ダイナースの審査基準が変わった?主婦の方でも申込可能に!?
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ハイステータスのクレジットカードの代名詞とも言えるカードとなっている「ダイナースクラブカード」。
最上級のステータスを誇るカードであるがゆえに、ダイナースクラブカードの審査基準は厳しいものというイメージがあるカードとなっています。
現在では、申込みの門戸も広くなっているダイナースクラブカードですが、やはり厳しい申込資格であることは言うまでもありません。
そのダイナースクラブカードの審査基準が変わり、専業主婦の方でも申込みをすることが可能となりました。
今回は、ダイナースクラブカードの審査基準の変更点と、審査通過のポイントについて詳しく解説していきましょう。
目次
ダイナースクラブカードの審査基準が変更?申込みフォームが変わった!
ハイステータスのクレジットカードであるがゆえに、その審査基準が厳しいイメージがついているダイナースクラブカード。
以前のダイナースクラブカードでは、35歳以上で勤続5年以上の方など、申込みの資格が厳密に設定されていました。
現在では、ダイナースクラブカードの審査基準は27歳以上の方となっており、申込みの門戸自体は広くなっています。
ただし、これまでのダイナースクラブカードの審査では「クイック診断」の入力が必須となっており、一定の要件を満たす方でないと審査に進むことすらできませんでした。
クイック診断とは、簡単な入力内容でダイナースクラブカードの審査に通過するかどうかをワンクリックで診断することが可能なサービスでした。
クイック診断では、
年齢
年収
直近3か月以内にカードの利用があったかどうか
過去一年間にクレジットカードの支払いが1ヶ月以上遅れたことがあったか
と言った、簡単な項目の入力でダイナースクラブカードの審査に通過可能かを知ることができるのですね。
反面、実際にカードを申込みする際には、ダイナースクラブカードの審査基準に適合していなければ申込みさえすることができない、と言うデメリットもありました。
ダイナースクラブカードの申込み資格は、27歳以上の方となっていますが、年収の当確ラインは約500万円となっています。
ですので、クイック診断の際に年収を400万円で入力すると「ダイナースクラブカードの発行は難しいと思われます」と表示され、申込みに進むことができなかったのですね。
ダイナースクラブカードの申込みフォームが変更に
即時、審査通過の目安を知ることができるクイック診断ですが、反面、属性によっては申込みすらできないと言うデメリットもありました。
現在では、ダイナースクラブカードの申込みフォームはリニューアルされ、以前のクイック診断は撤廃となっています。
新しい申込みページでは、
三井住友トラストクラブのロゴあり
ロゴ無しのダイナースクラブカード
いずれかのカードデザインを選択して、申込みフォームに進むことができます。
申込みフォームはクイック診断とは違い、氏名や住所・職業など全ての項目を入力する必要がありますが、クイック診断ではじかれてしまうことはありません。
審査に通過するかどうかは実際の審査の結果にもよりますが、27歳以下・年収500万円以下の方でも審査にチャレンジできるようになったのですね。
ダイナースクラブカードの審査の前に準備しておくもの
ダイナースクラブカードの審査申込みは、書類の郵送が不要でオンラインで完結することができます。
オンラインで申込みをする際には、支払い口座の設定と本人確認のアップロードが必要となっています。
支払い口座の設定には対象金融機関の口座が必要となっており、インターネットバンキングを利用するか否かで対象となる金融機関が変わります。
インターネットバンキング利用 | インターネットバンキング無し |
---|---|
三井住友信託銀行 三井住友銀行 三菱UFJ銀行 みずほ銀行 りそな銀行 埼玉りそな銀行 近畿大阪銀行 ジャパンネット銀行 住信SBIネット銀行 楽天銀行 セブン銀行 イオン銀行 ソニー銀行 |
三井住友信託銀行 三井住友銀行 三菱UFJ銀行 みずほ銀行 りそな銀行 埼玉りそな銀行 近畿大阪銀行 ゆうちょ銀行 イオン銀行 ソニー銀行 各種地方銀行 各種信用金庫 |
このように、ダイナースクラブカードでは非常に幅広い金融機関が対象となっており、不便なくカードを申込みすることができるでしょう。
申込みの際には、対象金融機関のカード・通帳、およびインターネットバンキングを利用する場合には、契約者カードとパスワードが必要となります。
また、ダイナースクラブカードの審査の際に事前に準備をしておくものとして、本人確認書類のアップロードが必要となります。
本人確認書類として有効になるのは、
運転免許証
パスポート
健康保険証
写真付き住民基本台帳カード
在留カード/特別永住者証明書
上記のいずれかが必要となってきます。
ダイナースクラブカードを申込みする際には、対象金融機関のカード・本人確認書類を手元に用意して申込みをするとスムーズです。
審査基準の変更で得する人!
