dカード GOLDで貯めたdポイントはプリペイドカードで利用できる!
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dカード GOLDを使っていると、街中での買い物やドコモのケータイ料金の支払いなどに使えるdポイントがどんどん貯まります。
街中での買い物でdポイント払いするときにはdポイントカードを提示する必要がありますが、dカード GOLDはdポイントカードの機能もあるので、dカード GOLDを提示すれば利用可能です。
ですが、「ポイント払いするときにクレジットカードを提示するのは抵抗がある」「dカード GOLDとは別にしてdポイントを使いたい」という人もいるのではないでしょうか。
このような人は、「dカードプリペイド」を使うのがおすすめです。dカードプリペイドはdカード GOLDと別カードなので、dカードプリペイドを持っていれば、街中でdポイント払いするときにdカード GOLDを提示する必要はなくなります。
さらに、dカードプリペイドではお得なポイント還元も受けられるので、dカードプリペイドの特徴や使い方を把握して、ぜひdカードプリペイドを使ってみてくださいね。
目次
dカード GOLDで貯めたdポイントはdカードプリペイドで利用可能
dカード GOLDを使うと、利用金額100円につきdポイントが1ポイント付与されます。還元率は1.0%なので、なかなかの高還元率です。
さらに、dカード GOLDには、ドコモのケータイ料金をdカード GOLD払いにすると、ケータイ料金1,000円につき10%のdポイントが還元されるなどの特典があるので、dポイントがどんどん貯まります。
貯まったdポイントはdカード GOLDと一体になっているdポイントカードで利用できますが、「dカードプリペイド」に1ポイント1円としてチャージして利用することも可能です。
dカードプリペイドとは、NTTドコモが発行している全国のiD加盟店・Mastercard加盟店で使えるプリペイドカードです。年会費や発行手数料はかかるのか、どうやって使うのか、特徴を見ていきましょう。
発行手数料、年会費無料
dカードプリペイドは、発行手数料・年会費無料です。発行・維持コストがかからないのはうれしいですよね。
クレジットカードではないので入会時の審査はなく、dアカウントがあれば12歳(中学生以上)から申込可能です。専業主婦や学生など、収入がない人でも持てますよ。
dカードプリペイドは、dアカウントさえ取得すれば、ドコモユーザーではなくても申し込みできます。dアカウントは公式サイトから無料で発行できるので、前もって取得しておいてくださいね。
クレジットカード同様の利用が可能
dカードプリペイドは、全国のMastercard加盟店でクレジットカードと同じように利用できます。
店員にカード払いすることを伝え、dカードプリペイドを提示しましょう。あとは、店員がレジにdカードプリペイドを通すか、自分で端末に通せば支払いは完了です。
dカードプリペイドの便利なところは、クレジットカードと同じようにカード表面にカード番号や名義人、有効期限などが、裏面にセキュリティコードが印字されているので、インターネットでの決済にも利用できることです。
決済画面でクレジットカード払いを選択して、dカードプリペイドのカード番号や名義人を入力すれば決済が完了します。
Apple Payでも利用できる
dカードプリペイドは電子マネーのiD機能を搭載しているので、Apple Payに登録してiD加盟店での支払いに使うこともできます。
Apple PayとはiPhoneやApple Watchといった、Apple社の端末専用の決済システムです。クレジットカードやプリペイドカードなどを端末に登録しておくと、店頭での支払いの際に端末をかざすだけで、電子マネーを経由して支払いができます。
Apple Payにdカードプリペイドを登録する手順は、クレジットカードを登録するときの手順と同じです。
- ①端末にプリインストールされているWalletアプリを開く
- ②「カードを追加」か、画面右上の「+」のボタンをタップする
- ③dカードプリペイドをカメラで読み取るか、カード情報を入力する
- ④画面の指示に従い、SMS認証を行って登録を完了する
Apple PayはすべてのApple社の端末で使えるわけではないので、自分の端末が対応しているかどうかを確認してみてくださいね。
dカードプリペイドは利用時に0.5%還元
