条件で選ぶ年会費無料のクレジットカードおすすめ16選【2024年最新版】
※このコラムは最終更新日から3年以上が経過しています。掲載されている情報が最新ではない場合があります。
クレジットカードには、年会費が無料でも高還元・特典が秀逸なカードはたくさんあります。
「年会費無料のクレカって特典が弱くない?」と、思う方もいるかもしれませんが、それはカードのメリットが利用する方に合ってないからなんです。
クレジットカードの特典はさまざまなので、自分に合うカードを選ぶことではじめて特典を活用でき、カード本来のメリットを享受することができるんです。
この記事では、利用目的別に年会費無料のクレジットカードを紹介しますので、自分に合うかを確認していきましょう。あなたにとって最適な一枚がきっと見つかるはずですよ。
目次
メインカードにおすすめのカード
クレジットカードを「メインカード」としてずっと使い続けるなら、本会員はもちろん、ETCカードのコストもかからなく、還元率が高いカードが理想です。
「カードコストが完全に無料」「ポイント還元率が高い」「ポイントアップが豊富」という、メインカードとしての好条件が揃ったカードが、JCB CARD Wです。
JCB CARD W
年会費 | 無料 | |
---|---|---|
家族カード | 無料 | |
ETCカード年会費 | 無料 | |
国際ブランド | JCB | |
還元率 | 1〜10.5% | |
申込資格 | 高校生を除く18歳〜39歳までの方 |
※最大還元率はJCB PREMOに交換した場合。※即時発行(モバ即)の入会条件:【1】 9:00AM~8:00PMでお申し込み(受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い)【2】 顔写真付き本人確認書類による本人確認(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)※モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について詳しくは公式サイトをご確認ください。
- すべての年会費が永年無料
- いつでも1.0%還元でポイントアップ特典が豊富
- 39歳まで入会限定なので作りやすい
JCB CARD Wは、本会員はもちろん、家族会員・ETCカードも完全に無料で利用できます。
他社の年会費無料のカードでは、ETCカードは年会費か発行手数料がかかります。実質無料という場合もありますが、ETCの利用がないと年会費が発生するので要注意です。
その点、JCB CARD Wなら年会費も発行手数料も無料。日常的にETCカードを利用する方も、たまにしか利用しない方も余計なコストが発生する心配がいりません。
また、いつでも1.0%還元でポイントが貯まり、Amazonやセブン-イレブン、スターバックスのカードチャージなど、普段よく利用する店舗・サービスでポイントアップを受けられます。
39歳までに発行できれば、40歳以降もそのまま利用できるので、39歳までには絶対に作っておきたいカードです。
女性向けの特典付きカードあり
JCB CARD Wには、女性向けのデザインと特典がある「JCB CARD W plus L」というカードもあります。
JCB CARD Wの機能はそのままに、女性向けの特典や優待が用意されており、お手頃な保険料の女性疾病保険に加入できます。女性の方は「JCB CARD W plus L」もぜひ検討してみてください。
即時発行可能なコンビニに強いカード
クレジットカードは今や、最短5分で発行できる時代です。
そんな「即時発行」に対応したカードから、コンビニ利用で高還元でポイントが貯まる「三井住友カード(NL)」を紹介します。
三井住友カード(NL)
年会費 | 永年無料 | |
---|---|---|
家族カード | 永年無料 | |
ETCカード年会費 | 550円(税込) ※初年度無料 ※前年度に一度でもETC利用があった場合は年会費無料 | |
国際ブランド | Visa、Mastercard® | |
還元率 | 0.5〜7% | |
申込資格 | 高校生を除く18歳以上の方 |