ここまで説明をしてきたように、ダイナースクラブカードの申込みフォームは変更され、クイック診断ではじかれてしまっていた方でも申込みをすることが可能となります。
クイック診断が無くなったことで、大きな恩恵をうけることができるのは専業主婦の方では無いでしょうか。
クイック診断の場合には、収入が0円である専業主婦の方は申込みに進むことはできなくなっていましたが、新しい申込みフォームの職業欄では「専業主婦」を選択することが可能となっています。
申込みフォームで専業主婦の項目を選択することができることで、専業主婦の方でも申込みをすることが可能となっています。
専業主婦の方の申込みの場合でも、世帯年収で審査をしてもらえる可能性があり、専業主婦の方でも審査に通過する可能性があるのですね。
申込みフォームの職業欄では、専業主婦の方以外にも、年金収入の方・無職・パート・アルバイトの方・学生の方でも申込みをすることができます。
ただし、専業主婦の方の場合には世帯年収で審査通過の可能性があるものの、無職の方やパート・アルバイトの方では審査通過が難しくなってくるでしょう。
申込みフォームの変更により27歳以下の方でも審査通過の可能性
専業主婦の方以外にも、申込みフォームの変更で恩恵をうけることができるのは27歳以下の若者の方でしょう。
クイック診断の際には、27歳以下の年齢を入力した場合には審査に進むことができませんでした。
新しい申込みフォームでは、生年月日を入力することができますので、27歳以下の方でも申込みをすることが可能となっています。
また、過去のクイック診断の際には、年齢以外でも年収が500万円以下の方の場合には申込みに進むことができませんでした。
今回の申込みフォームでも年収の欄に着目してみると、年収の参考欄に500万円が記入されています。
この点から考えると、ダイナースクラブカードの審査の際には500万円が基準となっていることが考察できます。
今回の申込みフォームの変更により、27歳以下の方の場合でも年収が500万円を超えている方であれば、審査通過の可能性が出てきたと考えても良いのではないでしょうか。
キャンペーンで審査基準が変更した可能性も
ダイナースクラブカードでは、以前の申込みの際に用意されていたクイック診断が撤廃され、通常の申込みフォームでの申込みが可能となりました。
それではそもそも、ダイナースクラブカードではなぜ申込みフォームが変更になったのでしょうか?
申込みフォームが変更になった要因として考えられるのが、ダイナースクラブカードで新たに開始されていた「初年度年会費無料キャンペーン」でしょう。
ダイナースクラブカードでは、2017年10月2日〜2017年11月30日までの期間限定で、先着1,500名の方に初年度年会費無料の特典をうけられるキャンペーンを開催していました。※現在、このキャンペーンは終了しています。
このキャンペーンの開始で、審査基準が変更になった可能性があるのではないかと考えることができます。
初年度年会費無料キャンペーンを開催すると言うことは、新規入会の希望者を歓迎していることにほかなりません。
新規会員を募集するために初年度年会費無料キャンペーンを開催しているのに、クイック診断で申込み者をはじいてしまっていては意味がありません。
そうした背景から、申込みフォームでの入力に切り替えされ、申込みの門戸が広くなっていることは想像できます。
新規会員を募集していると言うこともあり、審査基準そのものも変更になっている可能性も少なくありません。
ダイナースクラブカードの取得を目指している方にとっては、申込みフォームの変更はチャンスとなっているのではないでしょうか。
ダイナースクラブカードのおすすめポイント!