dカードプリペイドを持っておくメリットは、dポイント払いの際にdカード GOLDを提示せずに済むことだけではありません。
dカード GOLDで貯めたdポイントをdカードプリペイドにチャージして買い物すると、税込200円につきdポイントが1ポイント貯まるという大きなメリットがあります。
dカードプリペイドの利用で貯まったdポイントは、dカード GOLDで貯めたdポイントと同じく特約店などで1ポイント1円として利用できるので、還元率は0.5%です。
dカード GOLDよりも還元率は下がりますが、クレジットカードの利用で貯まったポイントにさらにポイントがつくということなので、かなりお得ですよね。
加盟店では利用・提示でポイント2重取りが可能
dカードプリペイドにはdポイントカードの機能もついているので、dポイント加盟店で提示するだけでもdポイントが獲得できます。
この場合の還元率は1.0%で、100円につき1ポイント付与されます。ただし、店舗によっては還元率が異なる場合があるので、前もって確認しておきましょう。
dカードプリペイドのチャージ方法
dカードプリペイドはプリペイドカードなので、支払いに使う前にチャージしておく必要があります。チャージの方法は以下の3種類です。
- dアカウントのマイページからチャージ
- ローソンでチャージ
- セブン銀行ATMでチャージ
ただし、上記のうちdポイントでチャージできるのは「dアカウントのマイページからチャージ」のみなので注意してくださいね。
マイページからのチャージの手順は以下の通りです。
- ①マイページにログインし、「チャージ」を選択
- ②お支払い方法とチャージ金額を入力(dポイントでチャージする場合は、お支払い方法でdポイントを選ぶ)
- ③入力内容を確認し、「確定」を選択
- ④入力内容を確認し、必要項目を入力
- ⑤チャージ完了
dカードプリペイドの注意点
いろいろなメリットがあるdカードプリペイドですが、dカードプリペイドを使う際の注意点がいくつかあります。
チャージに「期間・用途限定ポイント」は利用できない
dポイントには、有効期限が48ヵ月の通常のポイント以外に、キャンペーンなどでもらえる「期間・用途限定ポイント」があります。
期間・用途限定ポイントは街中やインターネットでの買い物の支払い、ドコモ商品の購入などに使えますが、dカードプリペイドのチャージには使えません。
dポイントをdカードプリペイドにチャージしたい場合は、獲得したのが通常ポイントかどうかを確認しておきましょう。
dポイントの種類や残高は、dポイントクラブから確認できますよ。dポイントクラブにログインするにはdアカウントとパスワードが必要なので、忘れないように注意しましょう。
dポイントのチャージは月間10,000円分が上限
dカードプリペイドのチャージ額の上限は1日あたり30万円、dカードプリペイド残高の上限も30万円です。
ただし、マイページからクレジットカード・ネットバンキング・ドコモ払いなどでチャージする場合は、1回につき500円から最大50,000円まで(1円単位)に制限されています。
さらに、dポイントでのチャージは1カ月あたり10,000円までに制限されているので、「dカード GOLDで貯めたdポイントを、dカードプリペイドで使おうと思って取っておいたら有効期限が切れた」などとならないように気をつけましょう。
利用できない支払いがある
dカードプリペイドは全国のiDやMastercard加盟店で使えますが、iDやMastercard加盟店でも一部使えない店舗・支払いがありますのでご注意ください。
- 継続契約の利用料金の支払い
- ガソリンスタンド
- 一部のホテル
- 自動販売機 など
まとめ
dカードプリペイドの特徴やメリットは把握できたでしょうか。最後にポイントをまとめますね。
- dカードプリペイドは、発行手数料・年会費無料のNTTドコモのプリペイドカード
- dカード GOLDで貯めたdポイントは、dカードプリペイドに1ポイント1円としてチャージできる
- dポイントをdカードプリペイドにチャージして使うと、0.5%還元でdポイントが貯まる
- 期間・用途限定ポイントはチャージできない、10,000円までのチャージ制限などに注意
dカードプリペイドには、dポイントでチャージした分の利用でもポイントがつくなど、メリットがたくさんあります。
dアカウントを取得すれば、中学生や専業主婦でも審査なしで発行できるので、お得なdカードプリペイドをぜひ使ってみてくださいね。