ラグジュアリーカードの限度額は高い?申し込む前に知るべき注意点

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※このコラムは最終更新日から5年以上が経過しています。掲載されている情報が最新ではない場合があります。

 

ラグジュアリーカードが欲しいけど、どの程度の限度額を利用できるのか気になっている方も多いでしょう。

 

「年会費が高い=限度額が高い」ということではないので注意が必要です。

 

ラグジュアリーカードの限度額は、一般的なクレジットカードとは違った独自のルールがあります。

 

この記事では、

 

  • ラグジュアリーカードの限度額
  • 2枚持ちの場合の限度額の合算ルール
  • 限度額増枠のルール

 

このような点を、実際の体験談を基に詳しく解説します。

 

最後まで読めば、ラグジュアリーカードの限度額に対して持っている疑問点を解消することができますよ!

 

ラグジュアリーカードは2枚持ちでも限度額は増えない!限度額合算のルール

 

結論から言うと、個人用のラグジュアリーカードを使っている方が法人用ラグジュアリーカードを申し込みしても、1枚分の限度額が増えることはありません。

 

実体験を基にその理由を解説します。

 

私は、先に個人用ブラックカードを申し込みし、到着時の限度額は300万円スタートでしたが、取得から1年間で3,000万円超の利用がありました。

 

限度額を増やしたいと思い、ラグジュアリーカード法人ゴールドを申し込みしましたが、結果としては法人ゴールドの限度額は100万円。

 

ラグジュアリーカードを2枚持ちした場合、限度額のルールは2枚合算だと思いこんでいたので、届いたカードの限度額が100万円だったのは衝撃でした。

 

私の場合、

 

 

ラグジュアリーカード Mastercard Black Card

ラグジュアリーカード ブラックの限度額が300万円

 

ラグジュアリーカード Mastercard Gold Card 法人決済用

新たに届いたラグジュアリーカード法人ゴールドの限度額が100万円

 

 

このように、個人用・法人用のカードで別々に限度額が設定されています。

 

JCBカードを例に挙げると、JCBプラチナで限度額300万円が設定されている場合、JCB一般法人カードでも合算され300万円の利用が可能です。

 

ですので、最低でもラグジュアリーカード ブラックと合算した300万円が利用可能と思っていましたので、法人ゴールドの限度額が100万円となっていたのは予想外でした。

 

私の例では、ラグジュアリーカード法人ゴールドを先に100万円利用した場合、ラグジュアリーカード ブラックは200万円しか利用できません。

 

逆に、ラグジュアリーカード ブラックを先に300万円利用した場合、ラグジュアリーカード法人ゴールドは利用できません。

 

私の体験からラグジュアリーカードの限度額のルールをまとめると、

 

  • ラグジュアリーカードの申込時の限度額は300万円が目安
  • 法人用カードを追加した場合、法人用ラグジュアリーカードに個別に限度額が設定
  • ただし、合算して限度額の高いカード(私の例では先に申し込みをしていたカード)の限度額しか利用できない

 

ということになります。

 

ですので、結果としては合算で300万円の限度額となっており、ラグジュアリーカード法人ゴールドを申し込みしても限度額は変わりませんでした。

 

ラグジュアリーカードの限度額に不足を感じて、限度額上乗せのために法人用カードを申し込みしようと思っている方は、限度額のルールに注意が必要です。

6か月間は限度額の変更が不可

当然、すぐにカスタマーセンターに連絡しましたが、ラグジュアリーカード独自のルールで6か月間は限度額の変更はできないとのことでした。

 

その段階でかなりがっかりしましたが、6か月後に再度、ラグジュアリーカード法人ゴールドのコールセンターに電話をして、限度額変更の手続きを開始しました。

 

手続きの際に希望の限度額を聞かれたので、

 

  • 合算で500万円
  • ラグジュアリーカード法人ゴールド単体で300万円

 

と、最低でも法人ゴールド単体で300万円利用できるように希望を伝えました。

 

ラグジュアリーカード ブラックとラグジュアリーカード法人ゴールドでは還元率が異なり、

 

  • ラグジュアリーカード ブラック:還元率1.25%
  • ラグジュアリーカード法人ゴールド:還元率1.5%

 

