽天カードラウンジでは、フリードリンクや当日中の手荷物預かりサービスのほか、子連れの旅行の際にはベビーカーの無料貸し出しサービスなども利用できます。
ハワイ旅行の際に、快適に観光を楽しむことができるサービスとなっていますね。
さらに、
- 空港パーキング優待
- 海外レンタカー優待
- 海外レンタルWi-Fi
- 空港クロークサービス
など、充実した空港サービスも付帯しています。
格安年会費の楽天ゴールドカードでも、充実した海外特典を利用することができるのはコスパの良い特典ですね。
- 楽天カードの海外特典
楽天プレミアムカードは楽天プレミアムが1年無料
楽天プレミアムカードでは、楽天の有料サービス「楽天プレミアム」を1年間無料で利用することが可能です。
楽天プレミアムでは、
- 楽天市場の送料分をポイント還元
- Rakuten TVでポイント2倍
- 楽天トラベルでポイント2倍
- 会員限定のお得なクーポン
など、さまざまな特典を利用することができます。
もっとも大きなメリットとなるのが、楽天市場の送料分をポイント還元してもらえる特典です。
1回のお買い物で最大500ポイント・月間5,000ポイントまでの送料をポイントで還元してもらえますので、年間で最大60,000ポイントを獲得することができます。
楽天プレミアムは年会費税込3,900円の有料サービスとなっていますので、1年間無料でサービスを試すことができるのは嬉しいですね。
審査で比較
審査基準で比較すると、上位カードとなる楽天プレミアムカードの方が若干厳しい基準となっています。
楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードの申込資格は、ともに20歳以上の安定した収入のある方となっています。
楽天ゴールドカードは格安ゴールドカードとなっていますので、一般カードとそれほど変わらない審査基準であると考えていいでしょう。
- 年収200万円台の方は楽天ゴールドカード
- 年収300万円台の方は楽天プレミアムカード
年収の目安としては、上記のラインがボーダーとなってくるのではないでしょうか。
ただし、楽天プレミアムカードでも年収100万円台のフリーターの方の審査通過の実績が報告されています。
いずれのカードの場合でも、比較的作りやすい審査基準であると考えていいでしょう。
- 楽天カードの審査基準
限度額で比較
楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードを、初期の利用限度額で比較します。
- 楽天ゴールドカード:最高200万円
- 楽天プレミアムカード:最高300万円
このように、楽天プレミアムカードの方が初期の利用限度額は高額です。
ただし、最低の限度額はいずれのカードでも10万円からとなっており、収入の少ない方は少なめの限度額が設定される傾向があります。
楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカードのいずれのカードでも、利用実績を積むことで限度額が上がりやすくなっています。
楽天プレミアムカードでは格安年会費のビジネスカードを追加可能
楽天プレミアムカードの会員は、格安年会費の法人カード「楽天ビジネスカード」を追加で発行することが可能です。
楽天ビジネスカードの年会費は2,200円(税込)となっており、単体での発行はできず、楽天プレミアムカードの追加カードとしてのみ発行することができます。
楽天ビジネスカードでは、還元率1.0%で楽天ポイントを貯めることができますので、経費の支払いでお得にポイントを貯めることができます。
個人事業主の方で、プライベートとビジネス用のカードを分けたいという方にも、楽天プレミアムカードがおすすめです。
キャンペーンで比較
ここでは、楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードの入会キャンペーンを比較しましょう。
入会キャンペーンでは、入会時の楽天ポイントクラブの会員ランクによって獲得できるポイント数が変わります。
楽天ゴールドカード | 楽天プレミアムカード | |
---|---|---|
レギュラー・シルバー会員 | 最高5,000ポイント | 最高10,000ポイント |
ゴールド会員 | 最高6,000ポイント | 最高11,000ポイント |
プラチナ会員 | 最高8,000ポイント | 最高13,000ポイント |
楽天プレミアムカードでは、どのランクの方の場合でも楽天ゴールドカードよりも5,000ポイント多くの特典を獲得することができます。
さらに、楽天プレミアムカードでは税込3,900円の楽天プレミアムが初年度無料です。
合計で初年度は8,900円分の得になりますので、楽天ゴールドカードよりも初年度は楽天プレミアムカードの方がお得になります!
楽天カードの入会キャンペーンは、カードを1回・1円以上利用するだけで満額の特典を獲得することが可能です。
入会特典は楽天会員のランクによって変動しますので、ランクアップ間近という方はランクアップしてから申し込みをした方が有利ですね。
楽天プレミアムカードはアップグレードでも特典がある
楽天プレミアムカードでは、楽天ゴールドカードからのアップグレードの場合でももれなく5,000ポイントの入会特典があります。
楽天ゴールドカードの入会特典では最大8,000ポイントを獲得できますので、アップグレード特典と合わせると最大13,000ポイントを獲得することが可能です。
楽天プレミアムカードの審査に自信がない方は、楽天ゴールドカードで利用実績を積んでアップグレードするのもいいでしょう。
楽天市場でお得に使いたい方は楽天ゴールドカードで充分
楽天市場でお得にポイントを貯めたい!という方の場合は楽天ゴールドカードでも充分です。
楽天市場での利用の場合は、楽天ゴールドカードでも楽天プレミアムカードと同等のいつでも5倍でポイントを貯めることができます。
一般カードの楽天カードと比較すると常に+2倍のポイントを貯められますので、年間10万円以上利用する方は楽天ゴールドカードの方がお得ですね!
また、楽天ゴールドカードでは年間2回までの空港ラウンジサービスも付帯していますので、年間1回〜2回海外旅行する方にもおすすめです。
楽天市場でのポイントアップ特典と、最低限の海外特典を年会費2,000円で利用できるのはコスパが高いですね!
海外旅行が好きな方は楽天プレミアムカード一択
海外旅行する頻度の高い方は、楽天プレミアムカードを一択でおすすめします。
楽天プレミアムカードでは、年会費通常429米$のプライオリティパスが付帯しますので、47,000円相当の特典が付帯することになります。
海外空港のVIPラウンジを年間の利用回数の制限なく利用することができますので、海外旅行の際の圧倒的な優越感を得ることができますよ!
また、選べるサービスで楽天トラベルコースを選択すると、手荷物無料宅配サービスも利用できますので、充実した空港サービスを利用することも可能です。
11,000円(税込)の最安クラスの年会費でプライオリティパスを利用できますので、プライオリティパスを利用したい方には最強のカードとなっています。
海外旅行の頻度が決め手!コスパ最強の楽天の上位カードどっちを使う?
楽天ゴールドカードと楽天プレミアムカードの比較の決め手となるのは、海外旅行をする頻度が判断基準になります。
- 楽天プレミアムカードではプライオリティパスが付帯
- 楽天市場の還元率は同等
- 楽天市場の利用で選ぶか海外特典で選ぶか
楽天プレミアムカードは、プライオリティパスが付帯する最安クラスのクレジットカードとなっています。
楽天市場での還元率はほぼ同等となっていますので、楽天市場の利用で選ぶか海外特典で選ぶかが判断基準と言っていいでしょう。
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