ドバイに行きたい!エミレーツ航空のマイル(スカイワーズ)のおすすめの貯め方
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「人生で1度はドバイに行ってみたい!」
「7つ星ホテル バージュ アル アラブに泊まってみたい!」
上記のように、雑誌やTV番組などを見て「ドバイ」に興味を持った方は多いのではないでしょうか。
しかし、行ってみたいけど、実際どの航空会社を利用すればいいかわからない方も多いと思います。
日本とドバイを繋ぐ、航空会社はエミレーツ航空で、アラブ首長国連邦のドバイを拠点としています。そのエミレーツ航空のマイレージプログラムはスカイワーズで、日本からもドバイへのフライトでエミレーツ航空の飛行機が発着しています。
今回は、そんなエミレーツ航空のマイレージサービスであるエミレーツ・スカイワーズについて、ご説明します。
目次
エミレーツ・スカイワーズとは
エミレーツ・スカイワーズは、エミレーツ航空のマイレージサービスです。他社のマイレージサービスと同様に、フライトによって、マイルをためて、特典航空券に交換するという使い方が可能です。
エミレーツ・スカイワーズは、
- 日本航空
- 大韓航空
- ジェットエアウェイズ
- 南アフリカ航空
- カンタス航空
- ジェットスター航空
- ジェットブルー航空
- イージージェット
といった航空会社と提携しており、マイルの交換や獲得が可能となっています。
エミレーツ・スカイワーズのマイルの有効期限は、3年後の誕生月の月末までとなっています。
エミレーツ・スカイワーズの特徴・メリット
エミレーツ・スカイワーズは、入会金無料で入会することができます。エミレーツ・スカイワーズのマイルであるスカイワーズマイルは、エミレーツ航空でのフライトによって加算されます。
獲得できるマイルは、出発地と到着地、選択した運賃の種類(Special、Saver、Flex、Flex Plus)によって、異なります。これは、他の航空会社のマイレージサービスと同様です。
エミレーツ・スカイワーズのメリット
エミレーツ・スカイワーズのスカイマーズマイルは、提携している航空会社のフライトを利用することでも貯めることができます。
例えば、日本航空(JAL)の場合、フライト1マイルにつき、スカイワーズマイルが国際線の場合0.3マイル(エコノミークラス)から1.5マイル(ファーストクラス)獲得することができます。
そのため、エミレーツ航空を利用していなくても、頻繁に提携航空会社のフライトを利用することでマイルを貯めることができます(なお、提携航空会社のうち、アラスカ航空についてはフライトマイルの獲得はできません)。
逆に、スカイワーズマイルを提携航空会社の特典航空券に変更することも可能です。例えば、日本航空(JAL)の場合、日本と北米間であれば、60,000マイルでエコノミークラスの特典航空券と交換することが可能です。
ドバイまでの必要マイル数は?
日本からエミレーツ航空を利用するフライトのほとんどが、ドバイへの渡航になると思われます。
では、エミレーツ航空を利用して、ドバイまで特典航空券で渡航するには、どの程度のマイルが必要になるかを確認してみましょう。なお、エミレーツ航空のフライトは、成田線と関空線がありますが、どちらもマイル数に変わりはありません。
片道 | 往復 | |
---|---|---|
エコノミークラス | 53,750マイル | 62,500マイル |
ビジネスクラス | 86,250マイル | 125,000マイル |
ファーストクラス | 117,500マイル | 187,500マイル |
エミレーツ・スカイワーズのマイルを日本で貯めるには?