※対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7%還元※最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)。※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。※Google Pay™ で、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。※Google Pay™ で、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。※特典付与には条件・上限があります。詳細は三井住友カードのホームページをご確認ください。 ※即時発行ができない場合があります。
- 最短5分の即時発行が可能
- 安心・安全のナンバーレス
三井住友カード(NL)は、最短5分の審査後すぐにスマホアプリでカード番号が即時発行されますので、ネットショッピングやスマホ決済ですぐに買い物ができます。
カードの表・裏どちらにもカード番号の記載がないので利用にはスマホが必須ですが、盗み見や盗難時のリスクが軽減できるセキュリティ性に優れたカードです。
※対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7%還元※最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)。※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。※Google Pay™ で、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。※Google Pay™ で、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。※特典付与には条件・上限があります。詳細は三井住友カードのホームページをご確認ください。
※即時発行ができない場合があります。
ポイントが貯まりやすいカード
ポイント還元率の高さで選ぶなら、ダントツで「リクルートカード」がおすすめです。
ただし、通常還元率は1.0%でも、特定のサービスでの利用でポイントアップするカードなら、効率的にポイントを貯めることができます。
「楽天カード」「ヤフーカード」なら、通販サイトのキャンペーンや優待特典との併用で、さらにポイントをガンガン貯められますよ。
リクルートカード
- 年会費無料カードの最高峰のいつでも1.2%還元
- 電子マネーチャージ用としてもおすすめ
- ポイントはPontaポイントに等価で交換可能
年会費無料のクレジットカードでは、ポイント還元率が1.0%のものはいくつかありますが、1.0%を超えるものはほとんどありません。
リクルートカードはそれを超えて、いつでも1.2%還元でポイントが貯まるので、超高還元カードと言えるでしょう。
電子マネー(楽天Edy、モバイルSuica、SMART ICOCA)のチャージでも同じく1.2%還元(30,000円/月まで)なので、電子マネーのチャージ用カードとしてもおすすめです。
リクルートカードの利用で貯まるのはリクルートポイントで、ホットペッパーなどのリクルートの各サービスで利用できますが、Pontaポイントにも等価で交換できます。
Pontaポイントなら幅広い加盟店で利用できるので、ポイントの使い勝手に困りませんよ。
楽天カード
- いつでも1%還元で楽天ポイントが貯まる
- 楽天市場でポイント3倍
- 楽天Payでポイントも利用しやすい
楽天カードはいつでも1.0%還元で楽天ポイントが貯まります。楽天市場なら3倍の3.0%還元になるので、楽天市場ユーザーなら利用しない手はないですね。
また、楽天市場では、楽天カードの利用を含め、楽天銀行や楽天モバイル利用などの各種条件を満たすと最大15.5%還元も可能です。
ほかにも毎月1日は+2倍、楽天スポンサーのスポーツチームが勝利した翌日は最大+3倍、楽天スーパーセール時には最大+28倍などをはじめ、還元率アップキャンペーンが多く用意されているので、楽天ポイントがガンガン貯まります。