ダイナースクラブカードでは、申込みフォームが変更となっており、申込みの門戸が幅広くなっています。
以前は、27歳以下・年収500万円以下の方の場合は、申込みを進めることすらできませんでしたが、通常の申込みフォームでの申込みで門戸は広くなりました。
職業欄の選択の際に専業主婦を選択することもできますので、世帯年収によっては専業主婦の方にも審査通過の可能性があります。
ここでは、特別な魅力がいっぱいのダイナースクラブカードの特典の中でも、特におすすめのポイントとなる点をご紹介していきましょう。
最高のダイニング関連のベネフィット
ダイナースクラブカードの最も大きなメリットとなっているのが、なんと言っても特別なダイニング関連のベネフィットでしょう。
ダイナースクラブカードは「食事をする人のカード」と言うカードの名称のとおり、他のカードを寄せ付けない特別なダイニング特典が用意されています。
ダイナースクラブカードのダイニング関連のベネフィットの中でも、特にお得なサービスとして利用することができるのが「エグゼクティブダイニング」の特典です。
エグゼクティブダイニングでは、厳選されたレストランでの2名以上のコース料理の利用で、1名分が無料になる特典があります。
エグゼクティブダイニングの特典を利用できるのは、同一の店舗では半期に1回となっていますが、店舗を変更すれば年間何度でも利用することができます。
1名当たり1万円〜2万円のコースでも無料になる、驚異的にお得な特典となっていますので、エグゼクティブダイニングの特典だけで年会費の元を取ることも充分に可能です。
上質な空港サービスが付帯
ダイナースクラブカードでは、ダイニング関連のベネフィットはもちろんのこと、非常に上質な空港関連のベネフィットを利用することができます。
ダイナースクラブカードの空港ラウンジサービスでは、世界750か所以上のVIPラウンジを含む空港ラウンジを無料で利用することができます。
ラウンジサービスでは、フリードリンクの提供や、ラウンジによってはアルコール類の提供をうけることも可能となっており、搭乗までの待ち時間を有意義に過ごすことができます。
また、ラウンジサービスだけではなく、空港パーキングサービス・空港送迎タクシーサービスなどの特典を利用することができます。
中でも、特に有効に利用することができるサービスとなっているのが、手荷物無料宅配サービスです。
ダイナースクラブカードの手荷物無料宅配サービスでは、海外旅行の際の帰国時にスーツケース1つまでの手荷物を無料で宅配してもらうことができます。
疲れの出る帰国時に、重い荷物を持たずにスマートに帰宅でできると言うのは嬉しいですよね。
最上級の旅行傷害保険で海外旅行も安心
ダイナースクラブカードでは最上級の付帯保険が用意されており、海外旅行の際にも安心して利用することができるカードとなっています。
ここでは、ダイナースクラブカードの海外旅行傷害保険の内容を解説していきましょう。
保険適用条件 | 自動付帯 |
---|---|
死亡・後遺障害 | 最高1億円 |
傷害治療 | 最高300万円 |
疾病治療 | 最高300万円 |
救援者費用 | 最高300万円 |
携行品損害 | 最高50万円 |
賠償責任 | 最高1億円 |
このように、ダイナースクラブカードでは最高1億円の海外旅行傷害保険が自動付帯で補償されています。
海外旅行の際に利用する頻度の高い傷害・疾病治療の補償は最高300万円となっていますので、旅行や出張の多い方にも安心して利用できるカードとなっています。
ダイナースクラブカードの基本情報
最高クラスのステータス性
最高峰のダイニング特典
空港ラウンジサービスをはじめとした上質な付帯サービス
三井住友トラストクラブが発行するクレジットカードが「ダイナースクラブカード」です。
ダイナースクラブカードは、最高のステータス性を誇るクレジットカードとなっており、上質なクレジットカードをお探しの大人の方には最適のカードとなっています。
限度額に一律の制限が設けられておらず、事前のデポジットを入金しておけば数百万円単位での高額な決済も可能となります。
また、ダイナースクラブカードの大きなメリットとして、ダイニング関連の他のカードには無い最高のベネフィットが挙げられます。
それだけではなく、世界750か所以上のラウンジを利用できる空港ラウンジサービスを利用することができますので、海外旅行の多い方にも最適のカードとなっています。
ダイナースクラブカードの審査基準変更で、専業主婦や若者の方にも取得のチャンスが
今回は、ダイナースクラブカードの申込み方法の変更点について詳しく解説してきました。
以前のダイナースクラブカードでは、クイック診断により27歳以下・年収500万円以下の方は申込みに進むことが出来ませんでした。
申込方法の変更により、専業主婦の方や27歳以下の若者の方でも審査通過のチャンスが出来たと考えることができます。
憧れのダイナースクラブカードを手に入れたいと言う方にとっては、今のタイミングがチャンスと言えるのではないでしょうか。