と、限度額が合算されるなら、ラグジュアリーカード法人ゴールドを利用した方がお得です。

 

ここでは、実体験を基に、限度額変更のルールや流れを解説します。

限度額の増枠審査は厳しめ

ラグジュアリーカードの増枠審査は、ほかのクレジットカードと比べて手間がかかるというのが感想です。

 

ほかのクレジットカードでも、限度額の増枠にあたっては審査がありますが、ラグジュアリーカードでは増枠はコールセンターに電話での申し込みのみとなっています。

 

  • 年収
  • 住宅ローンの有無
  • 他社の借り入れの有無
  • 世帯人数
  • 勤続年数

 

このように、細かい項目が確認されます。

 

クレジットカードの利用限度額の増枠審査は、会員ページからワンクリックで受け付けというカードも多いので、厳しめの印象をうけました。

 

限度額の増枠が可能かどうかについては、1週間後登録先の住所に、書面で結果が送付されるとのことでした。

 

 

書面到着前に管理画面で結果を確認可能

限度額の増枠審査の結果は、書面で送付されるとのことでしたが、書面の到着前でもラグジュアリーカードの管理画面から確認できます。

 

増枠審査の結果を早く知りたい方は、審査完了の通知後に管理画面で確認しておきましょう。

ゴールド単体で300万円にはなったが…

増枠審査の結果としては、ゴールド単体で300万円にはなったものの、希望とする500万円には届きませんでした。

 

コールセンターに連絡し、増枠審査をしましたが、

 

  • ラグジュアリーカード ブラック:300万円
  • ラグジュアリーカード法人ゴールド:300万円

 

となり、合算して300万円の限度額は変わらず、という結果です。

 

新規申込時にラグジュアリーカード法人ゴールドを単体で申し込みしても、限度額は300万円が設定されていたと考えられます。

 

ですので、新たにラグジュアリーカード法人ゴールドを申し込み、半年待って限度額を増枠審査したけど、納得のいく限度額にならなかったというのが結果です。

 

この結果からも、ラグジュアリーカードの限度額の増枠は、非常にハードルが高いと考えて良いのではないでしょうか。

2枚持ちではポイント合算も電話連絡が必要

 

個人用・法人用のラグジュアリーカードを2枚持ちして、限度額以外にも不便を感じているのがポイントの合算です。

 

ラグジュアリーカードでは、個人用・法人用と2枚持ちでカードを使っている場合、それぞれのカードで個別の管理画面が与えられます。

 

オンラインでのポイント交換では、それぞれのカードのポイントしか操作できませんので、ポイントを合算して利用する場合でもコールセンターに連絡しなければなりません。

 

たとえば、ラグジュアリーカード ブラックと法人ゴールドで、合計15,000ポイントを利用したい場合、

 

  • ラグジュアリーカード ブラックで10,000ポイント
  • ラグジュアリーカード法人ゴールドで5,000ポイント

 

と、ポイントを合算して利用したい旨をコールセンターに伝えることで利用できます。

 

JCBカードやアメックスなどの場合、同一の会社の複数のカードを持っている場合でも、ひとつの管理画面からポイント交換や利用明細の確認が可能です。

 

ラグジュアリーカードでは、利用明細を確認する場合でも、それぞれの個別の管理画面にログインして確認しなければなりません。

 

同一の会社のカードでありながら、管理の手間としては別の会社のクレジットカードを利用しているイメージです。

結論:限度額を増やしたいならアメックスとの2枚持ちがおすすめ

 

結論としては、ラグジュアリーカードの限度額が不足した場合、法人用ラグジュアリーカードを発行するよりも、アメックスとの2枚持ちがおすすめです。

 

アメックスの限度額は、一律の制限なしとなっており、利用実績に応じて1,000万円を越える限度額を利用することも可能です。

 

ここでは、私がアメックスゴールドを利用した際の実例を基に、アメックスの限度額増枠のモデルケースを解説します。

 

  • 申込時:100万円利用で決済不可(与信枠100万円)
  • 2か月目〜5か月目:350万円で決済不可(与信枠350万円)
  • 6か月目:850万円の決済が可能(与信枠850万円以上)

 

このように、到着時に100万円だった与信枠が、2か月目にはすでに350万円前後にアップしていることがわかります。

 