楽天ポイントは、キャンペーンなどでもらえる場合は有効期限の短いポイントの場合がありますが、スマホ決済「楽天Pay」で幅広い加盟店で利用できるので、使い勝手は良いですよ。
ポイントをいっぱい貯めたい&ポイントの使い勝手も重視したいという方に、楽天カードはおすすめです。
スマホ決済におすすめのカード
スマホ決済は、利用だけでもポイント還元するものもありますが、相性の良いクレジットカードと組み合わせることで、さらにお得に利用できます。
セゾンパール・アメリカン・ エキスプレス・カード
- QUICPay利用でいつでも3%還元
- 最短5分で即時発行が可能
セゾンパール・アメリカン・ エキスプレス・カードの通常還元率は0.5%と高くはありませんが、Apple PayやGoogle Payなどで利用できる「QUICPay」に登録して買い物をすると、いつでも3.0%還元になります。
QUICPayは幅広く豊富な加盟店で利用できるため、特定の店舗よりも多くの店舗でポイントを効率よく貯めたい方におすすめです。
セゾンパール・アメリカン・ エキスプレス・カードも最短5分の「即時発行」に対応したカードなので、すぐにQUICPayで3.0%還元が受けられますよ。
年会費は実質無料(初年度無料、2年目以降は前年1回以上の利用で無料)である点にご注意ください。
dカード
4.6
年会費 | 無料 | |
---|---|---|
家族カード | 無料 | |
ETCカード年会費 | 初年度無料 2年目以降550円(税込) ※年1回以上の利用で次年度無料 | |
国際ブランド | Visa、Mastercard® | |
還元率 | 1.0% | |
申込資格 | 高校生を除く18歳以上の方 |
- d払いでポイント3重取りの最大2.5%還元が可能
- 最大10,000円のケータイ補償が付帯
- 29歳以下限定で海外・国内旅行傷害保険が付帯
ドコモが発行するdカードは、いつでも1.0%還元でdポイントが貯まり、スマホ決済「d払い」では、ポイント3重取りの最大2.5%還元が可能です。
dポイントは、幅広い加盟店やd払いでも利用できる使い勝手の良いポイントです。
ドコモ発行ならではの特典としては、dカードケータイ補償が付帯します。購入から1年以内のドコモスマホが紛失・故障した時に、最大1万円が補償されます。
さらに29歳以下の方に限り、海外旅行傷害保険と国内旅行傷害保険が付帯します。
年会費無料のクレジットカードでありながら、国内旅行傷害保険では入院・通院や手術費用も補償される手厚い内容となっていますので、旅行好きの若い方なら持っていたい1枚ですね。
au PAY カード
年会費 | 無料 | |
---|---|---|
家族カード | 無料 | |
ETCカード年会費 | 無料 発行手数料1,100円(税込)※1年以内のETC利用で返却 | |
国際ブランド | Visa、Mastercard® | |
還元率 | 1.0〜3.0% | |
申込資格 | 高校生を除く18歳以上の方 |
現在、受付停止中です
- au PAYでポイント3重取りの最大2.5%還元が可能
- au PAYマーケットで最大ポイント15%還元
- 即時利用サービスにて最短2分で利用可能
KDDIグループの会社が発行するau PAYカードでは、いつでも1.0%還元でPontaポイントが貯まり、スマホ決済「au PAY」での利用では、ポイント3重取りで最大2.5%でポイントが貯まります。
auが提供するショッピングサイト「au PAYマーケット」で利用すると6.0%以上の還元率になり、最大16.0%還元も可能です。
auユーザーは年会費が完全に無料ですが、それ以外の方は実質無料のカードなのでご注意ください。
海外旅行時におすすめのカード
海外旅行時に、旅行傷害保険の補償内容を少しでも充実させたいなら「エポスカード」を発行しましょう。
エポスカード
- 海外旅行傷害保険が自動付帯
- 最短即日発行が可能
- ポイントアップ・優待店舗が豊富
エポスカードは、年会費無料としては珍しく「自動付帯」の海外旅行傷害保険が付帯するクレジットカードです。
旅行傷害保険が自動付帯の場合、死亡・後遺障害以外の補償金額を上乗せできるので、エポスカードを持っているだけで別のカードの補償に「障害治療」最高200万円、「疾病治療」最高270万円の上乗せが可能です。