エミレーツ・スカイワーズのマイルを日本で貯めるのであれば、エミレーツ航空の提携航空会社である日本航空(JAL)のフライトを活用するのが最も簡単な方法となります。
スカイワーズマイルを貯める方法
JALのフライトに「普通運賃」で搭乗することで、スカイワーズマイルを直接貯める方法です。この場合、国際線でも国内線でもマイルを貯めることができますが、普通運賃でなければマイルを貯めることができません。
また、国際線の場合、エコノミークラスでマイルを貯めようとすると、1マイルあたり0.3マイルしか獲得することができません。ファーストクラスでも1.5マイルの加算ですので、ドバイまで往復できる最小の62,500マイルを貯めるには、非常に多くのフライトを利用する必要があります。
JALのマイルをエミレーツ航空で利用する方法
エミレーツ・スカイワーズのマイルにこだわらないのであれば、JALのマイルをためて、エミレーツ航空の特典航空券に交換するほうがお得です。
JALのマイルであれば、普通運賃以外の航空券でもマイルを貯めることができますし、獲得マイルもJALの区間マイルに購入した運賃形態によって加減算されますので、スカイワーズのマイルに交換するよりも高いマイル数を獲得することができます。
さらに、JALのマイルを使用してエミレーツ航空の特典航空券に交換する場合、成田線・関空線共に、
JALマイル 必要マイル数 | 往復 |
---|---|
エコノミークラス | 40,000マイル |
ビジネスクラス | 65,000マイル |
ファーストクラス | 100,000マイル |
と、スカイワーズのマイルよりも少ないマイルで特典航空券に交換することができます。
そのため、スカイワーズのマイルにこだわりがなく、マイルでドバイに渡航したいという目的であれば、JALのマイルを獲得するほうがお得ということになります。
JALマイルを貯めるおすすめのクレジットカード、JALカード Suica
ここでは、ドバイへの往復航空券を獲得するために少しでも多くのJALのマイルを貯める方法についてご紹介します。ここで活用したいのが、JALカード Suicaです。
JALカード Suicaの基本情報
JALカード Suicaは、JALカードとSuica Viewカードが一体となったクレジットカードで、飛行機でも電車でもJALのマイルを獲得することができるクレジットカードとなっています。
申込資格 | 18歳以上(高校生を除く)、日本国内に在住の方 |
---|---|
年会費 | 初年度無料で2年目以降は2,200円(税込) |
国際ブランド | JCBのみ |
支払い方法 | 1回、ボーナス一括、分割、ボーナス併用、リボルビング |
還元率 | 0.5%~1% |
JALカード Suicaの特徴
JALカード Suicaは、JALカードと、Suica Viewカードが一体となっていますので、JALのフライトにおいてはJALカードで、新幹線や特急での利用はSuica Viewカードによってお得にマイルを貯めることができます。
まず、JALのフライトに関しては、入会後初めて搭乗する場合には、入会搭乗ボーナスとして1,000マイルが獲得できるうえ、入会2年目以降は、毎年最初の搭乗時に、初回搭乗ボーナスとして1,000マイルが獲得できます。
さらに搭乗ごとに、通常のマイルに10%分がボーナスマイルとして加算されますので、普通に搭乗するよりもお得にマイルを貯めることができます。
次に、Suica Viewカード部分についてですが、Suicaチャージ、新幹線や特急料金、定期券の購入などをクレジットカードを利用して購入すると、JREポイントが還元率1.5%で加算されます。
このままではマイルとしてりようすることはできませんが、貯めたJREポイントはJALのマイルに交換することができます。そのため、新幹線や定期券の購入によっても、実質的にJALのマイルを貯めることができるのです。
さらに、ショッピングにおいてもJALのマイルを貯めることができます。JALカード利用の場合、200円ごとに1マイル貯めることができます。
JALカード Suicaは、JALカードで唯一、ApplePayに対応したクレジットカードとなっていますので、ApplePayを有効に活用することで、ショッピングマイルを有効に貯めていくことが可能です。
さらにマイルが貯めやすくなるJALカードショッピングマイル・プレミアム
JALカードの還元率は、JALカード Suicaであっても他のJALカードであっても、200円で1マイルですので、0.5%となっています。
しかし、JALカードショッピングマイル・プレミアムに加入(年4,950円(税込))すると、100円で1マイル貯めることができるようになります。つまり、ポイント還元率を2倍の1.0%まで上げることができるのです。
さらに、他のクレジットカードの大半が、購入した金額がポイント加算の額に満たない端数(JALカードショッピングマイル・プレミアムの場合は100円に満たない端数)は切り捨てられますが、JALカードは四捨五入となりますので、例えば50円の利用であっても1マイル加算されることとなります。
JALカードショッピングマイル・プレミアムは、JREポイントからJALのマイルへの交換レートも有利になります。通常、JREポイント600ポイントにつき、500マイルと交換になりますが、JALカードショッピングマイル・プレミアムに加入している場合は、JREポイント600ポイントにつき、1,000マイルと交換できます。
また、JALカード Suicaでは入会特典でマイルが獲得しやすくなるお得なキャンペーンを頻繁に実施しています。内容は時期によって異なるのでお得と思った時は入会をおすすめします!
まとめ
ドバイへ渡航する際に利用するエミレーツ航空のマイルについてご紹介しましたが、日本在住の方の大半が、エミレーツ航空のマイルを貯めるよりも日本航空(JAL)のマイルを貯めるほうが、マイルをためやすく、また有効に活用することができると思います。
そのため、頻繁にドバイに行かれる方も、たまに旅行でドバイに行きたいという方も、JALのマイルをためやすいJALカード Suicaを活用されることをおすすめします。