現在では、月間1,000万円を超える決済をする月もありますので、与信枠は1,000万円を超えていると考えて良いでしょう。

 

ラグジュアリーカード法人ゴールドは解約して、アメックスゴールドとの2枚持ちで今後は考えていこうと思っています。

 

アメックスはカードの色による限度額の違いはない

アメックスでは、グリーンでもプラチナでも、基本的には限度額の違いはありません。

 

グリーンでも利用実績によって1,000万円を超える限度額が設定される実例も多く、カードの色によって限度額に差がないのは嬉しいですね。

 

逆に言うと、限度額の増枠を期待して上位カードを申し込みしても、アメックスに限ってはあまり意味がありません。

ラグジュアリーカードの限度額が足りない方におすすめのクレカ

個人用ラグジュアリーカードの限度額に不足を感じた場合、アメックスの法人カードと2枚持ちをするのがおすすめです。

 

アメックスの法人カードは、ラグジュアリーカードよりも限度額が上がりやすく、利用実績によっては1,000万円オーバーの限度額が設定される可能性もあります。

 

ここでは、ラグジュアリーカードの限度額が足りない方におすすめできる、アメックスの優秀カードをご紹介します。

アメックスビジネスゴールド

アメリカン・エキスプレス®・ビジネス・ゴールド・カード

4.6

年会費36,300円(税込)
追加カード13,200円(税込)
ETCカード年会費無料
国際ブランドアメリカン・エキスプレス
還元率0.5〜1.0%
申込資格20歳以上の個人事業主もしくは法人の代表者

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独自のビジネスサポートも付帯しており、ラグジュアリーカードとの2枚持ちにもおすすめのカードが「アメックスビジネスゴールド」です。

 

アメックスのポイントは、最大1ポイント=1マイルとしてマイルに交換できますので、それだけでも取得する価値のあるカードですね!

 

 

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード

4.5

年会費22,000円(税込)
追加カード3,300円(税込)※最大9枚まで発行可能
ETCカード年会費無料
国際ブランドアメリカン・エキスプレス
還元率0.5〜1%
申込資格学生を除く20歳以上の個人・法人の方

※JALマイルの最大1.125%還元には、セゾンマイルクラブ(サービス年会費5,500円税込)の登録が必要。※永久不滅ポイントは通常1,000円(税込)利用毎に1ポイント貯まります。※1ポイント最大5円相当のアイテムと交換の場合。※交換商品によっては、1ポイントの価値は5円未満になります。

  • 最高1,000万円オーバーの限度額が可能
  • セゾンマイルクラブでJALマイル還元率最大1.125%

 

アメックス発行ではないものの、最高1,000万円超の高額限度額も可能なビジネスカードが「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード」です。

 

さらに、無料で登録できるセゾンマイルクラブでは、最大1.125%の高還元でJALマイルを貯められますので、JALマイラーにもおすすめです。

 

また、海外利用分はいつでもポイントが2倍貯まりますので、海外旅行・海外出張でお得にポイントやマイルを貯められますよ!

 

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カードは、個人でも法人でも申込可能ですので、限度額の上乗せ用カードとしても最適です。

 

 

ラグジュアリーカードは限度額は厳しめ!高額決済用の別カードが要検討

ラグジュアリーカードは2枚持ちしても限度額がアップするわけではありませんので、高額決済用の別カードを検討するのが近道です。

 

  • 個人用・法人用カードでは個別に限度額が設定
  • ただし、MAXの利用限度額は合算される
  • 限度額の変更は6か月間は不可
  • アメックスとの2枚持ちがおすすめ

 

ラグジュアリーカードでは、個人用・法人用のカードで個別に限度額が設定されますが、合算した限度額は原則として変動されません。

 

限度額を変更する場合には、6か月以上の利用実績を積む必要があり、増枠審査の結果も厳しめと言うのが実体験での感想です。

 

また、ラグジュアリーカードを2枚持ちする場合、ポイントを合算して利用する場合にもコールセンターへの連絡が必要となり、手間がかかってしまいます。

 

限度額を増枠させたい場合には、アメックスの法人カードと2枚持ちをするのが近道と考えて良いでしょう。