ネットからの申し込み後、マルイのカードカウンターで当日受取が可能なので、旅行前にマルイでの買い物のついでに受け取ることができます。海外旅行前には作っておきたいですね。
全国10,000店舗以上の加盟店がある「エポトクプラザ」にて、ポイントアップをはじめとした優待が受けられます。
また、マルイの大型セール「マルコとマルオの7日間」では10%オフ特典あり、マルイユーザーにもおすすめのカードです。
- エポスカードの優待特典
学生におすすめのカード
学生の方に特化したカードなら、年会費無料の優遇はもちろん、有料カードレベルの特典が受けられます。
ANA JCBカード(学生用)
- 在学中は年会費・マイル移行手数料無料
- 入会・継続・学校卒業時にボーナスマイルプレゼント
- 学生限定カードで作りやすい
ANA JCBカード(学生用)は、在学中は年会費(税込2,200円)・マイル移行手数料(税込5,500円)が無料になります。カードコスト0円でANAマイルを1.0%還元で貯められますよ。
一般カード同様、カード入会時やカード更新時にはボーナスマイルがもらえ、さらに学校卒業時に一般カードへ切り替えるとボーナスマイルがもらえます。
学生限定カードのため、審査基準も当然厳しくありません。ANAマイルを貯めたい学生の方であれば、ANA JCBカード(学生用)を申し込みましょう。
Suicaユーザーにおすすめのカード
通勤・通学に「Suica」を利用している方には、Suicaチャージでお得なクレジットカードがおすすめです。
ビックカメラSuicaカード
年会費 | 初年度 | 無料 |
---|---|---|
2年目〜 | 524円(税込)※年1回以上の利用で翌年度無料 | |
家族カード | - | |
ETCカード年会費 | 524円(税込) | |
国際ブランド | Visa、JCB | |
還元率 | 0.5〜11.5% | |
申込資格 | 高校生を除く18歳以上の方 |
現在、受付停止中です
- いつでもポイント2重取りの1%還元
- Suicaチャージで1.5%還元
- ビックカメラで最大11.5%還元
ビックカメラSuicaカードは、いつでも「ビックポイント」「JREポイント」がそれぞれ0.5%ずつ、合計1.0%還元で貯まります。
Suicaのチャージおよびオートチャージに利用すると、JREポイントが1.5%還元されます。通勤や通学でSuicaを利用する機会が多いのなら、Suicaチャージ専用カードとしてもおすすめです。
そのほかSuicaはビックカメラでも利用可能で、ビックカメラではSuica支払いで10.0%の還元を受けられるため、チャージの1.5%分を合わせて合計11.5%還元でポイントが貯まります。
ビックポイントはJREポイントに交換可能で、さらにJREポイントはSuicaにチャージできるので、Suicaユーザーならポイントを無駄なく利用できますね。
サブカードにおすすめのカード
メインカードはすでに持っていて、年会費無料のサブカードを探している方には誕生日特典のある「ライフカード」がおすすめです。
ライフカード
- 入会後1年間は0.75%還元
- 誕生月はポイント3倍
- ネット通販でポイントアップ
ライフカードは通常還元率は0.5%ですが、入会から1年間は1.5倍の0.75%還元になります。
それでも1.0%には届かないため、メインカードとしては力不足感がありますが、誕生月は3倍の1.5%還元になるため、1ヶ月間は超高還元カードとして活躍します。
さらに、楽天市場をはじめとしたネットショッピングでポイントアップが可能なので、誕生月のポイント3倍と組み合わせることで、さらなるポイントアップが可能になります。
誕生月やネットショッピングといったピンポイントでのサブカードとしてライフカードは重宝しますよ。
審査に不安な方におすすめのカード
クレジットカードには、たとえ年会費無料であっても「審査」は必ずあります。
カードの審査に落ちてしまうと、他のカードの申し込みにも躊躇してしまいますよね。そんなクレジットカードの審査に不安を抱える方におすすめのカードがあります。
ACマスターカード
- 消費者金融独自の審査基準で作りやすい
- 3秒診断で発行可能か診断可能
- 最短即日発行が可能
ACマスターカードは消費者金融大手の「アコム」が発行するカードで、独自の審査基準を設けているため、他のカードで審査落ちした方でも、審査通過の可能性があります。
また、公式サイトで「3秒診断」を用意しており、年齢・年収・カードローン他者借入状況の3項目を入力するだけで、申し込み前に発行可能かどうかの目安が分かります。
審査時間も最短20分と短く、全国の自動契約機(むじんくん)での最短即日発行も可能です。
クレカの審査に自信がない方、一刻も早くクレジットカードが利用したい方に、ACマスターカードはおすすめのカードです。
- ACマスターカードの審査基準
年会費無料の法人カード
個人向けカードほど多くはありませんが、法人カードでも年会費無料のカードはあります。
まずは年会費無料のカードを試してみて、足りない部分があれば、それに応えてくれる法人カードに切り替える、という使い方がおすすめです。
NTTファイナンスBizカード レギュラー
現在、受付停止中です
- 追加カードも年会費無料
- 経費支払いでいつでも1%還元
- ネット通販でもお得
NTTファイナンスBizカード レギュラーは、本カードだけでなく、社員用の追加カードも年会費無料の珍しい法人カードです。
利用額が高額になりがちな法人カードでは0.5%還元を超えるものは稀ですが、NTTファイナンスBizカード レギュラーは年会費無料でありながら驚異の1.0%還元。
ポイントアップモール「倍増TOWN」を利用すれば、楽天市場やYahoo!ショッピングをはじめとしてネットショップサイトで、さらにポイントアップが受けられます。
法人カードとしての使い勝手にも優れていながら、個人向けカードのようにポイントが貯まりやすいクレジットカードです。
ただし、ETCカードは1枚550円(税込)の年会費がかかるので、ETCカードの利用予定がある場合にはご注意ください。
ライフカードビジネスライトプラス
- ETCカードも年会費無料
- 決算書不要で開業1年目でも申込可能
- 最短3営業日発行
ライフカードビジネスライトプラスは本カードのほか、社員用追加カード(3枚まで)とETCカード(1枚のみ)が年会費無料です。
営業規模によっては、こちらのカードの方が年会費をかけずにすみますね。
申し込み時に決算書や登記簿が必要なく、本人確認書類のみで申し込みできるため、開業1年目の法人や個人事業主およびフリーランスでも作りやすい法人カードです。
最短3営業日でカード発行が可能で、一般的な法人カードは発行までに2〜3週間程度かかるので、早く法人カードを手に入れたい方にもおすすめです。
年会費無料のクレジットカードの選び方
年会費無料のクレジットカードを選ぶ際には、以下の3つの点に注意しましょう。
- 年会費無料の条件
- ポイントの還元率
- ポイントの使い道
最低でもこれらを確認しておけば、申し込み後に「思っていたものと違った」という後悔を減らせますよ。
年会費無料の条件
クレジットカードの年会費無料には、「永年無料」と「実質無料」の2つがあります。
永年無料は無条件で年会費が無料なのに対し、実質無料は無料となる条件設定があるものです。
とはいえ、実質無料であっても「初年度無料、2年目以降は1回以上のカード利用で無料」といった簡単な条件が多く、継続的な利用があるクレジットカードであれば大きな問題にはならないでしょう。
ただし、引っ越しをはじめ環境の変化によって利用機会がなくなり、すっかり忘れているうちに年会費が発生してしまうケースがあります。
そうならないように年会費が実質無料のカードは無料になる条件を把握しておき、利用機会がなくなった時には即解約できるようにしておきましょう。
また、本カードだけでなく家族カードやETCカードといった追加カードに関しても、年会費(ETCカードは発行手数料も)の無料の条件はしっかりと確認しておくのが吉ですよ。
ポイントの還元率
年会費無料のクレジットカードでは、ポイント還元率は通常0.5%か1.0%です。1.0%を超えるカードはほとんどなく、1.2%のリクルートカードは貴重な存在です。
還元率が0.5%と1.0%では、ポイントの貯まりやさが単純に2倍分違うため、メインカードとして様々な用途に長く利用するのであれば、1.0%還元のカードを選びましょう。
また、クレジットカードには特定の店舗やサービスでポイントアップする特典が付いたものも多いので、よく利用する店舗・サービスと合致しているかを確認しておくのも忘れてはいけません。
クレジットカードによっては、年間や月間の利用額に応じてポイント還元特典があるカードもありますので、メインカードとして利用すれば達成しやすいですよ。
ポイントの使い道
クレジットカードの利用で貯まるポイントは、共通ポイントが貯まるカードもあれば、カード独自のポイントが貯まるものもありさまざまです。
気をつけたいのはポイントの使い道で、いくら高還元のクレジットカードでも、ポイントの使い道が限定的で使いこなせないようでは意味がありません。
貯まったポイントが何に利用できるのか、何に交換できるのかを確認すると同時に、交換率もチェックしましょう。交換率が著しく下がるようではおすすめの交換先とは言えません。
電子マネーやスマホ決済の残高にチャージできるポイントは、使い勝手がよく、有効期限が切れるという心配もないでしょう。また、マイルに交換できるポイントもありますので、旅行に利用することもできますよ。
- メインカード・サブカードの選び方
年会費無料のクレジットカードの注意点
年会費が無料だからといっても、クレジットカードを作る際には注意すべき点があります。特に以下の点にはご注意ください。
- リボ専用カードに注意
- カードの持ちすぎに注意
- カードデスクにはなかなか連絡がつながらない
リボ専用カードに注意
年会費無料で還元率が1.0%を超える場合、そのカードが「リボ払い専用カード」かどうか確認してください。
リボ払いとは、毎月の支払い額が一定になり、月々の支払い負担が軽くなりますが、その分のリボ手数料が発生するため、結果的に負担額が膨大に増える可能性があります。
結果として、「気づいたときにはリボ手数料が大きく膨らみ、支払いようがない」など、取り返しのつかない状況に陥りかねないため、おすすめはできません。
今回紹介してきたクレジットカードは、すべてリボ払い専用カードではありません。ただし、リボ払い専用カードでなくてもリボ払いは可能なため、できれば利用しないようにしましょう。
クレジットカードによっては、入会キャンペーンの獲得条件に「リボ払いの利用・登録」が含まれているケースもあります。入会キャンペーンにつられて、安易にリボ払いを利用することは避けましょう。
- リボ払いのメリット・デメリット
カードの持ちすぎに注意
年会費無料のクレジットカードとなると「いくつ保有してもコストは0円だから、お得そうなものはすべて申し込んでしまおう」と考える方もいるかもしれません。
しかし手当たり次第にカードを申し込んでいると、カード発行会社は他社分も申込状況を確認できるため、「多重申し込み=お金に困っている人」と判断されて、審査落ちの可能性を高めることになりかねません。
作りたいクレジットカードが複数枚ある場合には、数か月(可能なら半年)の期間を空けて申し込むのがベストです。
また、すでに保有しているクレジットカードであっても、その数によっては審査に影響することがあります。利用機会のなくなったカードがある場合には、解約を検討してみてください。
- クレジットカードの多重申し込み
カードデスクには繋がりにくい
年会費無料のカードデスクは利用者が多いこともあり、曜日や時間帯によってはなかなかつながらない場合が多いです。
一方、年会費有料やゴールドカード以上のカードであれば、専用のカードデスクが用意されていますので、一般のカードデスクよりもつながりやすいほか、手厚いサポートを受けやすくなっています。
サポート面での充実を求める方にとっては、年会費無料のクレジットカードだと物足りなさや不満を覚えるかもしれません。
年会費無料のクレジットカードはニーズに合致したものを選ぶのが最適!
クレジットカードは、特定条件下においてのポイントアップや特典が多く、普段よく利用するお店や利用方法に合わせて選ぶことが大切です。
- 年会費無料の条件を確認する
- ポイントの還元率・ポイントアップが高いものを選ぶ
- ポイントの使い道を事前に把握しておく
以上のような点に注意すれば、年会費無料のカードでもメリットを最大限に活かし、デメリットを軽減することができるでしょう。
今一度、自分の生活を振り返って、あなたにぴったりのカードを選んでみてください。